【コアラ通信】えさ代のかかるコアラを救え! 予定金額の4倍にあたる400万円の支援金が集まりコアラもニッコリ?
名古屋市の東山動物園が1月16日から『コアラを守りたい! 東山動植物園コアラ応援プロジェクト』で小口の寄付を募ったところ、28日現在で404万3000円もの金額が集まり関係者を驚かせている。
これは年間約5600万円もの餌代のコストがかかるコアラのえさ「ユーカリ」の栽培費用の一部を支援するプロジェクトである。目標金額の100万0000円に達しなかった場合は寄付金はもらえないが、今回はわずか12日の間で404万3000円の支援金が555名から集まった。
支援金は4パターンあり、支援してくれた人には動物園側からユニークなお礼が出る仕組み。
2000円
*サンクスメールをお贈りします。
*めったに見ることができない「コアラが鳴いている様子」の動画
4000円
上記2点に加え、
*春まつり招待券2枚(東山動植物園および東山スカイタワー招待券)をお贈りします。
*招待券は平成25年3月20日から平成25年5月6日まで使用可能です。
10000円
上記3点に加え、
*「コアラのウンチペーパーしおり」を1枚お贈りします。
30000円
上記4点に加え、*支援者様のお名前をコアラ舎前の看板に1年間掲載させて頂きます。
(支援者氏名の表示は個人の方のみです)
中でもコアラのうんちで作ったしおりは受験生限定に年間500枚しか配布していない、非常にレアなアイテムなのだそうだ。
その理由は、コアラは1日に18時間から20時間、木の上で寝るのだが木から落ちることはないので、このしおりは、運(ウン)が落ちないということから毎年受験生からは人気を集めている。このしおり、動物園の職員が一枚一枚手作りで制作しており、においを嗅ぐとほんのりユーカリの香りがするのだとか。
そして3万円の支援だと東山動物園のコアラ舎前の看板に一年間、名前が掲載されるそうだ。これは嬉しいかも。
この支援金プロジェクトは3月17日(日曜日)の23時まで寄付を受け付けている。コアラは大変な偏食家でユーカリの確保も難しいのが現状だ。年間5600万円もの餌代を賄うにはまだまだ多くの支援金で支えていく必要がありそうだ。
まったくコアラはえさ代が掛かって大変である。
(画像はhttps://readyfor.jp/projects/higashiyamaから転載しました)
※この記事は、ゴールドラッシュの「横山緑」が執筆しました。[リンク]
暗黒放送Pの横山緑(フリージャーナリスト)は言論弾圧を許さず、マスコミどもが目を背けるニュースを記事にする日本執筆倶楽部2位のプロのライターだ。仕事よこせ!
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