映画「億男」のあらすじ・魅力を解説。金の切れ目が縁の切れ目?

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映画「億男」のあらすじ・魅力を解説。金の切れ目が縁の切れ目?

映画プロデューサーとしても有名な作家・川村元気の小説作品をもとにした映画「億男」。本作は「金」をメインテーマに据え、物語が展開していきます。今回は、映画「億男」のあらすじだけでなく、その魅力を紹介していきます。

映画「億男」の基本情報

億男

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SCORE

58%

2018年10月19日より公開
2018年/日本/116分

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映画「億男」は、川村元気による小説作品をもとにして制作された映像作品です。川村元気は小説家としてだけでなく、映画プロデューサーとしても活躍している人物で、映画「電車男」や映画「天気の子」など国内で大ヒットした映画の企画・プロデュースを担当しています。
原作小説は2015年に本屋大賞第10位に入賞し、映画が公開された2018年には56万部を突破している大ヒット作品となります。

映画「億男」の出演俳優を紹介

本作の主演・大倉一男は映画「るろうに剣心」シリーズや映画「亜人」などに出演している佐藤健が演じました。佐藤健と言えば映画「恋はつづくよどこまでも」でドSな医者や映画「BECK」ではバンドマンなどあらゆる役を魅力的にに演じる実力派です。本作では金に振り回されながらも親友や家族と向き合う演技に注目してみてください。
また、一男が獲得した3億円とともに行方をくらます古河九十九は、映画「シン・ゴジラ」などに出演している高橋一生が演じました。ミステリアスな雰囲気漂う演技が魅力です。
またそのほかにも、黒木華、池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也などが出演しています。

映画「億男」のあらすじ

本作の物語は、主人公・一男が宝くじで3億円もの大金を獲得したことから始まります。一男はこれまで、兄の借金の保証人になったことから、多額の借金を返済していました。それが原因で、妻や娘とも別れて、苦しい生活を送っていたのです。
大金を獲得したことで、一男はもとの生活を取り戻せると夢を膨らませます。ところが自身と同じような立場の人間が、悲劇に見舞われているケースを目にしたことで、段々と不安に駆られてしまうのでした。
大金に恐れをなした一男は、かつて大学の同級生である九十九に連絡をとります。15年ぶりの再会を果たした九十九は、一男の事情を知ると、「金」との向き合い方を教授します。
手始めとして、九十九の提案で一男は大規模なパーティーを開くのでした。はしゃいで酔いつぶれてしまった一男が目を覚ますと、九十九の姿がないことに気づきます。なんと九十九は、手に入れたはずの3億円と一緒に一男の前から消えてしまっていたのです。
状況が一変した一男は、九十九を探し出すために関係者のもとへ足を運びます。最初は純粋に行方を探していた一男でしたが、関係者は九十九の行方を知りません。
しかし彼らの話のなかで、一男は再会する前の九十九がどのように生活していたかと知ります。そして同時に、一男とは大きく異なる様々な「金」に対する価値観に触れることによって、自身もまた考えを変化させていくのでした。
そして一男は、九十九が大金を奪った理由は、かつて大学生として過ごしていた日々に関係している可能性に気づきます。
果たして3億円は取り戻すことができるのでしょうか。そして九十九が大金をもって行方をくらました理由とは。

映画「億男」の魅力①「金」がテーマ

本作のメインテーマとなっているのが、お金。物語ではありとあらゆる人物が、金に対する価値観を主張します。
例えば、主人公の一男は、宝くじに当選したことで3億円という大金を手にします。一男は不運なことに多額の借金を背負わされ、家族を無くし、生活は困窮していました。しかし大金を獲得したことで、借金を帳消しにできるだけでなく、家族も取り戻せるのだと希望を持ちます。
親友の九十九は、「金」を哲学的な視点で考えて居る人物です。状況や気持ちによって、金は本来とは大きく異なる価値に変化することがあることを知ります。同時にその素質によって、人間関係に大きな問題を抱えるようになるのでした。

そして黒木華が演じる一男の妻・万左子は、金ではなく、子どもや見えないものを重視した価値観を持っている人物です。一男の考えとは真逆の価値観に共感できる人や、できない人もいるでしょう。
そのほかにも様々な価値観が物語では登場します。改めて「お金とはなんなのか」について考えさせられる映画です。

映画「億男」の魅力②奥深い人間関係

本作のもうひとつのテーマは、家族や友情といった人間関係が挙げられます。主人公の一男は、妻子と別居状態にありますが、自身が背負った借金が関係していると考えて居ます。ところが問題は借金ではなく、一男が金に執着するあまり、態度が大きく変わってしまったことが原因であると告げられてしまうのです。
また、九十九との関係も需要なメッセージが含まれています。かつては親友として日々を過ごしていたふたり。しかし九十九は会社を企業したいという意思から、大学をやめてしまいます。それにより、一男と九十九は関係性を失ってしまうのでした。
しかし一男は九十九の行方の捜索を通して、九十九もまた人間関係においてなにかしら問題を抱えていたことを知ります。周囲は「九十九は金を奪ったのだ」と主張します。しかしかつては親友として仲の良かった九十九に対して、周囲の主張を鵜呑みにすることができません。
金のように見えないものに対して、改めて深く考えさせられるストーリーが魅力です。


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