カーテンの自動化で朝の目覚めが劇的に変わる!?その仕組みとおすすめ製品
「IoT(モノのインターネット化)」が今後進めば、身の回りのモノがどんどんインターネットへ接続して便利な生活ができるようになるでしょう。最近ではカーテンもIoT化して、開け閉めが自動でできるようになっています。
最初からIoT機能が搭載されているカーテンを購入するのは、面倒です。しかし今あるカーテンの開け閉めを自動化できる機器を購入すれば、簡単にカーテンのIoT化が実現します。
今回はカーテンのIoT化を検討している方に向けて、カーテン開け閉めを自動化できるデバイスの仕組み、そして自動化するメリットやおすすめの製品をご紹介していきます。
カーテン開け閉めを自動化できるデバイスの仕組み
カーテン開け閉めを自動化できるデバイスには、動力が搭載されているのが特徴です。カーテンレールに機器を取り付けると動力によりカーテンが引っ張られ、開け閉めができるようになります。
カーテンを開け閉めできるようにするには、スマホアプリから設定を行います。スマホと機器を接続し、デバイスを取り付ける、テストで動かしてみるなど画面の手順通りに設定を行いましょう。
自動化ができる機器には、下記の2タイプがあります。
・カーテンレールへ直接取り付ける
・フックでレールへ引っ掛ける
直接取り付けるタイプの場合、事前にレールのサイズを確認する必要があります。一方フックタイプの場合は引っ掛けるだけで設置が完了するので、レールサイズを気にする必要はありません。
カーテン開け閉めを自動化するメリット
カーテン開け閉めを自動化できると、次のようなメリットがあります。
指定した時間に、自動でカーテンを開け閉めできるようになる
カーテン開け閉め用機器をカーテンに取り付ければ、スマホアプリからいつカーテンを開け閉めするか設定できるようになるのがメリットです。
たとえば「朝7時に、起床できるようにしたい」という場合は、タイマーを毎日朝7時にあらかじめ設定しておけば自動でカーテンが開きます。人間は朝日を浴びると、自然に体が活性化するようにできています。つまりカーテンが開いて自動で日光を浴びれる環境を整えられれば、すっきりとした目覚めを手に入れられるのです。
目覚まし時計ですっきり起床できない場合は、カーテンを自動化してみるとよいかもしれません。
また「夜7時ごろにカーテンを閉めたい」という場合も、同様にアプリから設定を行い閉める作業を自動化できます。自分は他の作業をしながら、勝手にカーテンを閉められるので便利です。
スマートスピーカーと連携させて、音声だけで開け閉めが可能
カーテン開け閉め用デバイスはスマホだけでなく、スマートスピーカー(Google HomeやAmazon Echoなど)とも連携可能です。
たとえば日光がまぶしすぎて耐えられない場合、その場でスマートスピーカーで命令を出せばすぐカーテンを閉めて遮光ができます。また逆にすぐカーテンを開けたい場合は、スマートスピーカーからカーテンを開けられるのでアプリより手間が掛かりません。
スマートスピーカーと連携させたい場合は自分の購入したいモデルに機能が搭載されているか、また自分の持っているスマートスピーカーに対応しているか確認してみてください。
スマホから遠隔で、開け閉めを操作することもできる
デバイスを取り付けるとWi-Fi経由でアプリから設定ができるようになるので、カーテンの遠隔操作が可能です。
たとえば「今日はカーテンを開けてきたけど、日光が大分照っているから室内の気温が上昇し過ぎないか不安」という場合は、遠隔操作でカーテンを閉めて対応できます。また「間違ってカーテンを閉めたまま外出してしまった」というときもアプリから簡単にカーテンを開けられます。
カーテン開け閉め自動化ができるおすすめデバイス
ここからは、おすすめのカーテン開け閉めを自動化できるデバイスをご紹介していきます。
SwitchBotカーテン
クラウドファンディングで、資金を募っていた製品です。
フックタイプなので、どんなカーテンにも気軽に設定可能です。スマホアプリから「Bluetooth」を介して接続して、設定を行います。
タイマー設定といった基本的な機能はもちろん、光センサーを搭載しているのも特徴です。太陽の光を自動で検知してカーテンを開けてくれるので、最適な目覚めを手に入れられるでしょう。
また「SwitchBotハブミニ」といっしょに使えば、ネット環境のあるところで遠隔操作できるので防犯対策にもつなげられます。
現在はクラウドファンディングが終了していますが、無事目標を達成し発売へ向けて準備を進めています。気になる方は公式ページでメールアドレスを登録して、発売を待ちましょう。
mornin’ plus
「株式会社ロビット」が発売している、カーテン取付用デバイスです。
カーテンレールに取り付けるタイプですが、ワンタッチで取付が完了するので楽です。アプリから接続を行い、本体を覆うようにカーテンを取り付け直せば使えるようになります。
曜日や時間を含めて自動開閉設定が行えるので、平日と休日で開閉時間を変えるのも簡単です。また共有機能を活用すれば、家族それぞれのスマホからmornin’ plusを操作できるのも特徴になっています。
日本製なので、安心して購入できるのもメリットと言えるでしょう。
カーテンを自動化できれば、毎日の目覚め改善や防犯などにも役立ちます。ぜひ製品購入を検討してみてください。
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