アグレマン撤回も浮上 動かない文在寅大統領、業煮やした菅政権の「報復」
戦後最悪と言われる日韓関係の亀裂は深まる一方だ。元徴用工問題に加え、日本政府に賠償を命じた元慰安婦訴訟に菅政権は態度を硬化。近く着任する姜昌一駐日韓国大使に厳しい対応を求める声が強まっている。菅首相や茂木外相らが面会を当面見送ると報じられ、大使として承認するアグレマンの撤回も浮上している。
・今すぐ読みたい→
元側近妻に実刑判決「文在寅VS検察バトル」国民そっちのけで泥沼化 https://cocokara-next.com/topic/moon-jae-in-vs-prosecution/
姜昌一氏は22日にも来日する予定。天皇陛下に信任状を奉呈すれば国内での外交活動が可能になる。産経新聞によると、韓国側の国際法違反が続いていることに伴う措置として、文在寅政権が前向きな対応などを取らない限り、菅首相や茂木外相らが面会を当面見送る方向で検討に入ったという。今月16日に帰国した前任の南官杓氏についても菅首相や茂木外相は離任の面会を受けなかった。菅政権は相星孝一次期駐韓大使の赴任を遅らせることも検討しているという。
自民党内の一部からはさらなる強硬姿勢を求める声も上がっている。
「自民党の外交部会では姜昌一駐日大使の人事について、出席議員から『日本政府によるアグレマンを見直すべきだ』と注文がつきました。つまり、アグレマンを撤回し、駐日韓国大使の着任を認めるなということ。さすがに政府が丸のみすることはないでしょうが、万が一にでも現実になればポイント・オブ・ノーリターンになりかねない」(政治部記者)
矢面に立たされた格好の姜昌一氏は産経新聞の報道を「メディアの悪ふざけ」と一蹴。20日に出演した韓国CBSラジオの番組で、「いま良いメッセージを持って行くのに会わない理由はない。日本はそんなにケチな国ではない、メディアが悪ふざけしているのだ」とどこ吹く風で、元徴用工問題について「多くの専門家、日本の専門家、韓国の専門家らから様々なアイデアが出ている。12種類以上のアイデアがあり、政府がしっかりと調べて準備している」と関係改善に自信を見せた。
一方、文在寅大統領は18日の記者会見で、慰安婦問題の最終解決をうたう2015年の日韓合意が「政府間の公式合意」だと認め、元慰安婦訴訟について「合意を土台に解決策を韓日間で協議したい」としたものの、具体案は示さなかった。いつになったら落としどころがみつかるのか。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
関連記事リンク(外部サイト)
韓国ドラッグ汚染「日本で麻薬抜いてくればいい」発言で広がる波紋
「韓国の出場権を剥奪するべき」 U18決勝戦後の愚行に怒りの声が殺到
「コロナうつ」を避けるために知っておきたい「心配」・「ストレス」・「不安」の違い ~臨床心理士からのワンポイントアドバイス~
ココロとカラダのコンディショニングマガジン『CoCoKARAnext』(ココカラnext)がお届けする総合情報サイトです。
ウェブサイト: https://cocokara-next.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。