【二郎グルメ】マニアが推奨するアブラが美味いラーメン二郎ランキング発表 / 3位は亀戸店!

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ラーメン二郎は国民的ラーメンと言っても過言ではない地位に君臨しており、多くの人たちがその味を絶賛している。麺の質、スープの濃さ、ヤサイの甘味、豚の旨味、あらゆる部分が絶妙なバランスで作られているラーメン二郎だが、なによりアブラの美味しさが重要なのは言うまでもない。

・ラーメン二郎を食べ続けているラーメン二郎マニア

今回は、数十年前からラーメン二郎の各店舗に通い、ラーメンを食べ続けているラーメン二郎マニア(ジロリアン)から「アブラが美味いラーメン二郎の店舗」を聞き、ランキング形式で発表したいと思う。あなたがお気に入りのラーメン二郎の店舗はランクインしているだろうか。

・アブラが美味いラーメン二郎ランキング発表

1位 ラーメン二郎 目黒店
なにより美味しいのが、液体脂と野菜の組み合わせである。塩分が加わっていないため、液体脂が旨味として昇華しておらず、スープや野菜と融合して初めて「グルタミン酸」としての本領を発揮する。そのため、野菜から溢れる甘味が脂と融合し、微量のスープとあわさってコクが強いラーメンと化す。

また、目黒店に常連のみがオーダー可能な「コラコラ」と呼ばれている伝説のトッピング方法がある。極めて絶品な脂をドッサリと盛ってもらえるのだが、盛ってもらえない場合もあるので何度か挑戦すべきかもしれない。

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2位 ラーメン二郎 めじろ台店
無料トッピングでアブラをリクエストすると、通常は純白の脂がたっぷりと盛られてくる。しかしめじろ台法政大学前店は違った。

褐色でトロットロの脂がキリマンジャロのごとくドッサリと盛られるのである。これは味付け脂で、濃厚な醤油風味のガツン系脂。そこに生卵の黄身をくわえれば、まさにアフリカの大地のごとく、灼熱のサバンナが姿を現す。

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3位 ラーメン二郎 亀戸店
ラーメンにニンニクアブラダブルと生卵を追加して注文。客を観察すると「麺半分」を注文する人多し(今回だけかもしれないが)。

着席から15分ほど経過してやってきたラーメンは、トロントロンのデュルンテュルンにとけた脂がドッサリと盛られていた。野菜はキャベツ入りだがモヤシがメイン。ニンニクはダブルにしては少なめ。

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4位 ラーメン二郎 環七一之江店
そして最高なのが、シート型の脂である。ペラペラで、箸でつまむと簡単に崩壊してしまうため、麺にからめて一緒に食べる。

クニュとした麺は半分溶解しているようなもので、脂とスープと織り成す麺の旨味が広がる。幸せとは、こういうことを言うのか。いつまでも満腹にならず、永遠に脂をからめた麺をすすっていたい衝動に駆られる。

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5位 ラーメン二郎 仙川店
豚ダブルラーメンにニンニクアブラマシを追加して注文。ヤサイマシにしなくとも野菜が多めで、ガッツリとチャーシューの塊が投入されている。

ラーメンというよりは、欧風な豚肉の煮込み料理を彷彿とさせる見た目。脂はゼリーを砕いたような形状で、やや茶褐色なのが特徴。たっぷりとチャーシューと野菜にぶっかけられており、そのカオスな投入の仕方がたまらなく食欲をそそらせる。

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6位 ラーメン二郎 新潟店
ラーメン小ぶた入りにニンニクアブラマシマシを追加して注文。今回のラーメン、一目見て息をのんだ。いや、呼吸が止まった。

まるで大理石を山から切り出したかのような、美しいチャーシューの脂の層に圧巻。その美しき流線形とグラデーションは、ミケランジェロの彫刻作品のごとく眩しい輝きを放つ。

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7位 ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店
脂と一緒にモヤシをシャリシャリと食べるたび、もやしの水分と脂がミックスされ、トリュフを食べているかのような罪作りな味(いつまでも続く終わりのない快楽)に。

煮玉子はしっかりタレが染み込んでいるにもかかわらず、塩気は控えめで、白身と黄身の美味しさを昇華させる「香ばしさ」が強く付加されている。あまりにも完成度が高い煮玉子に心震わせ、泣きながら貪る。

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8位 ラーメン二郎 会津若松駅前店
スープに浸ったチャーシューから脂が流れ、赤身がそれを包括するかのような作用をし、スープと旨味エキスを吸い込む。つまりチャーチューは、スープとともに丼に盛られた瞬間、ようやく完成型に至るのだ。

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9位 ラーメン二郎 松戸駅前店
まさに「ザ・ラーメン二郎!」といえる完璧に近いデキ。ジロリアンがイメージしている「これぞラーメン二郎」がそこにある。

ガッツリ投入された脂は野菜に染み入り、野菜と脂の甘味がスープに流れ込み、思ったより繊細な醤油とニンニクの刺激が麺に付加され、強いなかにも優しさのあるラーメンを表現している。

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10位 ラーメン二郎 三田本店
まるで火山から噴出したマグマが海水に流れ込み、岩石になったかのような、ワイルドなチャーシュー。ハムのようであり、ローストビーフのようであり、ステーキのようであり、角煮のようでもある。

このラーメンを日本列島に例えると、太平洋側にガッツリとチャーシューの岩肌が姿を現し、日本海側にコッテリとした脂が大量に積もっている。

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・あくまで美味しいアブラをランキング化

今回は、あくまで美味しいアブラをランキング化したものであり、総合的な美味しさをランキング化したものではない。もしあなたがラーメン二郎のアブラが大好きならば、今回のランキングを参考にして出向いてみると良いかもしれない。

・新たなラーメン二郎ワールドを知ることができる

ちなみに「アマチュアのラーメン二郎マニアが選んだ旨いラーメン二郎ランキング」も話題となっているので、アマチュアの意見を知りたい人はチェックしてみてはいかがだろうか。新たなラーメン二郎ワールドを知ることができるかもしれない。

もっと詳しく読む: マニアが推奨するアブラが美味いラーメン二郎ランキング発表 / 3位は亀戸店!(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/12/23/ramen-jiro-delicious-fat-ranking/

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