「新・旅行スタイルプラン」活用、閉館後のリニア・鉄道館で新幹線「N700」シミュレータ体験とか……「ずらし旅」も9月末からアイデア募集 JR東海

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「新・旅行スタイルプラン」活用、閉館後のリニア・鉄道館で新幹線「N700」シミュレータ体験とか……「ずらし旅」も9月末からアイデア募集 JR東海
JR東海の「新・旅行スタイルプラン」ページから「アクティビティや現地でのお楽しみなど一覧」に飛ぶと……

JR東海はウィズコロナ時代の新しい旅の形を提供中。東海道新幹線のビジネス需要・旅行需要が大きく落ち込んでいるなか、一般的な旅行のスタイルからは少し「ズレ」たプランを提供することで需要の回復を図ります。

9月26日出発分まで提供中の「新・旅行スタイルプラン」では、申込者限定でリモート型旅行相談窓口を用意したり、三密を回避しつつ今までにない体験価値を提供するような斬新なアクティビティを付加したものもありました。

たとえばこの記事のトップに貼っているアクティビティ。昼間に急行「アルプス」等の山岳夜行列車としても活躍した「クモハ165形式電車」と、「シティライナー」の愛称で親しまれた「クハ117形式電車」を見学できるというものですが、くじによる抽選で当日の参加者から1組だけ閉館後の館内で「N700」シミュレータが体験できるというおまけがついていました。

他にも「京都の禅寺へ早朝時間帯に特別拝観」「ドコモのバイクシェアが一日中乗り放題」など、他人と接触することなく旅先を楽しめる斬新なアクティビティがゴロゴロしており、旅行・観光業に携わる方々が新しい旅の形を模索している様子がうかがえます。「乗車・宿泊はお二人様から」とか「団体旅行」に馴染めずに旅行とは縁遠い人生を送ってきた身としては、「風が吹いてきたな……」という気持ちにもなったものです。

ちなみに「新・旅行スタイルプラン」の一例を見ると、東京~京都の新幹線指定席往復にホテル宿泊費も乗せて一人頭18,500円という、新幹線往復におまけで宿が付いてくる、みたいな値段設定のものもありました。

ずらし旅、9月末からアイデア募集へ

そんな斬新な旅を開拓しつつあるJR東海ですが、2020年9月9日(水)、新しい「ずらし旅」のアイデアを募集すると発表しました。

これは「定番」から時間・場所・旅先での移動手段や行動を「ずらした」旅の具体例をTwitterで募集するもの。「ずらし旅【JR東海公式】」をフォローしたうえで「#ずらし旅」のハッシュタグをつけてアイデアをツイートすることで応募できます。

募集期間は9月25日(金)~10月25日(日)まで。特に面白いアイデアについては「ずらし旅【JR東海公式】」で紹介し、抽選で計300名に信州長野のシャインマスカットなど美味しいものをプレゼント。

「ずらし旅」公式サイトを閲覧すると「#東京の旅は自転車が正解」「#京都では、昼におやつ、15時にご飯」「#静岡では、地元の人に『My富士山』を聞く」といった具体例が並んでいます。

「ズレ」ることで何らかの「良さ」が生まれるアイデアが出てくると面白そうですね。たとえば冒頭で紹介した「リニア・鉄道館」などは「閉館後のミュージアムでこっそり遊ぶ」という良さもあいまって素敵なアイデアのように思えるのですが、どんなプランが飛び出てくるのでしょうか。

2020年9月11日(金)、10月からGoToトラベル東京解禁というビッグニュースが飛び込んできたことで、また旅行・観光業界が大きく様変わりしそうな様相を呈しています。それはそれとして、人混みが苦手な身としては、ピークを「ずらす」考え方はもっと浸透してもいいんじゃないかな、なんて思う今日この頃です。

文:一橋正浩


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