コロナ渦、巣ごもり生活で心身の不調にならないために!
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、ライフスタイルの変化が求められた2020年。今までとは違う心身の不調や不安を感じている方も、多いのではないでしょうか?また、第三波により、年末年始は今まで以上に外出を控えたり、帰省せずに自宅で過ごす時間が増えることが予想されます。
新年を健康に迎えるためにできること。先日発表された「コロナ渦でのおうち時間における『心身の健康』に関する調査」の結果と、コロナ渦の生活で心身の健康を維持するためのコツをご紹介します。
あなただけではない!多くの人が抱えている心身の不調
健康の総合スクール「YMCメディカルトレーナーズスクール」を運営する株式会社ビジョナリー・ライズは、「コロナ渦でのおうち時間における『心身の健康』に関する調査」を行ないました。
■調査概要
1.調査の方法:WEBアンケート方式で実施
2.調査対象 : 20歳~49歳の一都三県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)に在住の有職者 男女600名
3.有効回答数 : 男性300名、女性300名(各性年代100名の均等割付)
4.調査実施日 : 2020年11月5日(木)~11月6日(金)
■調査結果
Q1:あなたが新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外出自粛や在宅勤務などで在宅時間が増えたことによって感じる、からだの不調・変化をお答えください。
<在宅時間が増えたことで3割以上の方が、「ストレス」や「肩こり」を感じている>
新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務を取り入れた企業は多い。そんな中、外出自粛や在宅時間が増えたことでからだの不調・変化を感じている人も少なくない。最も回答が多かったのは「ストレスが増えた」が31.8%。次いで「肩こり」が30%、「体重が増えた」が26.4%という結果に。

グラフ①
【複数回答】(n=440)※「在宅時間は増えていない」と回答した方(160名)を除く
Q2:あなたは在宅時間が増えたことにより太ったところがありますか。
<在宅時間増によって約6割の方が、どこかの部位で「太った」と感じている>
在宅時間が増えたことにより、グラフ②からもわかるように「太ったところはない」と回答した方が全体で40.9%いることから、約6割の方がどこかの部位で「太った」と感じていることがわかる。特に、女性は男性と比べると「太ったところはない」と回答した割合が低い。

グラフ②
【複数回答】(n=440)※「在宅時間は増えていない」(160名)と回答した方を除く
Q3:あなたは新型コロナウイルス感染拡大を機に新たに始めた運動習慣がありますか。
<新たに始めた運動習慣、1位は「ウォーキング」>
外出自粛や在宅勤務が続くと、リフレッシュするために運動を始める人もいるのではないだろか。新型コロナウイルス感染拡大を機に新たに始めた運動習慣で一番多かった回答は「ウォーキング」が22.7%、次いで「筋トレ」が15.5%、「ストレッチ」が14.2%という順に。

グラフ③
【複数回答】(n=600)
Q4. あなたはQ3で新たに始めた運動として答えた運動を現在も続けていますか。
<新たに始めた運動習慣、約4割の方は、頻度減またはやめてしまう>
新型コロナウイルス感染拡大を機に新たに始めた運動(グラフ③)で「ウォーキング」や「筋トレ」を始めた方が多い中、これらの運動を現在も続けているかについて、「頻度は減ったが続けている」が31.4%と「現在はしていない」が7.4%と約4割いることがわかった。

グラフ④
【単数回答】(n=242)※「新たに始めた運動習慣はない」(358名)と回答した方を除く
Q5. あなたは日常の動作で運動強度を上げる方法があればやってみたいと思いますか。
<運動習慣は毎日のルーティンに!>
日常の動作で運動強度を上げる方法があればやってみたいと思うかどうかについては、「そう思う」が24.5%、「ややそう思う」が43.3%と約7割の方が、日常の動作で運動強度を上げる方法があればやってみたいと感じていることがわかった。

グラフ⑤
【単数回答】(n=600)
コロナ渦、多くの方が心身の不調や悩みを抱えていること。そして、その解消のために、ウォーキングや筋トレ、ストレッチを始めたものの、なかなか継続できていないということが分かりました。
1日1分でも簡単な運動を!コロナ渦の生活で心身の健康を維持するために
外出自粛や在宅勤務が続くと、どうしても運動不足になりがちです。
YMCメディカルトレーナーズスクールの解剖学を監修し、メジャーリーガーをはじめ多くのトップアスリートパフォーマンス向上をサポートする清水忍氏は、この調査結果を受けて、次のようにコメントしている。
「そもそも運動をはじめても、継続しにくいのが当たり前。運動を大きく捉えすぎず、運動習慣がない方は歩く際に大股で歩いたり、早歩きしたりするだけでも効果はあるため、まずは1日1分でいいので簡単な運動を。また、運動だけでなく例えば、仕事の際にパソコンを置く場所・高さ・姿勢を意識するだけでも身体は変わる。姿勢とメンタルは影響し合うため、良い姿勢をキープできるようにして気持ちを前向きに保つということも大切。」
日常のちょっとした動きの運動強度を上げるなど、日常生活にうまくエクササイズを取り入れて、コロナ渦の生活において心身を健康に保つようにしましょう。
■調査詳細
https://ymcschool.jp/wp/wp-content/uploads/2020/12/202012releas.pdf
[株式会社ビジョナリー・ライズ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
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