ビットコインに需給アンバランス?嵐の前の静けさか 【仮想通貨相場分析】

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ビットコインに需給アンバランス?嵐の前の静けさか 【仮想通貨相場分析】

 

著者 クラーケン・インテリジェンス

クラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)は、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を目指している。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、毎日の相場分析メモであるOTC Dailyや月間レポートなどで、最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。

ビットコインと主要アルトコインは反発し、昨日のマイナス分をほぼ全て取り戻した。とりわけブームがひと段落していたNFT関連が10%以上の上昇。また、XRPを未登録の証券として販売したとしてSECから訴訟を受けているリップルが、プライベートなEメールのやりとりを一部非公開にすることでSECと合意したことなどを好感して、XRPは10%以上も上昇。過去1週間では77%のプラスを記録した。

ただ、仮想通貨市場全体にボラティリティが戻ってきているわけではない。ビットコインの現在のボラティリティ(年率換算)は、2020年11月25日以降で最低の水準となっており、2021年2月8日に記録した今年最高の116%を大きく下回っている。

(出典:Kraken Intelligence OTC Daily 「ボラティリティ(年率換算)」)

一方、世界の仮想通貨取引所が保有するビットコインは減少を続けており、3年ぶりの低水準である12.54%だ。

(出典:Kraken Intelligence OTC Daily 「ビットコインと取引所のビットコイン保有量」)

新たなプレイヤーが仮想通貨市場に参戦してビットコインを購入し、取引所からビットコインを出してコールド(オフラインの)ストレージに保管するーーー。この流れが続けば、法定通貨に交換できるビットコインの供給が需要に追い付かなくなる可能性がある。需要と供給のアンバランスな状態を解消する方向に力が働く時、再びボラティリティは高まるだろう。

ここ数日間、ビットコインの価格には大きな変化はない。一方で取引所が保有するビットコインは約3日間で最大0.6%も減少。これは前例がない規模のマイナス幅だ。
確かに今ビットコインは静かだが、そう遅くないうちに大きな値動きがあるかもしれない。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。


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