【観たかった…!】残念ながら実現しなかったサム・ライミ監督の映画7選/ライミ版『マイティ・ソー』ほか

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【観たかった…!】残念ながら実現しなかったサム・ライミ監督の映画7選/ライミ版『マイティ・ソー』ほか

サム・ライミは、1981年に公開された低予算ホラー映画『死霊のはらわた』で、瞬く間に注目されたカルト・ホラー映画監督です。マーベルの人気スーパーヒーローを描いた映画『スパイダーマン』のトリロジーも大ヒットさせた、ライミ監督の残念ながら実現しなかった7選を紹介してみたいと思います。

ホラーの帝王の小説を映画化した『スティーヴン・キング/痩せゆく男』

【観たかった…!】残念ながら実現しなかったサム・ライミ監督の映画7選/ライミ版『マイティ・ソー』ほか

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1985年にサスペンス・コメディ映画『XYZマーダーズ』をカルト・ヒットに導いた後、サム・ライミはイタリア出身の映画製作者であるディノ・デ・ラウレンティスに、ホラーの帝王ことスティーヴン・キングの小説「痩せゆく男」の映画版で、メガホンを取ってほしいと依頼を受けたのだとか。
しかし、当時のライミは『死霊のはらわた』の続編に取り掛かろうとしていたため、ラウレンティスのオファーを断ったとのこと。そして監督は予定通り、再びブルース・キャンベルを主役に迎えて続編を製作し、1987年に『死霊のはらわた II』を公開しました。

スティーブン・キング 痩せゆく男

スティーブン・キング 痩せゆく男

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原題:Stephen King’s Thinner
1997年1月25日より公開
1995年/アメリカ/102分

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一方の「痩せゆく男」は1996年まで公開が実現せず、最終的にラウレンティスは映画版には関わらなかったとのことで、ライミの代わりにメガホンを取ったのは、数多くのB級ホラー映画を手掛けたトム・ホランドです。
もちろん、最新の『スパイダーマン』シリーズに主演しているトム・ホランドとは別人ですが、ライミ監督がオリジナルの『スパイダーマン』トリロジーでメガホンを取ったことを考えると、少し因縁めいたものを感じてしまいますね。

『マイティ・ソー』

トビー・マグワイアが主演した『スパイダーマン』トリロジーを監督したサム・ライミは、それよりも前にアメコミ作品と縁があったようです。
というのも、1990年代にスーパーヒーロー映画『ダークマン』シリーズをヒットさせた監督は、マーベル・コミックス「マイティ・ソー」を映画化する企画を、原作者であるスタン・リーと一緒に20世紀FOXに売り込んだことがあるというのです。

マイティ・ソー

マイティ・ソー

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原題:THOR
2011年7月2日より公開
2011年/アメリカ/114分

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しかし、スタジオは二人のコンセプトに理解を示さず、ライミによる映画化は実現しませんでした…。最終的にソーを主人公にした映画版は、俳優で監督としても活躍するケネス・ブラナーがメガホンを取り、2011年に公開されてスマッシュ・ヒットに!
すでに、『マイティ・ソー』は第4作となる『Thor: Love and Thunder』が2022年に全米公開されることが決定し、マーベルを代表する人気シリーズとなっているため、今はなきFOXが逃した魚は大きかったと言えそうです。

『バットマン フォーエヴァー』

そして、サム・ライミが90年代に「マイティ・ソー」の映画化を考えていた同じ頃、『バットマン リターンズ』(1992年)の続編となる『バットマン フォーエヴァー』からティム・バートンが降板したことを知り、ライミは自分がメガホンを取ることに興味を持ったというのです。

バットマン・フォーエヴァー

バットマン・フォーエヴァー

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原題:Batman Forever
1995年6月17日より公開
1995年/アメリカ/122分

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常にライミはアメコミ作品の映画版を監督したいと思っていたそうですが、シリーズを製作するワーナー・ブラザースはライミの代わりに、『ロストボーイ』(1987年)や『フラットライナーズ』(1990年)などで知られるジョエル・シューマカーを起用。
シューマカーは、続編となる『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(1997年)でも監督を務めましたが、その評価が賛否両論となっていたため、「もしライミが手掛けていたら…」と思うと、そのバージョンを目にすることができずに残念です。

ホラー映画『The Curse』

1990年代にサム・ライミは兄のアイヴァンと一緒に、『The Curse』と題されたホラー映画の脚本を執筆しました。
この作品は善良な人間になりたいと思っているけれど、欲が先走って罪深い選択をしてしまった主人公が代償を払うハメになる…というストーリーだったとのこと。
しかし、このプロジェクトが行き詰まり、ライミは『スパイダーマン』を監督することをチョイス。その代わりにライミは、当時ゾンビ・コメディ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)を手掛けて注目されていたエドガー・ライトに、『The Curse』でメガホンを取らないかと打診しましたが、この依頼をライトが断ったのだとか。

『The Curse』は『スペル』として公開!

スペル

スペル

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原題:DRAG ME TO HELL
2009年11月6日より公開
2009年/アメリカ/99分

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最終的に、『The Curse』は幾度となく変更が加えられた後にライミ自身が監督を務め、2009年に『スペル』(原題は『Drag Me To Hell』)というタイトルで公開。
本作は、ローン返済に苦しむ年老いたガーナッシュ夫人に冷たく接した主人公アリソンが恨みを買ってしまい、恐るべき呪いをかけられた彼女が体験する地獄の3日間が、ユーモアを交えながら描かれる痛快ホラー映画です。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第5作

2012年頃に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第5作からロブ・マーシャル監督が降板したことを受け、ディズニーはサム・ライミを代役として製作を続行したいと考えていたのだとか。
しかし、このオファーを監督は断ったのですが、同じくディズニーが製作する『オズ はじまりの戦い』(2013年)の監督は引き受けたとのこと。
最終的に『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第5作は、ノルウェー出身のコンビ監督であるヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリが起用され、2017年に『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』として公開されました。

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

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原題:PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MEN TELL NO TALES
2017年7月1日より公開
2017年/アメリカ/129分

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『The Last of Us』の映画版

【観たかった…!】残念ながら実現しなかったサム・ライミ監督の映画7選/ライミ版『マイティ・ソー』ほか

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2014年11月に、サム・ライミが大人気ビデオゲーム「The Last of Us」の映画版でプロデューサーを務めると報じられました。
ところが、その2年後となる2016年4月に映画版でトラブルが続出したとニュースになり、同年11月にライミが同プロジェクトのキャンセルを発表。なんでも、脚本を手掛けるはずだったニール・ドラックマンとソニー・ピクチャーズが衝突したことが原因だったとのこと。
ライミが携わる予定だった映画版は実現しませんでしたが、2020年3月に米ケーブル局HBOがドラマ版『The Last of Us』を発表し、最近シリーズとして正式に発注されたと報じられていました。

HBO’s The Last of Us TV show is actually happening – The Verge

リブート版『シャドー』

2006年にサム・ライミが、1994年に公開されたファンタジー・アクション映画『シャドー』をリブートすることが報じられました。
本作は1930年代のニューヨークを舞台に、闇のスーパーヒーロー“シャドー”がチンギス・ハンの末裔だと名乗るモンゴル族と闘う姿が描かれ、アレック・ボールドウィンがシャドー役で主演しました。
しかし、リブートにライミが関わるとニュースになってから1年後、一向に製作が進行する様子はなかった模様。
それから4年の時が経ち、2011年にはクエンティン・タランティーノが監督を務めると伝えられましたが、2012年にライミがイベントのQ&Aで質問に答えた際、リブート版『シャドー』で良い脚本を生み出すことができなかったため、プロジェクトを中止したと明かしていたそうです。

Sam Raimi’s unrealized projects | The JH Movie Collection’s Official Wiki | Fandom


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