「どっちも最強じゃねぇか!」「怒らせるより面倒」 賞金首殺し屋&少女のマンガが意外すぎるストーリーで話題に

『オヤジが美少女になってた話』(アクションコミックス)の赤信号わたるさん(@GoAkashin)が、Twitterにマンガ『悪と純粋』の第一話となる『悪党と純粋な子』を発表。賞金首の殺し屋のグインと少女のサンが旅をしているところ襲われるというストーリーなのですが、「どっちも最強じゃねぇか!」「手がかかりすぎる」といった反応が多数集まっています。

「訳あってガキと二人旅をしている」というグイン。それを待ち受けるならず者たちが「挑んで生きて帰った者はいない伝説の殺し屋グイン」「だが…」「くく…弱点が丸わかりだぜ。ガキを人質にするぞ」「おお!」と襲いますが……。

転がされたならず者たちの中、「俺がいいっていうまで目ぇあけんなよ?」「うん」「てめぇはこんな世界見る必要ねぇんだよ」「はーい」と話すふたり。少女が殺意剥き出しの笑顔で銃を手にして、グイン(?)がしゃがんで目を押さえています。「ま…まさかお前がグイン?」と少女に聞く襲撃者に、「おお。ある組織の研究でガキと体が入れ替わっちまってなァ。元に戻る情報を得るためにテメェらみたいなのを誘き寄せてンだよ」といいます。

「そこまでだ」という声がして、「銃を捨てろ!さもなきゃこいつの頭ぶっ飛ばすぞ」と脅す襲撃者のひとりに「バっ!何してやがる!やめろ!」と慌てるグイン。「へへ、誰がやめるか」と言うのに構わず、「やめろサン!いい子いい子」とあやすような声に。「そいつの精神は子供だが、体は元々俺の最強の肉体なんだ!一度ぐずりだすと…」と話します。だが、時すでに遅し……。

手の付けられない無敵の暴れん坊と化して「わあああああ」と襲撃者をふっ飛ばしたサン。「やっろぉぉぉぉ」とグイン、「どうだ、アメちゃんだコラ!いないいないバァをくらいやがれぇ!」と必死にあやし、なんとか元に戻すことに成功。撃退した時よりも明らかに疲労して「大人しくしてろよ…」「うん!」と飴を舐めるサンを見て、「俺の名はグイン。職業・殺し屋(あやめるしごと)。そして子守り(あやすしごと)」というのでした。

赤信号さんによると、「もともと映画などでたまにある悪党と純粋な子供の組み合わせが好きだったのですが、せっかくなのでそこにもう一捻り加えてみようと思い、このような形になりました」というこのマンガ。グイン=サンは以前に描いた中二病的なキャラデザが元になっているといいます。「親父→美少女の次は、殺し屋→美少女ですか……」「怒らせるより面倒」といった声が集まっていたことについては、「続きが気になるという反応がいただけてとても嬉しいです。数話分は既に作成済みなので今後も楽しみにしていただければと思います」と語ってくれました。

今後の展開について「育児やバトル、入れ替わりコメディ等複数の要素がある話なので膨らませがいのある話になると思います。なぜ二人がこうなってしまったのかもそのうち描きたいです」と話す赤信号さん。また、『オヤジが美少女になってた話』の第3巻は2021年5月12日に刊行予定。トリッキーな設定とストーリーに定評があるだけに、どちらも追っておきたいところです。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/GoAkashin [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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