『スッキリ』加藤浩次の「山口君」呼びに違和感 「君じゃないのよ、容疑者よ」の声
9月23日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)にて、元TOKIOの山口達也容疑者が酒気帯び運転の疑いで警視庁に逮捕されたことを取り上げました。
出演者は、それぞれ山口容疑者を「山口くん」「山口さん」「山口氏」などと呼称。これに対しツイッターでは、「山口くんじゃないのよ、山口容疑者よ」など、出演者の呼び方に違和感を抱く声があがっているようです。
番組では、9月22日、東京都練馬区で山口容疑者が、酒を飲んだ状態でバイクを運転し、信号待ちをしていた乗用車に追突、酒気帯び運転の容疑で警視庁に現行犯逮捕されたことを取り上げました。
この特集VTR明けに出演者がそれぞれコメントをしましたが、山口容疑者に対して、VTR内のテロップと阿部祐二リポーターは「山口達也容疑者」、MCの加藤浩次さんは「山口くん」、水卜麻美アナウンサーと元競泳日本代表の松田丈志さんは「山口さん」、評論家の宮崎哲弥さんは「山口氏」、と番組内での呼び方がバラバラで統一されていませんでした。
これに対しツイッターでは、
「何で山口くんとか山口氏呼びなの?」
「加藤さん、その人は山口くんじゃないのよ、山口容疑者よ」
「なんで山口くんって呼ぶんだよ、加藤浩次。容疑者だからな!こーゆーところからも甘いって言われるゆえんなんだよ」
「結局は元お仲間をなんか擁護してんだよな」
などの声があがっていました。
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過去にも、ジャニーズ事務所のタレントよる事件の報道では、各テレビ局が「メンバー」と呼称し違和感を抱く声があがったことがありました。2001年に道交法違反・公務執行妨害の容疑で元SMAPの稲垣吾郎さんが逮捕された事件では、新聞や雑誌は「稲垣容疑者」と報じるなか、各テレビ局は「稲垣メンバー」と呼称、ジャニーズ事務所への配慮や忖度があるのでは? と話題になっていました。
今回の『スッキリ』では、山口容疑者の呼び方を統一しなかったことで、視聴者には、スッキリしない特集内容となってしまったようです。(文◎デューク・テルゴ)
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
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