細野晴臣さん、お誕生日おめでとう。ーバースデイ速報
今日は日本を代表する音楽家・
1947年の東京生まれ。69年にエイプリル・フールでデビュー後、はっぴいえんど、ティン・パン・アレーやYMO、ソロ活動などで名実ともに、日本や海外の音楽シーンに与えた影響はご承知の通り。
また昨年は音楽活動50周年を迎え、傑作リメイクアルバム『HOCHONO HOUSE』のリリースで全音楽ファンを虜にし、六本木での記念展「細野観光1969 – 2019」の開催や、初のドキュメンタリー映画「NO SMOKING」の公開で改めて、細野さんの辿ってきた功績をじっくりと振り返る機会となりました。
なぜこれほどまでに、細野さんの創り出す音楽は世代を超えて幅広いリスナーを惹きつけて止まないのでしょうか。筆者も、かくいう細野ワールドに長いこと翻弄されている一人です。
ロック、テクノ、アンビエント、ワールドミュージック、カントリー、…多岐にわたる音楽性が魅力なのは勿論のことですが、その貪欲さとは裏腹にいつだって自身の所在をくらませているような気さえする。まるで風に吹き寄せられ、どこからともなくやって来、いつのまにか次の目的地へ去ってしまう風来のような人。
細野さんの軽い身のこなしや、いつだってウィットな佇まいは、大人になって重くなった体と頭を引きずる我々のずっと憧れの人であります。
…さて、7月14日にはあの細野さんの3rdアルバム「泰安洋行」を紐解く書籍「追憶の泰安洋行 – 細野晴臣が76年に残した名盤の深層を探る」がミュージックマガジン社より販売予定です。ハリー細野好きは楽しみにしていましょう!!(三好)
【書籍情報】
■『追憶の泰安洋行 ― 細野晴臣が76年に残した名盤の深層を探る』
長谷川博一 (著)
<予定内容>
細野晴臣の歴史的名盤『泰安洋行』(76 年)の制作過程を、参加ミュージシャンやスタッフ、そして細野本人の証言をもとに辿り、その魅力や真価を改めて検証する!
前後の『トロピカルダンディー』(75 年)、『はらいそ』(78 年)を含め、トロピカル3部作が表現したものは何か!?
●本書に登場するミュージシャン /関係者
鈴木茂
林立夫
久保田麻琴
矢野顕子
鈴木慶一
あがた森魚
s-ken
伊藤大地(ドラマー)
ヤギヤスオ(イラストレイター)
高田漣(ギタリスト)ほか
●細野晴臣によるあとがき
●鈴木惣一朗による本書解説
●装丁:岡田崇
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