行ってみたい!サーファーが営む街の店 Vol.1 茅ヶ崎「旬楽空間 カイロウ」

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行ってみたい!サーファーが営む街の店 Vol.1 茅ヶ崎「旬楽空間 カイロウ」

スローライフ&フリーサーフィンをテーマに発信する「SLOW SURF  STYLE」メディア特集。記念すべき第一弾は、茅ヶ崎市の鉄砲通り沿いに佇む「旬楽空間 カイロウ」です。お店を経営するサーファーの小池快朗さんは、なんとエジプトのカイロ生まれ!インタビューでは、その異色な経歴と、地元サーファーならではのこだわりを語っていただきました。

店主 小池快朗さんについて

カイロで生まれ、茅ヶ崎で青春を過ごした

小池快朗さん(42)は、地元茅ヶ崎市で飲食店を経営されているフリーサーファー。とはいっても、生まれは茅ヶ崎から遠く離れたエジプトの首都カイロ。海とは縁もゆかりもない異国の街で育ちました。

「祖父が若かったころ、中東の石油情勢に目をつけて、カイロでレストランを始めたんだよね。当時のエジプトには日本人が経営するレストランなんてなかったから、とても流行ってたみたい。企業のお偉いさんらがよく会食で使ったりするようなお店。それからしばらくして、俺の両親も日本からエジプトに移り住んだって聞いたよ」

両親がカイロに引っ越して、快朗さんが誕生します。転機が訪れたのは、小学校に上がる頃でした。

「父親の仕事の都合で、また日本に住むことになって。父親が神戸の海沿いの街で育ってるから、子育ても海沿いがいいってことで、茅ヶ崎に越してきたんだ」

家の横にはサーフショップがあったことで、少しずつサーフィンをかじるようになりました。

カリフォルニアでの衝撃体験

海好きが高じて、海洋スポーツ学科のある伊豆大島の高校に進学。卒業後は、港湾事業の会社を経て、新宿のレストランで料理の腕を磨きました。

「手に職をつけたくて、必死に仕事。とにかく忙しい日々。調理の火で焼けちゃって、一時期は腕の毛がなかった(笑)。あの頃が俺にとっての修行の時期だったのかもしれない」

がむしゃらに働いていた21歳のある日、両親からエアーチケットを渡されました。

「カリフォルニア行きのチケットだった。働きすぎで周りが見えなくなっていた時期でもあったから、『少しは視野を広げろ』っていう両親からのメッセージだったんじゃないかな」

訪れたのは、当時、快朗さんの兄が暮らしていたサンディエゴ。その海で、信じられない光景を目にします。

「今まで見たことのない最高のラインナップ(うねり)が目の前に広がってて。その波に沖から誰かがテイクオフしたと思ったら、でっかいチューブをメイクして、浜にいる奴らを唸らせてたんだ。で、『スッゲェー!』と思って見てたら、その人、俺の兄貴だったんだよね(笑)」

そこでインパクトを受け、サーフィンへの情熱を再燃させた快朗さん。25歳でオーストラリアへ渡り、料理修行とサーフィンに明け暮れます。帰国したのは1年後でした。

「26歳の時に、茅ヶ崎で飲食店やってる先輩サーファーから『サーフィンしてるならウチの店に来いよ』って誘ってもらって。地元でお店をしながら、サーフィンする生活に憧れを抱いていたから、そこで働き始めたんだ」

店舗経営を学んだ末、2007年、29歳で「旬楽空間 カイロウ」をオープン。現在は仕入れのために行く朝市の前後に、潮回りを見てサーフィンしているそうです。

「いい波がきてるときにサーフィンして、夜は地元で仕事をする。それが自営業サーファーの醍醐味だね。たまに波がいいと波乗りしすぎちゃって、『開店に間に合わねー!やべー!』ってなることもあるけど(笑)」

「旬楽空間 カイロウ」について

茅ヶ崎サーファーの憩いの場

「旬楽空間 カイロウ」はオープン以来、海沿いの地元民に愛され続けているお店です。「サーファーがやっている飲食店」と聞くと、カリフォルニアやハワイテイストの店構えを思い浮かべますが、実際はバーのような、落ち着いた雰囲気のある居酒屋。電球色の明かりが灯り、静かにローファイ・ヒップホップが流れています。足を踏み入れると、「あいよ」という声。エプロン姿の快朗さんが優しく迎え入れてくれます。

毎日手書きするというメニュー表には、その日に水揚げされた新鮮な魚介類や、四季折々の野菜を使った一品料理が並んでいます。「茅ヶ崎で採れた旬の食材を楽しんでほしい」と語る快朗さん。

メニューに食べたい物がなければ、料理をリクエストすることもできます。人気漫画『深夜食堂』(小学館刊 原作:安倍夜郎)を愛読する快朗さん。登場人物の店主よろしく、「ウチでできるもんなら、なんでも作るよ」が基本スタンスです。手料理が口づてで人気を呼び、お店は連日、地元民やサーファーのお客さんで賑わっています。

「口は悪いけど、お客のわがままに応えてくれるいい店主。日によって客層が違うから、毎週来ても飽きないね」オープンから足繁く通う常連客のひとり、五十嵐健さんは茶目っけたっぷりにそう評します。

お店で提供する料理に使っている食材は、基本的に国産・茅ヶ崎産。「なるべく地元の食材を使う。採れたてで美味しい食材が地元にたくさんあるから、燃料かけて遠くから取寄せることはしないよ。ここにあるものを感謝して使っていかなきゃ。それもぜんぶ、サーフィンが教えてくれたことだね」

お店情報

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開店時間 17:00〜24:00
定休日  水曜日(冬季は店主がスノボの旅に出るため、不定休)
住所   〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北5丁目16−61
アクセス 茅ヶ崎駅南口から徒歩約15分。
     もしくは、神奈中バス〈辻13〉「東海岸北五丁目」下車後すぐ
電話   0467-87-9629
Instagram https://www.instagram.com/chigasaki_cairo_/?hl=ja

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