【ひよこ豆知識】米国アカウントでiTunes登録は可能！ しかし？

誰もが知っているけど知らない人もいる！　そんな情報をお伝えするのが『ひよこ豆知識』のコーナーです。今回お伝えするのは、iPhoneやiPodでは必要不可欠なiTunesのアカウントに関してのお話です。この記事を読んでいる皆さんは、ほとんどが日本にお住まいの方だと思います。日本にお住まいの方は、日本でアカウントを取得し、日本のiTunesコンテンツを購入してダウンロードしていると思います。

でも、洋楽や洋画コンテンツをできるだけ早く手に入れたい！　という人もいるはずですよね。さっそくiTunesストアで購入！　といきたいところですが、日本でアカウントを取得した人は日本向けのiTunesコンテンツのみ購入可能なので、ルール上は欧米のコンテンツを購入することはできないのです。

そう、ルール上は！　ということは、ルールを破れば購入可能なの？　という考えにいたりますが、まさにその通り。iTunesストアの利用規約を無視すれば、日本にいながら欧米のコンテンツを購入することができるのです。iTunesストアに問い合わせをした人によるとiTunesストアの言い分としては、「日本でも欧米のアカウントがあれば、技術的にはiTunesストアの欧米コンテンツのダウンロードが可能です。でも、ルールからはずれていることになりますので、推奨はしません」とのこと。

ガジェット通信の記者が個人的にお話を伺ったときは、「アカウントが止められてしまう恐れもあります」と言われました。欧米のiTunesストアでコンテンツをダウンロードするには、欧米で登録されたクレジットカードが必要になるとも言われました。つまり、その国に住んでいる人がその国のiTunesストアで購入することを、規約ルールとしているわけですね。インド人がiTunesストアに日本でアクセスしようが、アメリカでアクセスしようが、ドイツでアクセスしようが、インドのiTunesストアのコンテンツしか購入できないわけですね。ナマステ～！

規約ルールとしてはそのようになっていますが、いまのところ技術面でいえば、現地のクレジットカードがなくてもダウンロードしたい国で購入した iTunes Music Storeギフトカードを利用してアカウント登録することにより、日本でも他国のiTunesストアのコンテンツをダウンロードできるようになります。しかし、日本のコンテンツをダウンロードできないので、日本も他国もあわせてダウンロードしたいときは、アカウントを複数持つしかないようです。

では、外国人の親友なり家族からiTunes Music Storeギフトカードをプレゼントでもらっちゃったらどうすればいいのでしょうか？　iTunesストアによると「どなたか、海外の方に贈られるなどしていただくのがベストかと思います」とのこと。プレゼントしてもらったのにプレゼント!!　確かに、規約ルールを考えるとそれしか有効活用する方法はなさそうですね。

モデル： 中邑みつのり

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