楽駆が白洲迅に誕生日サプライズ!「ハグとかしたいんですけど……」に「来月お祝いしようね」『Life 線上の僕ら』ディレクターズカット版は配信と異なるラストに
思春期から大人の愛の苦さまで、人生を描いた“泣けるBL”を原作とした実写ドラマ『Life 線上の僕ら』のディレクターズカット版が10月30日よりシネマート新宿にて1週間限定レイトショー上映が始まり、白洲迅さんと楽駆さん、二宮崇監督登壇の初日舞台挨拶が行われました。
親が望む「普通」のレールに乗り、失敗を怖がり慎重になりすぎる堅実で真面目な性格の伊東晃を演じるのは、白洲迅(しらす・じん)さん。晃と白線の上で出会い、そのまっすぐで天真爛漫な性格で晃を振り回す西夕希を楽駆(らいく)さんが演じます。
今年6月より、Rakuten TVとビデオマーケットにて世界中に配信され話題となっている本作。
満員御礼となった舞台挨拶の客席風景に、白洲さんは「ちょうど僕らは今年の2月に撮影をしていて、撮影が終わった後、こういった状況になってしまって。元々、配信と劇場で上映するという話だったので、映画館で上映できるのか?と僕らも不安に思っていた中、今日を迎えられることが本当に嬉しいですし、こうやってみなさんの顔を見れるのが有り難いことだなと思います」と挨拶しました。
2人でラーメン屋&スーパー銭湯に行く仲に
ドラマ配信後の反響については、白洲さんの「すごくあったと思います。一番わかりやすく言うと、海外の人からの反応がありました。純粋に楽しんでもらえている声があってすごく嬉しかったです」の言葉に続き、楽駆さんも「僕もすごくありました。生の声を多くいただくことってそう多くはなくて。この作品は熱狂的なファンの方がいらっしゃったので、その声を生で聞けて嬉しかったですし、なかなかないことだなと思います」と多くの声が届いているようです。
現場での楽駆さんの印象を聞かれた白洲さんは、「本当に太陽のような存在でした。晃が(劇中では)悩むんですよ。やっぱりそうやって演じていると、僕自身もちょっと気持ちが内向きになる感じがあったんですけど、もう楽駆が現場を盛り上げてくれて。監督が楽駆をいじり(笑)。本当に僕は助けられましたね」と振り返ります。
この話を受け、MCが「いじられキャラなんですか?」と楽駆さんに尋ねると、「そんな自覚はなかったんですけど(笑)。でも、助けることができていたなら良かったなと思います」と返しました。
初共演でしたが撮影後も交流があるという2人。「ラーメンを食べに。ラーメンは良いですよ。(コロナ禍でも)回転が早いから、滞在時間が長くならない」と白洲さん。そして、ラーメンを食べに行った後は、「大体スーパー銭湯へ行く」と仲の良さを明かしました。
また、楽駆さんは「原作を読んで、夕希は本当に歳をとっても変わらない。変わるところは、晃との関係性で表せばいいかなと思っていたので、夕希の天真爛漫さと変わらない良さを意識して演じていました」と、演じる上で意識していたことを語りました。
夕希のニカッと口を開けて笑う笑顔について、白洲さんが「ニカッをいっぱい練習したんだもんね」と言うと、「鏡の前でいっぱい練習しました」と楽駆さん。
MCが「天真爛漫さと太陽という部分は似ているところがありますね」と楽駆さんと役柄の共通点について触れると、白洲さんは「そうですね。もちろん元々持っている楽駆の明るさもあるとは思うんですけど、僕がすごいなと思ったのは、一緒にラーメンに行くくらいの仲なんですけど、本人はそこまでめちゃくちゃ明るいわけではないと思うんですよ。今回、夕希って役もあったと思うし、あえてそういう風に現場を盛り上げてくれたというね。頑張ってたんだろうなって。その頑張りもすごく僕は嬉しかったです」と現在も交流があるからこそ、気付いたことを述べました。
赤い糸電話で感謝の言葉を
10月30日は、「初恋の日」ということで、初めてのことに挑戦する企画<白線で2人の想いは伝わるのかゲーム>を実施。今だから言える、お互いへの感謝の言葉を糸電話で伝えるというもの。
2人にあるバックのスクリーンが白で見えなくなってしまうため、白線(白い糸)ではなく、赤い糸の糸電話を用意。
白洲さんから楽駆さんに伝えるも「え? もう1回いいですか?」と1回で伝わらず、会場に笑いが起きます。
白洲さんの感謝の言葉は、「同じラーメン屋を好きでいてくれてありがとう」。「僕らが顔合わせの日に一緒に行ったラーメン屋があって。お互い大好きなラーメン屋がたまたま一緒だったんです」とのこと。
楽駆さんからの感謝の言葉は「撮影のとき、支えてくれてありがとうございます」。
さらに、もう1つ楽駆さんから伝えたいことが……。もう1度糸電話で伝えようとするも、白洲さんの「めっちゃウィスパーボイスじゃない?」の言葉に、会場はまた笑いに包まれます。
そして、「あ、うん。もうちょっとで誕生日」と想いが伝わったことが明らかになったところで、バースデーソングが流れ、ステージに花束が登場。
11月1日に28歳の誕生日を迎える白洲さんに、「迅くん、誕生日おめでとうございます!」と楽駆さんから28本の赤いバラの花束が手渡されました。
今回サプライズされることは「まじで気付いていなかったです。もう誕生日が来るなぁとは思ってたんですけど、今日祝われるとは本当に思ってなかったです」と白洲さん。
打ち合わせのときからニヤニヤしてしまっていたことをMCに指摘された楽駆さんは、「めっちゃ緊張してた。失敗しそうだな~と思って」と言うと、「そういう緊張もあったのね。なんかやたらと緊張してるなと思ってた(笑)」と白洲さんには緊張が伝わっていたよう。
楽駆さんが、「本当は花束渡すだけじゃなくハグとかしたいんですけど、ソーシャルディスタンスがあるので。来年はちゃんとお祝いします」と宣言すると、白洲さんが「でも、楽駆も来月誕生日でしょ?なにかお祝いしようね」と甘い言葉をかけました。
二宮監督は、「今見ていただいたように、2人の存在感というか、相性の良さがこの作品の大きな世界観を作ってくれたと思います。2人には本当に感謝しております。この2人と現場で本当にいっぱい話をしながら表情だとか細かく作っていったので、大きいスクリーンで本当にちょっとした目の動きだったり、口元の動きだったり、そういった細かいところまで観ていただけると思うので、より楽しんでいただけばと思います。そして、配信で観ていらっしゃる方もいると思いますが、今回のディエクターズカット版は別のラストが用意されておりますので、みなさん楽しんでください」とメッセージ。
そしてキャスト2人からの挨拶で締めくくりました。
「本当に映画館で公開されることが当たり前じゃない状況の中で、公開できることが本当に嬉しく思います。この作品が誰かの一部なってくれたらいいなと思いますし、晃と夕希の純愛を楽しんでいただければ嬉しいです。たくさんの人に響けばいいなと思います」(楽駆)
「改めて、この状況の中、これだけたくさんの人が劇場に足を運んでくれたことに本当に感謝しております。そしてみなさんの前に、この3人で立つことができたこと、関係各所のみなさんに本当に感謝しております。これからディレクターズカット版を見ていただくと思いますが、ぜひSNSや友達に“恋愛っていいんだよ”ということをソフトに伝えてもらえたら嬉しいです」(白洲)
『Life 線上の僕ら』のディレクターズカット版は、10月23日から作品の舞台となっている仙台のチネ・ラヴィータで先行ロードショー。10月30日からシネマート新宿で一週間限定レイトショー。11月21日からシアターセブン(大阪)、12月からシネマスコーレ(名古屋)にて上映予定です。
撮り下ろしインタビューはコチラ↓
白洲迅&楽駆が人生を描く純愛に挑戦 BLドラマ『Life 線上の僕ら』インタビュー「初日にカフェで6時間くらい話しました」
https://otajo.jp/89132
ドラマ『Life 線上の僕ら』作品概要
<キャスト>
白洲 迅 伊東 晃 役
楽駆 西 夕希 役
小島藤子 白石穂香 役
土居志央梨 伊東 瞳 役
長田奈麻 伊東貴子 役
廻 飛呂男 伊東重明 役
奥山佳恵 西 恵 役
特別出演
遠藤大斗(TEAM ZENRYOKU)
三浦大輝(TEAM ZENRYOKU)
小松 笙(TEAM ZENRYOKU)
保土原壱成(TEAM ZENRYOKU)
鈴木悠介(TEAM ZENRYOKU)
中川昂星(TEAM ZENRYOKU)
ウェイン・ソン(宋偉恩)
<スタッフ>
原作 : 『Life 線上の僕ら』常倉三矢(芳文社刊)
監督 : 二宮崇(「ゆるキャン△」「運命から始まる恋~You are my Destiny~」)
脚本 : 山本タカ(くちびるの会)
製作プロダクション : スタジオブルー
製作著作 :「Life 線上の僕ら」製作委員会
(C)「Life 線上の僕ら」製作委員会 (C)常倉三矢/芳文社
公式サイト http://www.vap.co.jp/life/[リンク]
公式ツイッター @life_senboku
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