日本にいながらベルギーの朝を迎える!世界の朝食を味わえるカフェを発見

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ベルギーの朝ごはん

世界の朝食を味わえるカフェ

WORLD BREAKFAST ALLDAY外観
外苑前の駅から、徒歩で5分程度。通り沿いにヒョコッと現れるのが今回の主役「WORLD BREAKFAST ALLDAY」です。
WORLD BREAKFAST ALLDAY 店内
外観はもちろん、一歩中へ踏み入れると店内は海外の雰囲気一色。海外のラジオが流れていて、壁の色合いやアンティーク調のテーブルや椅子など、まるで映画に出てくるような風情。路地に入ったときに見つけた一軒のカフェ・・・といった隠れ家的な空気が流れています。

ベルギーの朝食を味わえる!

ベルギーメニュー
この「WORLD BREAKFAST ALLDAY」では、その名のとおり世界の朝食を味わうことができ、2020年8月2日(日)まではベルギーの朝食を楽しめます。その後は、また違う国のメニューに切り変わるという楽しい仕組み。さらにうれしいのが、ランチやディナーの時間でも、この朝食メニューを味わえるというところ。モーニングしたくても、なかなか実行できない「まずは早起き」という高い壁も難なくクリアです!

目にも楽しいベルギーの朝食

ベルギーの朝ごはん
香ばしい香りとともに目の前に運ばれたベルギーの朝食は、絵本のようなかわいらしさ。ベルギーでは、バターやクリームを料理に多用し、スライスしたパンの上に、スプレッドを塗ったり、ハムやチーズをのせたりする「タルティーヌ」と呼ばれる料理が定番の朝食とのこと。このプレートにもおいしそうな2種類のパンが目立っています。まずは一番の存在感を放つ「フロマージュブランのタルティーヌ」からいただきます!

風味が豊かで食べごたえもアリ!

フィロマージュブランのタルティーヌ
パンの上には、フロマージュブランというチーズがこんもりと塗られ、ラディッシュもたっぷり。
たまねぎもたっぷり
真っ白なフロマージュブランの中には、細かくカットされた玉ねぎも入っています。思いっきりガブリと食べると、口の中にほどよい酸味が広がり、ミルキーなコクを感じながらも後味はサッパリ。たまねぎとチーズ、そしてシャキシャキ食感のラディッシュが、パンとの相性抜群です。食べごたえもバッチリ!

バターのおいしさが際立つ!

クラミック
それでは、もうひとつのパンも食べちゃいましょう。こちらは、ブリオッシュ生地にレーズンを混ぜ込み、パウンド型に焼いた「クラミック」というパン。そこにバターをドカンとのせています。

サクッと軽いクラミックは、ほんのりとした甘みを感じ、どこか懐かしい味わいです。そして驚くのは、このバターのおいしさ。「Pur Natur 発酵バター(食塩不使用)」を使用しているそうで、ミルクの風味をしっかりと感じコクもあるのですが、くどさを一切感じません。ベルギーでは酪農が盛んで、乳製品は食生活に欠かせないものなのだとか。パンとバターという王道の組み合わせなのに、日本とは全く違う味わいを楽しませてくれる、とても不思議な体験ができました。

ハムとチーズも異国感!

ハム&チーズ
こちらも一見、普通のハムとチーズに見えますが、普段口にしているものとは全く違う味わいでした。チーズは甘みを感じてマイルド。スモーキーな風味が広がるハムと合わせて食べるとおいしさが光ります。ベルギーでは、ハムとチーズは毎日の食事に欠かせない食材で、朝昼晩問わず食卓に並ぶそうです。

ヨーグルトもベルギー式!

ピュアナチュール
パンとバター、チーズにハム・・・日本でもおなじみの食材なのに、こんなにも国によって素材の味わいが違うのか・・・と衝撃を受けつつも、最後にまた驚きが隠されていました。そうです、ヨーグルトです。

ベルギーでは、朝食はもちろん、おやつやデザートとして日常的にヨーグルトが親しまれていて、砂糖漬けにした果実と煮詰めた果汁を合わせてつくる「コンフィチュール」と一緒に食べるのが定番だとか。今回は「ルバーブ」という独特な酸味を感じる野菜のコンフィチュールと合わせていただきます。真ん中に見える緑色のジャムのようなものが、ルバーブのコンフィチュールです。
ピュアナチュール02
ヨーグルトは、スプーンを持ち上げた瞬間から、なめらかさが伝わってきます。トロッとしたミルキーな味わいと程よい酸味が口いっぱいに広がると、その後は濃厚なコクの余韻がじんわりと残ります。コンフィチュールの酸味と甘さがよく合うので、しっかりと混ぜて食べるのがポイント。なんと、一番最初に食べた「フィロマージュブランのタルティーヌ」のチーズの中にもヨーグルトを混ぜて使用しているそうです。
ピュアナチュールカップ
ちなみに、このヨーグルトは「ベルギーヨーグルトピュアナチュール」という名前で日本でも市販されているとか!味はプレーンとブルーベリーの2種類あるので、ブルーベリーのコンフィチュールとベルギーヨーグルトのハーモニーも味わえますよ。「ベルギーヨーグルトを自宅でも楽しみたい・・・」なんてときには、コンビニやスーパーをチェックしてはいかが?

スイーツはやっぱりベルギーワッフル!

ブリュッセルワッフル
メニューは朝食だけではなく、スイーツやドリンクなどもあります。ベルギーのスイーツといえば、やっぱり「ベルギーワッフル」を食べずには帰れません!

丸い形のイメージが強いベルギーワッフルですが、こちらは「ブリュッセルワッフル」といって、四角い形をしています。サクッとした食感と軽い生地で、意外にもペロリ。ふんわりとしたクリームは、濃厚ながらもミルクのやさしい風味が広がり、甘酸っぱいイチゴとの相性も抜群です。こちらのクリームの中にも、ヨーグルトがミックスされているとか!

ベルギーの朝食は、パンにバター、チーズやヨーグルト・・・といった、いわば日本人の日常ともあまり違いはありませんでしたが、食材ひとつひとつに「日本にはない味」が散りばめてあり、まさに海外で体験するような感動がしっかりと味わえました。これからもさまざまな国の朝食が楽しめる「WORLD BREAKFAST ALLDAY」で、好きな時間に異国の朝を迎えるという“ご褒美”を楽しんでみてはいかがでしょうか?

WORLD BREAKFAST ALLDAY(外苑前店)
住所:東京都渋谷区神宮前3-1-23-1F
電話:03-3401-0815
ベルギーの朝ごはん:1,500円(税込)
ブリュッセルワッフル:680円(税込)
※お店ではベルギーの朝ごはんのほか、アメリカの朝ごはん、台湾の朝ごはん、イギリスの朝ごはん「ケジャリー」なども取り揃えています。
HP:https://www.world-breakfast-allday.com/

[All Photos by koume]

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TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにし、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。覗き込めば、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、はたまた旅する非日常を感じ旅へ向かわずにはいられなくなるような、そんな夢見心地にするパワーがあるメディアでありたいと思っています。人生は一瞬一瞬が心の旅。皆さんが何にもとらわれることなく、自由で冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

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