「我が家にも来てほしい」「ニヤニヤが止まらない」 優秀なメガネ女子AIが実は恥ずかしがり屋だったマンガが激カワ

『W元彼に迫られています!』(ショコラブ)など多数の女性マンガを送り出しているほか、Twitterでも多種多様なマンガを発表している花本八満さん(@hanamoto83)が、『AIさんと僕』を公開。上京してワンルームに住んでいる大学1年生の東雲くんのところに、初めてのメガネ女子型なAIさんが来て、名前を決めようするストーリーに、「我が家にも来てほしい」という声は続出していました。

「本日から東雲様のお世話をさせていただきますAIです。名前は自由に変更してください」と極めて事務的な表情で挨拶するAIさん。チャッとメガネを上げる姿に、東雲くんは「よっ、よろしくお願いします」とぺこぺこ頭を下げます。

「っていうか女子とワンルーム生活なんて無理!!(AIだけど)」と思っていた東雲くん。食事が用意され、ゴミ捨ての分別もしっかりこなし、お風呂に湯船を張られて……。1日が終わる頃にはすっかり居心地がよくなってしまいます。

お布団まで敷いてもらってお礼を言うと「いえそれも私の仕事ですから」とピシッと正座したまま返すAIさんに、「だけどこう…硬いというか、緊張感ありすぎるっていうか」と思う東雲くん。「もっと柔らかくなってもらえたら。でもどうすれば?」と考え、「そうだ!名前を決めよう。名前で呼ぶと距離感縮まった感じするでしょ。AIだから…アイさん!!女の子らしい名前でいいかなって…」と伝えて、しばらく無反応な様子に「あ、安直すぎた」と思いますが……。

真っ赤になって煙らしきものを出したアイさん。正座の姿勢のままで倒れてしまって、「フリーズしたーーー!?」と慌てる東雲くん。どうやらアイさん、すぐに照れてしまう可愛い女の子だったみたいです。

「最初は自分自身の身の回りに原稿を手伝ってくれたり、ご飯を作ってくれるAIがいたらいいな、思ったのがきっかけでした」という花本さんによると、「そこからクール系眼鏡女子という自分の好きな設定でAIさんを作ってクールな彼女の可愛いギャップを楽しむ漫画にしたいと思って描きました」とのこと。東雲くんは、「年齢=彼女なし。ごくごく平凡な男の子です。ちなみに名前はまだ決まっていません(笑)。出てくるタイミングで決めようと思っています!」といいます。

AIというと、量産されているのか、それともオーダーメイドなのか気になるところですが、花本さんは「可愛いクール系AI女子を描きたい、という気持ちだけで1話を描いたのでまだしっかり決めていないのですが、物語を進める中でこのAI女子がどういうものなのかも描いていけたらいいなと思います。量産型なのかカスタマイズなのか、それともどちらでもないのか、楽しみにしてもらえると嬉しいです!」とした上で、「今後は違うタイプのAI女子も描けたらいいなとも思っていて……。お姉さんAIとか描きたいです(笑)」と教えてくれました。

「優秀すぎる」という声だけでなく「尊すぎる」「ニヤニヤが止まらない」といった反応が多数集まったことに、「無表情クール系の彼女が見せる照れ顔のギャップを可愛いと思ってもらいたいと描いたので、“かわいい”というご感想を頂けたのはすごく嬉しかったです。それから“うちにも来て欲しい”と言ってもらえるのも嬉しかったですね!」という花本さん。早くも「続きを!」という声も上がっており、今後どのようにストーリーが展開していくのか気になるところです。

なお、『W元彼に迫られています!』は2020年8月27日に『コミックシーモア』(NTTソルマーレ)で9話が先行配信されます。おもちゃメーカーの企画部で働く七生晶が上司と大学時代の同期のデザイナーの元カレ二人の間で揺れ動くこのシリーズも佳境を迎えています。並行してTwitterでも複数の作品を更新されており、こちらも要チェックです。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/hanamoto83/status/1293503091006832645 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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