【ツチブタ】かつてはアリクイの仲間と考えられていた、名前にブタと名前の入っているややこしい動物

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【ツチブタ】かつてはアリクイの仲間と考えられていた、名前にブタと名前の入っているややこしい動物

かつてアリクイの仲間として考えられていた動物がいます。
それがツチブタという動物です。
しかし、名前にはブタと入っているのはややこしいですね(笑)

ここでは、そんなアリクイの仲間と思われていたツチブタについて、どのような動物なのかを解説いたします。
名前から想像すると文字通り「土の豚」となりそうですが、果たしてどういう動物なのでしょうか?

「ツチブタ」とは

出典:Wikipedia(©OpenCage)

ツチブタは、ツチブタ科ツチブタ属に分類される動物です。
まずはそんなツチブタがどういう動物なのかを見ていきましょう!

 

 

「ツチブタ」の生息域

ツチブタは、アフリカの中部から南部にかけて生息しています。
より具体的には、サハラ砂漠以南となっています。

「ツチブタ」という名前

ツチブタはもともとアリクイの仲間だと考えられていました。
しかし、その名前はアリクイとは想像できないものとなっています。

ツチブタ、という名前は生息地である南アフリカ共和国に由来があります。
現地の公用語であるアフリカーンス語では、この動物を「土の豚」を意味する呼称で呼ばれていました。
そこから、英名で「Aardvark」と呼ばれるようになり、更に日本にも伝播したのだとか。

現地で「土の豚」ていたため、日本でもツチブタと呼ばれるようになったんですね。

さまざまな動物を連想させる姿をしている「ツチブタ」

ツチブタはアリクイの仲間と思われていたと前述しましたが、他にもさまざまな動物を連想させる姿をしています。

体格や鼻はブタを思わせますし、耳はウサギやロバを、尻尾はカンガルーなどと、まるで多種多様な動物をミックスさせたかのような見た目をしています。

ちなみに、鼻は体毛に覆われており、歯は退化してしまっています。

その体は、全長140cm~220cmほどで、尾長44.3cm~71cmほど、肩高では60cm~65cmほどとなっています。
体重に関しては、40kg~100kgほどとバラつきがある体格になるのだとか。

なお、体毛は淡黄灰色で頭や尾は灰白色や淡黄白色をしています。

 

 

「ツチブタ」の巣穴はアフリカの動物に欠かせない

ツチブタは多くの場合、約3mほどのトンネル状の巣穴を掘ります。
場合によっては10m規模になるものも掘ることができるのだとか。

ツチブタの行動範囲内にはこのような巣穴がいくつも作られているため、使わなくなった古い巣もたくさんあります。
アフリカには、この規模のトンネルを掘れるのはツチブタしかいません。
そのため、ツチブタの使わなくなった巣をヤマアラシやイボイノシシ、ジャッカルハイエナなど多くの生きものが再利用するのだとか。

つまり、ツチブタはまさにアフリカの一級建築士なのです!(笑)

アリクイの仲間と考えられていた「ツチブタ」

前述の通りツチブタはかつてアリクイの仲間と考えられていたそうです。
では、そもそもなぜツチブタはアリクイだと思われていたのでしょうか?

「ツチブタ」の食性

ツチブタがアリクイだと思われていた背景には、その食性が大きく関係しています。

ツチブタの食性は乾季にはアリ類、雨季にはシロアリ類を食べることがわかっており、主食がアリとなっています。
そこからアリクイの仲間だと考えられたそうです。

実際にツチブタには門歯や犬歯がないため、他の動物を狙って食べるということができません。

しかし、嗅覚や聴覚が発達しています。
この発達した期間を用い、アリを感知して探し当てることができます。
見つけたアリは、長い舌で絡めとって食べることもあれば、前足で蟻塚を破壊したり地面を掘り返したりして捕食することもあります。
この食し方もアリクイと似ています。

これらの理由から、ツチブタはアリクイの一種だと思われていたそうです。

 

 

かつては「アリクイ目」に分類されていた

実際にツチブタは食性はもちろん歯が退化していることなどの理由から、アリクイ目に分類されていました。
しかし、研究が進んだことで「実際はアリクイではないのでは」という結論に至り、現在はツチブタ科ツチブタ属に分類されています。

特に現在ではアリクイとは似た食性を持つものの、管歯目という別の項目に分類されているそうです。

ツチブタの呪い

英語学習業界では「ツチブタの呪い」という言葉を耳にすることがあります。

これは辞書の暗記を早々に放棄してしまうことを意味します。

英語の辞書を広げ、単語を暗記しようと意気込む人はそう珍しくありません。
しかし、多くの辞書の頭の方にaが重なった「Aardvark」という単語が出てきます。

これはツチブタを意味する単語です。
その単語を見た瞬間に多くの人が辞書の暗記を放棄してしまうそうです。
ほとんどの人が「こんな単語を覚えて人生に役立つことがあるのだろうか?」という疑問にぶつかるわけですね。

結果として辞書の暗記を放棄してしまうことを、英語学習界では「ツチブタの呪い」と呼んでいるのだとか。

まとめ

ツチブタはアリクイのような食性を持ちながら、ブタやウサギやロバ、カンガルーなどを合体させたような見た目をしています。
このツチブタ、かつてはアリクイの仲間と考えられていましたが、研究の結果、他の動物であることがわかっています。

もしかしたら世界にはまだまだツチブタのように分類自体が間違っている動物もたくさんいるのかもしれません。
それもまた地球という神秘がもたらしたものと言えるでしょうね!

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