尾上松緑さん「ふざけるなよ 新宿のと或る劇場で舐めた真似してくれたらしいな」「慎め、餓鬼 舞台を舐めるなよ」ブログで怒りあらわ
6月30日から7月5日まで新宿シアターモリエールで行われた舞台公演「THE★JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-」にて、出演者やスタッフ、観客などが新型コロナウィルスに感染するクラスターが発生したと報じられた。
舞台『THE★JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-』における新型コロナウイルスの感染につきまして、情報を更新致しました。
今後につきましては、当社のHPにおいてお知らせしてまいります。大変ご迷惑をおかけし、心からお詫びを申し上げます。https://t.co/mnZBfIzMzW
— 『THE★JINRO』―イケメン人狼アイドルは誰だ!!― (@the_jinro) July 10, 2020
楽屋等が狭く「密」の状態、体調不良でありながら出演した役者がいた、終演後に出演者と観客が握手等の接触を行っていた……などなど、新型コロナウィルス対策にかなり問題があったのではないかとの指摘が相次いでるようだ。
そんな中、12日に歌舞伎俳優の尾上松緑さんは自身のブログ『尾上松緑、藤間勘右衞門の日記』にエントリー(http://shouroku-4th.jugem.jp/?eid=951[リンク])をアップ。
ふざけるなよ
新宿のと或る劇場で舐めた真似してくれたらしいな
こんな時期に
いや、イヴェントの人数制限緩和前に
新型コロナウィルスの集団感染起こしたって
と、厳しい口調で杜撰なコロナ対策を糾弾。
全舞台業界のプロフェッショナル達が血を吐き、涙を流しながら、臍を噛む思いで此処まで我慢して、踏ん張って、踏み留まって来た事が今、水泡に帰したらどう責任を取ってくれるんだ
と、これまでイベント関係者がさまざまな努力を重ねてきたことが無になることへの懸念を示す。そして
慎め、餓鬼
舞台を舐めるなよ
と結んでいた。オンライントーク番組に取り組むなど、新型コロナウィルス対策での積極的な試みが評判を呼んでいる尾上松緑さん。
かなり強い言葉を使ってるものの、演劇・音楽関係者からは「よくぞ言ってくれた」という声がSNS等では相次いでるようである。
女優のはるかぜちゃんこと春名風花さんは自身のブログに
ブログをかきました #舞台 #クラスター #悲しい #尾上松緑さん #春名風花 悪いのは誰? https://t.co/f9oGeIAcZF
— はるかぜちゃん official (@harukazechan) July 13, 2020
悪いのは誰?
https://lineblog.me/harukazechan/archives/2250155.html[リンク]
というエントリーをアップ。
尾上松緑さん
言いたいこと全部言ってくださって
ありがとうございます
という書き出しで尾上さんに賛同。自身の考えを述べ、
小劇場だろうが商業だろうが
イケメン舞台ガールズ舞台だろうが
真剣にやってる人はいます
対策してるところがほとんどです
そこの、制作の、団体の、問題なんだよー!!!!!
と結んでいた。
※画像は『Twitter』より
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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TwitterID: getnews_Taka
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