ポッドキャストユーザーは情報感度が高い? 国内利用実態調査の結果が公開

最近、身の回りでも耳にすることが増えてきた「ポッドキャスト」。株式会社オトナルおよび、株式会社朝日新聞社は、ポッドキャストの国内利用実態調査の概要を公開した。
インターネットラジオのひとつであるポッドキャストは、近年英語圏などを中心にリスナーが急増している音声メディアだ。米国で毎月ポッドキャストを聴くユーザーは人口の37%*を超えており、広告市場も昨年800億円を超える勢いがあるなど**、急速に成長しているという。
国内ユーザーは1100万人を超える
一方、国内でのポッドキャストの利用状況はどうなのだろうか。両社は、20歳から69歳の男女10,000人を対象に、2020年12月4日〜12月5日に調査を行った。
ポッドキャストを1ヶ月に1回以上聴くユーザーは14.2%。ここから、国内ポッドキャストユーザーは約1123万人にのぼると推測される。



ユーザーは情報感度が高い
興味深いのは、「少しでも興味があることは自分で積極的に調べる方だ」、「何かを調べるときは、複数の記事や情報を比較している」、「SNSなどの情報について、事実を述べているのか、私見なのかを判断するよう心がけている」などの質問に対しての回答だ。ポッドキャストユーザーは全ての質問に対して、非ユーザーより高い比率で「当てはまる」と回答。ここから、ポッドキャストユーザーの情報感度の高さが伺える。


*Edison Research「the infinite dial 2020」より
**eMarketer「US Digital Audio Ad Spending 2020」より
PR TIMES(1)(2)

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