インド神話の勇者ハヌマーンが登場!『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』とは?

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インド神話の勇者ハヌマーンが登場!『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』とは?

日本の円谷プロとタイのチャイヨー・プロダクションによる合作映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』を紹介しよう!ウルトラマンとハヌマーンが夢の共演!

『ウルトラマン』シリーズとは?

インド神話の勇者ハヌマーンが登場!『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』とは?

https://www.imdb.com/title/tt0060038/mediaviewer/rm110401025?ref_=tt_ov_i

『ウルトラマン』は、1966年7月17日より『ウルトラQ』の後継番組として放映が開始された、円谷プロダクション製作の特撮番組における先駆者的存在である。
M78星雲光の国から地球へとやってきた宇宙警備隊隊員のウルトラマンが、地球の怪獣や宇宙からの侵略者たちと対峙し、地球の平和を守る姿が描かれた。
第1作『ウルトラマン 空想特撮シリーズ』が、1967年4月9日に放映終了後も、『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンA』『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンレオ』『ウルトラマン80』などが続々と製作され、日本を代表する特撮ドラマとして、子供たちに勇気と希望を与えてきた。
それまでも不定期に製作されてきた『ウルトラマン』シリーズは、「平成」の時代に入ると、一時期休養期間に入る。
日本における新作の放送がなかった1987年に「ウルトラマン」は海を渡ることとなり、アニメ『ウルトラマンUSA』が製作。
その後、1990年にはオーストラリアにて製作された『ウルトラマンG』で、ついに本格的な海外進出を遂げたのだ。
1993年にはついに「ウルトラマン」はハリウッドでリメイクされることになり、『ウルトラマンパワード』が放送されたのだった。
そして1996年の『ウルトラマンティガ』からは「平成ウルトラマン」シリーズが幕を開け、「令和」を迎えた現在は「ニュー・ジェネレーション・ヒーローズ」として新作を製作し続けている。

『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』とは?

インド神話の勇者ハヌマーンが登場!『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』とは?

https://www.imdb.com/title/tt0254840/mediaviewer/rm4162264832?ref_=tt_ov_i

『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』は、1974年に円谷プロダクションとタイのチャイヨー・プロダクションの合作により製作された映画である。
つまり「ウルトラマン」シリーズの海外初進出作品が本作と言ってもおかしくはない作品なのである。
もともとタイでは、日本の漫画やアニメや特撮作品が大変な人気を獲得していたということもあり製作された。
仏像泥棒に殺害されたコチャン少年が、ウルトラの母の導きでインド神話に登場する白猿ハヌマーンとして復活し、ウルトラ6兄弟(ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウの6人)とともにタイに出現した怪獣軍団と戦う・・・というのが本筋のストーリーである。
孫悟空のモデルとなったとも言われるインド神話のハヌマーンが主人公であり、ウルトラマンたちはサポートに徹している。
2020年現在、DVDなどのソフト化、雑誌展開などはされておらず、チャイヨー・プロダクションが本作の著作権を主張したために、いわゆるいわくつきの作品になってしまった。

これはトラウマになる?海外ならではの残酷シーンの数々

インド神話の勇者ハヌマーンが登場!『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』とは?

https://www.imdb.com/title/tt1144411/mediaviewer/rm3184475392?ref_=tt_ov_i

『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』は、日本で『ウルトラマンタロウ』の放送が終了したぐらいのタイミングで製作された。
そのため『ウルトラマンタロウ』の映像や衣装の流用が観られる。
しかしながら、本作は「ウルトラマン」であって、「ウルトラマン」ではない・・・。
ウルトラマンの戦いを観られるのは、ほとんど最後だけと言っても過言ではなく、主人公はあくまでもコチャン少年とハヌマーンなのだ。
そのため、「ウルトラマン」を期待して鑑賞すると、少々退屈に感じるかもしれない。
ストーリーに関しても、タイならではの用語やツッコミどころ満載の超展開が見受けられ、正直なところ、理解できない場面も多い・・・。
さらに、本作は決して子供には見せられないような残酷描写も垣間見ることができる。
序盤に、仏像泥棒が追いかけてきたコチャン少年を至近距離から射殺するという描写があり、ハヌマーンとして復活を遂げたコチャン少年が仏像を盗んだ強盗を追いかけ回し、「仏様を大切にしろ!大切にしない奴は死ぬべきなんだ!さあ、殺してやるぞ!」と握り潰し、踏みつける場面もある。
こういった描写は規制の多い日本では絶対に観られないシーンであり、まさに海外ならでは・・・。
これだけではなく、クライマックスに現れた怪獣軍団に対して戦いを挑むウルトラマンたちの戦い方も一味違う。
『ウルトラマンタロウ』にも登場した泥棒怪獣ドロボンの皮を剥ぎ、骸骨状態にしてしまう展開や古代怪獣ゴモラをウルトラ6兄弟とハヌマーンで集団的に攻撃し、逃げようとするゴモラを羽交い絞めにして棒で殴るといったシーンも存在する。
あまりにも残酷すぎる描写に、大人でも思わず身構えてしまうのも事実。
子供の頃に鑑賞した人々は、その後のトラウマになってしまったという。
これもまた本作の魅力と言えば魅力なのだが、ご鑑賞の際にはくれぐれも注意深く鑑賞してもらいたい・・・。
現在では、なかなか鑑賞する機会のない『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』。
海外らしい「ウルトラマン」をご所望なのであれば、大変おすすめの一本である。


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