有馬記念で三連単(33万6千円)を全通り買いした無残な集団グループを発見!
2012年中山競馬場で行われたGI有馬記念にて三連単(順に一着、二着、三着の馬3頭を着順まで指定すること)この勝馬投票券を100円ずつで全通り買いを決行した。これはニコニコ生放送の『暗黒放送Q』の名物企画『マンバ横山の暗黒競馬塾』の企画の1つであり、マンバ横山氏のこのグループ買い企画には現場でもある中山競馬場に総勢20名以上の参加者が夢を信じて訪れた。
有馬記念は競馬ファンにとってはまさに夢のレースであり、一代イベントなのだ。筆者もバイト先の上司や薄給のバイト仲間から「今年は荒れるから」とまんまと1人1万円、合計7万円を集めることに成功した。そう、この企画は16頭三連単全通り買いなので合計33万6千円の出資金が必要不可欠なのである。1人1万円。もしこれで大荒れして1000万円馬券がきた場合、1人10万円以上を持ち帰ることができてさらにハズレがないという年末に美味しい夢が見れるという大型企画なのである。
どうせ100円なんでしょ?と甘くみてはいけない。過去に三連単の高配当としては2012年8月4日には三連単がJRA競馬史上最高金額となる29,832,950円という超大穴が来ることもあるのだ。
そうしてなんとか33万6千円を集めてなんとか勝ち馬投票券を購入。この33万6千円がこんな薄い紙切れ一枚と引き換えられたまさに運をかけた大勝負はこの馬券一枚にかけられているのだ。
こうして、我々の運命を託したレースはファンファーレと共にスタートした。ここでなんと2番人気のルーラーシップがスタート直後に出遅れるというハプニングが起き、今日ばかりは大穴を期待する三連単投資クラブのメンバー達は色めきざわつく。
最終コーナーを回って最後の直線1番人気に押されたゴールドシップが突っ込んできてみごと優勝、2着には10番人気のオーシャンブルーが入り込んだが3着には2番人気のルーラーシップが来てしまった。結果は三連単で2万4250円という大穴狙いにとってはなんとも苦々しい結果になってしまった。わずかな夢を信じてた我々の希望は無残にも砕かれた瞬間だった。心の底から「やめときゃよかった」と全員が後悔。
こうして換金した結果、1人頭に振り分けられた金額は743円と1000円以下だ。宝くじでも1万円分買えば900円は戻ってくるっていうのに最低最悪の結果である。次の日に1万円を受け取った人達に740円ずつ返すという作業を強いられるのだ。まったく申し訳ない気持ちとくやしさが残る。
今回この全通り買い企画をやってみてわかったことは出走馬の実力が拮抗してなければ三連単馬券を全通り購入するのは危険だということだけだ。しかしながらこういう夢を見る企画は競馬はロマンだと感じさせる良い企画だったと思う。来年こそは確実にリベンジして一攫千金を狙いたいものである。
そのときの模様はニコニコ生放送でも配信したので、気になる方はタイムシフトか動画のアーカイブをご覧になってほしい。
【ニコニコ動画】20121223 暗黒放送Q 有馬記念で三連単の全通り買い放送 1/4
※この記事は、ゴールドラッシュの「横山緑」が執筆しました。[リンク]
暗黒放送Pの横山緑(フリージャーナリスト)は言論弾圧を許さず、マスコミどもが目を背けるニュースを記事にする日本執筆倶楽部2位のプロのライターだ。仕事よこせ!
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