カーディ・B「ボーダック・イエロー」がダイアモンド認定、女性ラッパーによる楽曲としては史上初

カーディ・Bによるメジャー・デビュー曲「ボーダック・イエロー」の、全米セールスとストリーミングのイクィヴァレント(等価)・ユニットの合計が1,000万を突破し、アメリカレコード協会(RIAA)によりダイアモンド認定された。
カーディがこの偉業を達成したのは、現地時間で今週月曜日の2021年3月8日で、RIAAによると、女性ラッパーによるシングルがダイアモンド認定されるのは史上初とのことだ。RIAAが決める楽曲の1ユニットは、1ダウンロード、または150回オンデマンド・オーディオおよび/またはビデオ・ストリーミングで再生されたことを意味する。
RIAAの公式サイトによると、昨年カーディがメーガン・ザ・スタリオンとタッグを組んだ「WAP」は、3月3日の時点で5xプラチナ認定されており、ダイアモンド認定まであと半分となっている。
カーディは、自身のSNSに投稿した動画で、長いリハーサルを終え、疲れた足で向かった先のレストランで、所属レーベルの<アトランティック・レコーズ>が、認定の盾をサプライズで渡してくれたと振り返っている。「みんなに心からありがとうと言いたい。なぜなら、これはあなたたちのおかげだからです」とファンへの感謝の言葉を述べた彼女は、「みんなのおかげで素晴らしい一日になったし、私の気分を本当に高めてくれたよ」と嬉しそうに話している。
この歴史的な記録に対して、2015年にリリースした「No Flockin」が、「ボーダック・イエロー」のインスピレーションとなったコダック・ブラック、カーディと「No Limit」でコラボしたGイージー、リル・ヨッティ、シティ・ガールズのJTなど多くのミュージシャン仲間がSNSで反応している。
2017年10月に「ボーダック・イエロー」が、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位を獲得した際、カーディは約20年ぶりの快挙を成し遂げていた。当時女性ラッパーによるソロ曲が同チャートで首位を獲得するのは、1998年11月14日にローリン・ヒルの「Doo Wop (That Thing)」が首位デビューして以来初めてだった。
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