いきものコレクションアプリ「Biome」、大阪府における市民参加型コンテンツを配信

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いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を手がける株式会社バイオーム(以下、バイオーム)が、大阪府立環境農林水産総合研究所に対してアプリを提供。

同研究所と共同で、大規模調査コンテンツ「在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?」を配信する。

株式会社バイオームと、アプリ「Biome」とは?

バイオームは、2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業だ。SDGsの社会的ニーズを背景に、生物の分布データを取り扱う生物情報プラットフォームを構築。また、情報収集ツールとして、アプリ「Biome」を提供している。Techableでは、同社のインタビュー記事を過去に掲載した。

「Biome」には、「クエスト」と呼ばれる独自のゲーム機能がある。これは、テーマに沿って選ばれた対象種を見つけ、写真を撮影・投稿することでクリアを目指すというもの。さまざまな条件の「クエスト」のクリアを通じて、遊びながら生物の知識を学べる仕組みになっている。アプリのインストールは、Google PlayもしくはApp Store経由で行える。

大阪府内の生物分布データを収集!

今回は、前述のアプリ「Biome」において、大阪府内を対象とした観察クエスト「在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?」の配信がスタート。ユーザーにクエストをプレイしてもらうことで、幅広い生物の分布データを集める。

収集したデータは、生物多様性や気候変動の分析に活用。大阪府の都市部などでは、在来種の減少や新たな外来種の発見が報告されており、在来種と外来種の分布変化から気候変動を読み取るとのことだ。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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