ASICSと建築家 隈研吾のコラボレーションによるランニングシューズ第二弾、 サンドベージュカラーの「METARIDE AMU」
アシックスジャパンは、日本を代表する建築家の隈研吾とコラボレーションしたランニングシューズの第二弾として、サンドベージュカラーの「METARIDE AMU(メタライド アム)」を3月12日にアシックスオンラインストアで発売。税込価格は39,600円(税込)。
METARIDE AMUは、環境に配慮した優しい建築を目指す隈研吾のアイデアが随所につまったスペシャルシューズで、2019年12月に誕生した。アッパー(甲被)は、日本の伝統的な竹細工技法「やたら編み」から着想を得た、テープ状の素材が複雑に交差した独自のデザインを採用。テープの位置や形状は、足を覆うニット素材とあいまってランニング時の足をやわらかくしっかりホールドするよう設計している。先進的な機能を兼ねた独創的なデザインが話題となり、“動く建築”、“最小の建築”と評されている。
今回のサンドベージュカラーは、隈研吾が人生で最も影響を受けた“サハラ砂漠での原体験”をイメージ。同系色を扱いながら、シューズの各部で微妙な色の差異をつけることで、木や砂で形作られるアフリカの自然の風景に近づけた。都会的なものから抜け出した最初の体験で、現在でも創造の最大の原動力という、大学院時代のサハラ砂漠調査旅行で感じ取ったエッセンスを盛り込んでいる。
靴底は「METARIDE」同様、前部にカーブを設け、走行時のエネルギー消費を抑えながら効率的に足を前に運ぶ機能構造とした。着地時のやわらかな感覚とともに、足がスムーズに回転するような、快適な足運びが体感できる。ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)は、軽量で高強度の木材由来のセルロースナノファイバー(CNF)を採用し無着色のまま成型している。
アッパーは、靴ひもの締め具合をワンタッチで調節できるシューレースストッパーを新たに採用した。足を覆うニット素材にはリサイクルポリエステルを用いている。かかと部には、優しい風合いと色味をもった和紙糸で織り込んだヒールテープを採用し、アクセントを付けている。
「世界中を飛び回っていた生活が突然ガラリと変わった。色々な場所から声がかかり、その場所に出向いて敷地を見たり、その土地の人たちとディスカッションを重ねて建築を作るという僕にとっての日常が今はとても遠くに感じる。再び世界を旅する事に思いを馳せながら、自分の旅の原体験として思い出すのは大学院時代に行ったサハラ砂漠だ。視界いっぱいに広がる砂丘の向こうにある風景を思いながら走った。」隈研吾コメント
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/running/metaride/amu
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