「トリキの錬金術」はNGとなったが……Go To Eatキャンペーンで新たに「無限くら寿司」が話題に
新型コロナウィルスの感染拡大により、甚大な影響を受けた旅行業界や飲食業界などの支援に向け「Go Toキャンペーン」が行われている。
10月1日より開始となった「Go To Eatキャンペーン」事業では、25%お得なプレミアム食事券の販売や、予約サイト経由で飲食店を利用した場合のポイント付与などが行われている。
ポイント付与については、昼食は1人あたり500ポイント、夕食は1000ポイントもらえて、そのポイントで食事をした場合にもまたポイントがもらえるというシステムとなっている。それ故か、キャンペーン開始当初には主に夕食の場合に、1000円以下で食事をすませることによって差額分を得しようという方法が話題となる。特に1品298円(税込327円)の「鳥貴族」を使ったケースが「鳥貴の錬金術師」「トリキの錬金術」等の呼称で呼ばれ、アニメ「鋼の錬金術師」の声優・朴璐美さんもSNSで反応する事態に。その後、キャンペーンにおいて昼食は500円未満、夕食は1000円未満の飲食の場合にはポイントが付与されないという条件が加わることになり「鳥貴の錬金術師」は姿を消した。
参考記事:
『鋼の錬金術師』主人公の声優・朴璐美さん「トリキの錬金術師…だと…?」「等価交換の法則 無視しやがって…」ツイートが大反響
https://getnews.jp/archives/2756738[リンク]
そんな中、現在ネット上で話題となっているのが「無限くら寿司」なるワード。10月19日よりキャンペーンに参加した回転寿司チェーンの「くら寿司」のサイトでは、「Go To Eatキャンペーン」のポイントを貰って、次回またそのポイントで食事ができるという旨の解説を行っている。貰ったポイントで食事して、またそれにポイントがついて……ということで1人あたり1000円にプラスする分の代金のみの負担で繰り返し食事ができることに。
Go To Eat ポイントプレゼント!|おすすめ情報|くら寿司
https://www.kurasushi.co.jp/topic/000971.html[リンク]
キャンペーンの制度上問題はないのだが、「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパー」等、他の予約サイトではポイント付与まで概ね1週間以上かかるのに対し、今回「くら寿司」の「EPARK」では即日ポイントが付与されているようで、いわゆる「無限ループ」を実際に行っているという報告がSNS上で相次ぐ事態に。
回転寿司という性質上、食べる側で金額の調整がしやすいというのもあるだろう。劇場版「無限列車編」が記録的なヒットとなっている「鬼滅の刃」とコラボしているということもあってか「無添くら寿司」ならぬ「無限くら寿司」という呼称が定着している模様だ。大手まとめサイトもとりあげるなどして、現在かなり拡散されているようである。
関連記事:
無添くら寿司、税金で無限くら寿司ができると話題に
https://kabumatome.doorblog.jp/archives/65971089.html[リンク]
予算は限られている「Go To Eatキャンペーン」。もしかすると、今後「多くの店で、多くの人に幅広く利用してもらうため」等の理由で、食事からポイント付与までに一定の期間を設ける等の条件が加わるかもしれない。
※画像は『くら寿司』のサイトより
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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