日本の個人GDPランキングは26位に…経済成長はどうなっているのか

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GDPは、Gross Domestic Productの略。国内総生産ともいい、国内である期間内で新たに生み出されたモノやサービスの総額のことです。GDPが高い国ほど、多くのモノやサービスに囲まれた生活をしていると言えるでしょう。
GDPの数値はその国の経済規模を表し、推移からは経済成長の流れが読み取れます。

日本のGDP、経済成長はどうなっているのでしょうか。

日本の一人当たりのGDPは世界第26位

日本の2018年のGDPは、約547兆円*1 と世界3位ですが、一人あたりのGDPでは26位です。2000年には米国を抜いて世界第2位だったことを考えると、順位をかなり落としていることがわかります。

世界のGDPランキングと一人あたりの名目GDPランキング(2018年)


注:1人当たりGDPの数値のカッコ内は順位
資料:GLOBAL NOTE「世界の名目GDP」「1人当たり名目GDP」、出典:IMF を元に筆者作成

世界のGDPは、IMF(国際通貨基金)が発表していますが、単位はUSドルです。

世界のGDPランキング


資料:GLOBAL NOTE「世界の名目GDP」、出典:IMF を元に筆者作成

一人あたりのGDPは、国全体のGDPを人口で割って計算します。
2000年、2010年、2018年と、時系列にトップ30か国の一人あたりのGDPを見てみましょう。

一人当たりの名目GDPランキング


資料:GLOBAL NOTE「1人当たり名目GDP」、出典:IMF を元に筆者作成

ランキングを見ると、ルクセンブルクが不動の1位ですね。
ルクセンブルクはヨーロッパの小国で、国土面積は2,586平方km、人口は626,108人(2020年1月1日時点)です。日本の国土面積は377,900平方kmで、人口は1億2596万人(2020年7月時点)ですので、日本と比較するとルクセンブルクの広さは日本の0.7%、人口は0.5%*2 です。

国土面積も人口も、日本より小さい国ではありますが、金融関連が中心となって、GDPを押し上げています。ルクセンブルクでは優遇税制などの金融機関に有利な法制度が整えられ、多くの金融機関やファンドが集まっています。
政治・経済が安定していることも、多くの投資家の資金集めている要因のひとつでしょう。

米国は国としてのGDPが高くとも、一人当たりとなると10位前後です。米国では富裕層と貧困層の格差が社会問題となっています。一握りのセレブが超大金持ちでも、貧困層が多ければ一人当たりのGDPは下がってしまうのです。

そして日本もまた、格差が問題になっています。格差の広がりが、一人当たりのGDPを下げているのでしょうか。
*1:内閣府「2018年度国民経済計算」
*2:GLOBAL NOTE「1人当たり名目GDP」、IMF

NEXT:「日本の個人GDPが下がっている理由は?」


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