渋谷PARCOにて、自律移動型警備ロボット巡回中!

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さまざまなテクノロジーを活用し、次世代の体験を提供する渋谷PARCOに、自律移動型警備ロボットが登場。2021年2月1日~2月28日の期間、渋谷PARCOの5Fにて警備業務にあたっている。

多機能なセキュリティロボット

今回導入された警備ロボットはSEQUENCE社の「SQ-2 SECURITY ROBOT」。同館の混雑時は所定の場所にて立ったまま監視を行い、そのほかの時間帯にはフロア内を巡回するという。

ロボット全高1,300mmの存在感のある本体には、周囲の状況を高解像度で捉えるカメラや、3方向につけられた魚眼レンズで常時360度を撮影するカメラ、自己位置推定と3Dマップ作成を行う3D LiDAR、警備員室とつながるマイク・スピーカーなどを搭載。バッテリー残量に応じて自動で充電ステーションに帰還し充電・再始動するのもポイントだ。

同ロボット導入は、高度な警備業務の実現とともに、高効率化・省人化にも期待されているようだ。

店舗や展示にもテクノロジーを活用

渋谷PARCOはこれまでもさまざまなテクノロジーを活用してきた。

例えば、店頭販売にくわえ大型ディスプレイ・タブレットと来店客のスマートフォンをつなげて選択肢を広げるオムニチャネル型の売場「PARCO CUBE」がそのひとつ。ここでは、実際に試したうえで購入したいアイテムをPARCO ONLINE STOREで購入して手ぶらで帰ることや、在庫がない商品のオンライン購入などが可能だ。

また、XRコンテンツを展示する「SHIBUYA XR SHOWCASE」も次世代の体験を提供してくれる。開業1周年を迎えた2020年11月には、デジタルアートの祭典「SHIBUYA XR SHOWCASE ART MONTH」を開催。

ここでは、株式会社パルコ、株式会社Psychic VR Lab、株式会社ロフトワークの共同プロジェクト「NEW VIEW」が開催するxRコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS」の受賞作品などを展示。5F吹抜けを活用した大型のインスタレーション作品をVRグラスや「STYLY」をインストールした自身のスマートフォンで鑑賞することができた。

「NEW VIEW」つながりで言えば、渋谷PARCO店内を巡りAR作品を鑑賞する「NEWVIEW WORKS 2020 EXIHIBITION」もユニークな取り組みのひとつ。店内数十ヶ所に設置されたARマーカーを「STYLY」でスキャンすると作品が見られるというものだ。

このように、最新テクノロジーで新たな体験を創出する渋谷PARCOに今後も注目したい。

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