「天才」「かわいすぎる」 愛車ハスラーのオリジナル『モルカー』ぬいぐるみを作った人が現れて絶賛の声

2021年1月5日よりテレビ東京系で放送されているパペットアニメ『PUI PUI モルカー』。モルモットが車になった世界で、モルカーたちがさまざまなトラブルに見舞われますが、その愛らしさにハマる人が続出。YouTubeの見逃し配信があり、Amazonプライムなどでも視聴可能なこともあり、ネットでも話題となっています。

Twitterでは、すでにさまざまなモルカーたちのファンアートやお菓子を作る人を見ることができますが、ついに自分の愛車をモチーフにオリジナルのモルカーのぬいぐるみを作った人が現れました。

かそさん(@coffee82197480)のスズキ・ハスラーのモルカーぬいぐるみは、ぎゅっと押すと口が開くようになっていて、いろいろな表情を見せてくれます。黒い鼻だけでなく、ハスラーの車高に合わせてタイヤが大きめなのもチャームポイントといえるのではないでしょうか。

ぬいぐるみを作った理由について、「かわいい車をかわいいモルカーにできたらすごくかわいいだろうな、と思ったのがきっかけです」というかそさんは、「原型のハスラーの時点で、コロンとしたフォルムや丸い目、ポップな雰囲気がすでにモルカーっぽいのでこの発想に至ったのだと思います」と話します。

制作の過程をTwitterで公開しているかそさんに、より詳しい材料や作り方を聞いたところ、次のように説明してくれました。

「ティッシュやキッチンペーパーを丸めた土台に紙粘土を付けてベースを作り、それにラップ(ガムテープのくっつき防止)を巻いた後に小さく切ったガムテープを隙間無く貼り付け、張り子のようなものを作ります。毛の流れを意識しながらそれを切り開いたものが型紙のベースとなります。

ベースの型紙をそのまま本番用にすると絶対にズレが発生するので、一度不織布に写して生地の過不足や立体感、細部の調整を行ないながら組み立て、出来上がった不織布ぬいぐるみを再度切り開いたものを型紙にしてます。

生地はグッズプロさんの『ソフトボア生地』を使用しました。一般的に流通しているぬいぐるみによく使用されている生地ですので、それっぽい仕上がりになったのだと思います。公開している作り方ではかっこつけてミシンを駆使している風になっていますが、実際は手縫いの箇所がかなり多いです。目ボタンはトーカイさんの18mmのものを使用しました。
生地と目ボタン以外は100円ショップでそろうものばかりなので、気合いと狂気があればわりとどうにかなります」

自身もモルモットのこはるさんとれんくんを飼っていたことがあり、「ずっと忘れない私を構成する一部!」と語るかそさん。「モルモットは基本的にとても臆病なのですが、人を疑うことを知らない健気でとてもやさしい生き物です。厚い唇、こぼれ落ちそうな目、しっぽのないまるいお尻、くいしんぼうで一生懸命なモルモットの“良さ”がモルカーにはしっかりと詰め込まれています」と話し、「モルモットと車という完全に異質な組合わせの中でデフォルメしすぎずそれらの良さを出せるのは、監督さんやスタッフの皆様のモルモット愛があるからだと思いますし、声優として活躍しているモルちゃんがとても可愛がられているのが伝わってきてグッときます」と『モルカー』についても絶賛していました。

「天才だ!」「かわいすぎる」「愛車のpuipui化いいかも!」といった声が続出していたこのオリジナルモルカーぬいぐるみ。かそさんは「こんなにたくさんの人に見てもらえると思っていなかったのでとても嬉しいです。途中でくじけないように投稿していた制作過程ツイートにも反応していただいており、記録していて良かったなと思うと共に、“モルチャンモルチャン”としか言わないぬいぐるみ作りを見守ってくれていたやさしいフォロワーありがとう……となっています」とメッセージを寄せてくれました。

モルモットの鳴き声が「PUI PUI」だという理解が深まることにもなった『モルカー』。かそさんのように、自分だけの『モルカー』をイメージして作ってみるという人が、今後増えるのではないでしょうか。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/coffee82197480 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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