こりゃたまらん。 堀貴秀監督によるストップモーションアニメ『JUNK HEAD』不気味でかわいい“地底生物マリガン”を一挙紹介[ホラー通信]

不気味で、ユニークで、キュートなものが大好きなアナタにオススメ。

SFストップモーションアニメ『JUNK HEAD ジャンク・ヘッド』が、3月26日(金)より全国順次公開。本作に登場する“地底生物マリガン”を、たっぷりの写真とともにご紹介する。

本作は、堀貴秀監督が独学で7年かけて製作したという驚異のアニメ。独創的な世界観とキャラクター、コマ撮りであることを忘れてしまうほどのなめらかな動きと迫力のアクションが見どころで、本作のイマジネーションと緻密な仕事ぶりは、ギレルモ・デル・トロ監督からも称賛されている。

マリガンは、人類によって労働力として創造された人工生命体。自我に目覚め、人間のいない地下世界で独自の生態系を築いてきた。変異種の誕生によって、ずいぶんな種類のマリガンが生まれているようである。どこか人間のようなマリガンから、モンスターのようなマリガンまで……。そんな個性豊かな彼らの姿を見ていこう。

地底生物マリガンたち[写真:16枚]

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流木めいたルックスが素敵な「生命の木」。マリガンは生殖能力がなく、この「生命の木」から生まれる。一度死ぬことで樹の形に変異し、数百のマリガン種子を実らせる。

見た目も可愛いがキャラも可愛い「3バカ兄弟」。博士によって一つのマリガン種子を3分割して作られた、頭が悪くて笑いを誘うトリオ。

博士の「ドクター・ルーチー」と、2人の助手「サトウ」「アダチ」。そしていたずらっ子なペット的存在「IQ-P」。「IQ-P」は頭しかなく、飼育バギーに乗っている。

たくましく長い腕を持つ「グローム」。腕力は強いが知能が低く、ニクめない。

針のように尖った足の「スパイク」は、コワめな正面の姿からは想像もつかないほどお尻が可愛い、ギャップ萌えな生物。

短い足でよちよち歩く姿がキュートな小動物「ドラゴンクリッター」

壁に巣穴をつくり、触手を張り巡らせて獲物を待ちかまえる「デスワーム」。捕食シーンがこわい。

暗闇にいる、色んなかたちの異形種たち。いつも飢えているが狂暴性は無く、なんか可愛い。

バルブ村のマリガンたち。背が高いのは職長「ペリオット」。背の低い部下「ポルチーノ」は職長におべっかばかり使っている。

バルブ村の女衆「マルギータ」は筋肉強化女型マリガン。ムキムキでセクシー、そして鎖骨がきれい。

バルブ村の子供たち。思いっきり中指を立てているあたりからも分かる通り、ハイパーやんちゃ。

高級食材クノコを育てて販売している「ピルツィーノ」さん。吊るされているルックスが物々しいが、しゃべると気さくな感じ。

関西弁を話す詐欺師「トゥリーキー」。高級食材クノコを見て奪おうとする嫌なヤツ。だが、もちもちほっぺが可愛い。

仲良し三人組の、老マリガン。何の意味も無く座り込んでいる。老後はこうありたいものです。

「生命の木」として生まれた女の子「ニコ」と、彼女と一緒に育った異形種の「ホクロ」。でこぼこコンビぶりが可愛い。

出生不明な異形生物「トリムティ」。デカくて怖くてヤバい奴。その全容は本編で。

お好みのマリガンはいたかな? たっぷりご紹介したけれど、本編にはこれ以外のマリガンも……? 堀監督が作り上げた地下世界を冒険するつもりで、映画をお楽しみあれ。

『JUNK HEAD ジャンク・ヘッド』
3月26日(金) アップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺他 全国順次公開

監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽:堀貴秀
音楽:近藤芳樹/制作:やみけん
配給:ギャガ/製作:MAGNET
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN

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レイナス

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