2020年12月4日に最終巻となる23巻が発売になり、完結を迎えた『鬼滅の刃』。
感動的な最終巻を読むことができて幸せでした。作者の吾峠呼世晴さんや編集担当の方、コロナ禍でも漫画が全国のファンの手元に届くように働いてくださった印刷や物流関係者、書店員さんたちすべてに感謝したいと思います!ありがとうございました!
さて、無事完結を迎えた『鬼滅の刃』ですが、最後まで回収されなかった伏線がいつくかあります。今回はそんな未回収の伏線を3つご紹介します!
※23巻までのネタバレを含みますのでご注意ください!!!
入れ替わりの血戦
単行本12巻、99話で上弦の壱・黒死牟が言及した「入れ替わりの血戦」。上弦の参・猗窩座が格上である上弦の弐・童磨に食って掛かった際、「気に喰わぬのならば入れ替わりの血戦を申し込むことだ…」と発言しました。
これにより鬼たちは完全実力主義であることがわかり、今後鬼同士の戦いも描かれるのではないかと期待されました。が、詳しいルールやどのような戦いなのかなど明かされることなく完結を迎えました。
しかし23巻と同時発売された冨岡義勇と煉獄杏寿郎の活躍を描いた外伝のように、今後鬼目線での外伝が描かれ、血戦の描写があるかもしれません。
痣について
『鬼滅の刃』に登場する痣とは、痣が出ると25歳までに死亡してしまう代わりに、身体能力が飛躍的に上がるというものです。この痣についてはいくつかの謎があり、明かされることがないまま完結を迎えました。
まず、なぜ竈門炭治郎に痣が出たのかです。
痣は誰でも出るものではなく、選ばれた者しか発現しません。炭治郎は生まれつき痣があったわけでもなく、剣士の子孫というわけでもありません。鬼殺隊最強といわれる剣士・継国縁壱が使っていた日の呼吸を使うことが関係しているのかもしれませんが、なぜ痣が発現したのかは不明のままです。
また、その継国縁壱は痣が発現(生まれつきあった)したのにも関わらず、25歳で死亡することなく、80歳を超えても生きていました。なぜ、縁壱は25歳を超えても生き続けることができたのかも謎のままです。
禰豆子と炭治郎が太陽を克服できた理由
鬼になってしまった禰豆子は、刀鍛冶の里編で太陽を克服しています。また、鬼舞辻無惨が死亡する直前に鬼にされてしまった炭治郎は一瞬にして太陽を克服しています。
太陽を克服した鬼は、無惨が1000年かけて様々な鬼を作り出しても現れなかったほどなので、これは竈門家になにか秘密があるとしか思えません。
しかし禰豆子以外の家族は無惨に襲われた際に鬼になることなく死亡しているので、竈門家でも炭治郎と禰豆子だけが特別だったと思われますが、真相は不明です。
漫画は完結を迎えましたが、アニメはまだまだ続くでしょうし、これだけ人気だと外伝もいくつか描かれそうな…いや、描いてほしい!
ということでまだまだ私たちを楽しませてくれそうですね!