フワちゃん生放送で号泣 志らく、淳も激怒した「池袋暴走事故」初公判で被告が無罪主張 果たして裁判で「車がおかしかった」は通用するのか?

フワちゃん生放送で号泣 志らく、淳も激怒した「池袋暴走事故」初公判で被告が無罪主張 果たして裁判で「車がおかしかった」は通用するのか?

9日放送の『グッとラック!』(TBS系列)で、二人の尊い命を奪った「池袋暴走事故」の初公判にて、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(89)が無罪を主張したことを取り上げました。

番組では立川志らくと共に司会を務める国山ハセンアナウンサーが4人のコメンテーターに話を振りますが、この日コメンテーター席に座っていたフワちゃんに振った時、いつも元気な印象のフワちゃんの言葉が途切れ、しばし間があった後、涙を流し絞り出すようにコメントを出したのでした。

「…そうですね…自分なりの主張とかあると思うんですけど、人を殺して……や、やりきれないですね……すみません、もう少し整理してから話します」

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2019年、東京・池袋にて高齢者が運転する暴走車が、たまたまそこを通りかかった何の罪のない幼い子どもとその母親を轢き殺した事故は記憶に新しいところです。

当時、犯人は元官僚だったことからメディアは怖気づき、「容疑者」という言葉をつけなかったことが指摘され、ネット上でも「上級国民は人を殺しても罪に問われないのか!」と炎上しました。

現場検証では歩くのもやっとの高齢者に世間はショックを受け、自主的に免許を返納する人が増えるというきっかけにもなった事件でした。

その「初公判」で、亡くなった親子への謝罪を述べた口の乾かぬうちに、飯塚被告はあろうことか「無罪を主張」したのでした。

番組では開始早々からこのニュースを取り上げました。司会の立川志らく氏は、

「こいつの89年の人生なんて、もう死ぬんだからどうでもいい! 小さな幼い命がなくなっているのに無罪を主張など言語道断だ!」

という主旨の怒りのコメント。ロンブー淳氏もそれに習い、

「見た目はおじいちゃんで物腰柔らかそうに見えるけど、心の中に鬼が棲んでいるんじゃないか」

と痛烈に批判を展開していたのでした。その怒りの雰囲気の中、国山ハセン氏はフワちゃんに「フワちゃんはこの事件というか事故をどう捉えていますか?」と話を振ります。

いつもとは違い全く表情の暗いフワちゃんは「これは…苦しいニュースで……」と言ったあと、冒頭の言動へと繋がったのでした。

昨年は「元官僚」に忖度していたメディアでしたが、さすがにこの日の『グッとラック!』では、弁護士の高橋知典氏以外、誰も被告を擁護する者はいませんでした。

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番組の中ではアンミカさんが、飯塚被告の無罪主張に対して至極まっとうなコメントを展開します。おそらく裁判でもこの部分が問われてくるでしょう。

「車のせいにするって、一旦は調査で(車の故障は)なかったと出てるんです。いま2000年からほとんどの車はログっていう記録(装置)が入っているわけで、彼は工学者であられるから分かってるはずでしょう。高齢者が増えていくし、悪しき前例になってほしくないから、しっかり裁かれてほしいと思います」

この事故の現場検証でアクセルを踏み続けていたということが判明していても尚、無罪を主張する被告人。この被告の弁護を担当する弁護人は一体どのような見解を持って裁判を進めているのでしょうか。

ここまで技術の発達した日本企業の車に対して、あくまでも「車がおかしかった」と言い張る工業技術院元院長。彼が多くの国民から「反省していないのか!」「自分のことしか考えないのか!」と言われても仕方がないのではないでしょうか。

「毎日、子どもを保育園に送る時、スピードを出した車がたくさんいて怖いんです。幼稚園や保育園は細い道の住宅街にあったりしますから、大きな道路より安心と思いきや、朝時間に追われているのか、意外と飛ばす人が多いんです」

と教えてくれたのは練馬区在住の主婦。彼女は「車も自転車も怖い」と言います。こんな事件があっても通学路でスピードを出す車や、あおり運転は日本中で頻発しています。フワちゃんは悲惨な事故に言葉が出てこなかったようですが、恐ろしいのは「言葉が通じない相手」です。

事故を未然に防ぐ、警察や政治による何かしらの対策が急務です。(文◎編集部)

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