加熱式たばこ「lil HYBRID(リル ハイブリッド)」全国発売へ 先行販売していた宮城・福岡のユーザーの反響は?

IQOSを展開するフィリップ モリス ジャパン(PMJ)は、2月15日(月)より、KT&G製の煙の出ない加熱式たばこ機器「lil HYBRID(リル ハイブリッド)introduced by IQOS」の販売エリアを全国に拡大すると発表した。

昨年10月26日より宮城県と福岡県エリアのみで発売されたリル ハイブリッドは、専用たばこスティック「MIIX(ミックス)」とカートリッジのリキッドを組み合わせたハイブリッドの味わいが特徴。

PMJ コミュニケーションズ マネージャー 長谷川靖氏によると、両県のユーザーからは「たばこスティックとリキッド両方を使うのが新しい」「吸いごたえのある味わいがとても好き」など、IQOSとは異なる新たなテクノロジーと味わいに対する好意的意見が寄せられたそうだ。

リル ハイブリッドはフル充電で20本、一度に3本まで連続使用が可能。アイコンの表示によって使える回数やリキッドの残量が一目で分かるステータスディスプレイを採用している。また、定期的なクリーニングなしで楽しめる点を評価する声も多いという。

デバイスのカラーはプリズム・ホワイト、マット・ブラック、メタリック・ブロンズ、コバルト・ブルーの4色展開で、希望小売価格は6980円(税込み)。

専用たばこスティックは、スムースな吸いごたえの「レギュラー」、クーリングな爽快感の「アイス」、フルーティな味わいの「ミックス」の3銘柄で、いずれも20本入り500円(税込み)。

リキッドのカートリッジはフレーバー共通で60円(税込み)。1個のカートリッジで専用たばこスティック1箱分(20本分)の目安となっている。

長谷川氏は、「専用たばこスティックとリキッドを分けて販売していることに戸惑われる方もゼロではありませんでしたが、製品の認知度がより高まり、受け入れられるに従って定着していくと考えています。(セットで購入すると)マールボロ ヒートスティック製品と同程度の価格帯にはなりますが、リキッドによるベイパーで新しい味わいや満足感を体験できると評価をいただいているので、引き続き全国のお客様の声を聞いてまいります」としている。

また、「2020年の第四四半期の日本のたばこ市場において、IQOS専用たばこスティックのシェアは20.0%(※)となります。同四半期の日本のたばこ市場において、加熱式たばこカテゴリー全体の販売量シェアは27%超となり、IQOSは加熱式たばこカテゴリーにおいて高いシェアを保持しています。リーディングブランドとして加熱式たばこ全体をけん引していくため、煙の出ない製品のポートフォリオを補完することで、紙巻たばこから加熱式たばこへの切替えを促進していきたいと考えています」と、韓国の大手たばこ企業KT&Gとのグローバルな協働に関する合意、および全国販売に至った背景を説明。実際に、リル ハイブリッドの購入者のなかには、IQOSの味わいに満足できずに離れていた層も含まれていたという。

(※シガリロ製品を含む日本のたばこ市場において、出荷時の在庫移動の影響を勘案した数値。調整前の数値は、22.1%)

オンラインで話を聞いたこの日は、“リモートメディアキャラバン”と称してキャンペーンレディの結城みいさんも同席。

「カラーバリエーションがスタイリッシュで華やか。バレンタインデーも近いので、相手を思いやる日に贈る、成人喫煙者向けのプレゼントにぴったりだと思います。そして、紙巻たばこから加熱式たばこへの切替えを考えている人、満足できる味わいに出会えていない人には、自分へのご褒美に新しい一服を体験してもらえれば」とPRした。

リル ハイブリッドは、2月15日(月)から全国のIQOSストア、IQOSショップ(ヤマダ電機一部店舗)、IQOSコーナー(ドン・キホーテ系列一部店舗、島忠ホームズ葛西店)にて、2月19日(金)からはコンビニエンスストアを含む一部の鉄道コンビニエンスストア、一部のたばこ取扱店にて販売を開始。将来的にはオンラインでの販売も検討しているという。

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よしだたつき

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PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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