ハイビスカスの花言葉はなに?南国を彩る花には明るい花言葉がたくさんあった!

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ハイビスカスの花言葉はなに?南国を彩る花には明るい花言葉がたくさんあった!

太陽と海が似合う南国の花、ハイビスカス。

赤、白、ピンク、黄色とカラフルな色を持つハイビスカスですが、花言葉も前向きで美しいハイビスカスに適したものばかりです。

今回は、そんなハイビスカスの花言葉や特徴、そしてハイビスカスの種類についての豆知識などを解説いたします。

ハイビスカスとは?

hibiscus

ハイビスカスは、アオイ科フヨウ属の非耐寒性常緑低木の総称です。

南国のイメージがあるハイビスカスは、非耐寒性という事もあって日本の多くの土地で冬を越えられない種となっています。

特徴

ハイビスカス属の仲間は多岐にわたり、花が似ている種類のものが数多くあります。

原種が豊富にあるうえに交配しやすいため、何度も品種改良が重ねられ、今では3,000種以上の園芸品種が存在しています。

一説には8,000種以上あるともされています。

花色も数多く、赤やピンク、黄色、オレンジ、白などがあり5枚の花びらを付けています。

鉢植えされているものは高さ30cmですが、自生しているものの場合は茎が3m以上伸びることもあります。

開花時期

日本での開花時期は5月~10月ですが、熱帯では1年中開花しています。

真夏の強い太陽の下で咲いているイメージがありますが、意外にも暑さに弱く、暑すぎると開花が途切れがちになります。

花は、朝開いて夕方にしぼむ一日花です。

原産

ハイビスカスの原種とされる「ブッソウゲ」は、中国南部の熱帯地方原産とされています。

花の美しさに定評のあるハイビスカスは、英語で「China rose(中国のバラ)」と呼ばることもあります。

花の名前の由来

和名では「ブッソウゲ(仏桑花・扶桑花)」といいます。

しかし、1923年にハイビスカスがハワイの州花になったことをきっかけに、日本でもハイビスカスと呼ばれるようになりました。

広く名前の知られたハイビスカスですが、実は名前の由来は謎に包まれています。

広く伝えられている説では、ギリシャ語でエジプトの女神である「Hibis(ヒビス)」と、「似ている」を意味する「isko」をあわせて、「Hibiscus(ハイビスカス)」と名付けられたとされています。

しかし、その説には否定する声もあります。

それは、エジプトに「Hibis(ヒビス)」という女神は存在せず、ハイビスカスの花も元々エジプトに存在しない花だというのが理由です。

また、もう一つ由来とされる説があります。それは違う花に付けられていた名前が転用されたというものです。

その説では、アオイ科の「タチアオイ」という花に付けられていたラテン語の名前、「hibiscum(ヒビスクム)」もしくは「hibiscus(ヒビスクス)」が、同じアオイ科のフヨウ属の学名に転用されたと考えられています。

ハイビスカスの花言葉

hibiscus

ハイビスカスといえば、赤やピンク、黄色などカラフルな色をイメージする方も多いと思いますが、色によって花言葉も変わってきます。

全般的な意味の花言葉

ハイビスカスは一日花で、1日だけ力強く咲き、枯れていく儚い花です。環境の良い場所だと、次々に花を付けて毎日咲き続けることができます。

毎日新しい花を咲かせるハイビスカスの姿から、全般的な花言葉にはこのようなものがあります。

・繊細な美 
・新しい恋 
・優美 
・常に新しい美 

色による花言葉

ハイビスカスは色によって花言葉が違います。

・ピンクのハイビスカス:華やか 
・白いハイビスカス:艶美 
・オレンジ色のハイビスカス:繊細な美 
・黄色のハイビスカス:輝き 
・赤いハイビスカス:常に新しい美、勇敢


どの花言葉もポジティブで、ハイビスカスの明るくエネルギッシュなイメージにピッタリですね。

ハイビスカスの豆知識

hibiscus

ここからは南国に咲く花、という印象の強いハイビスカスの豆知識をご紹介します。

ハイビスカスは南国を代表する花

ハイビスカスはマレーシアとスーダンの国花に、アメリカのハワイ州では州花に指定されている花です。

ハワイの州花になったのは1923年からです。ハワイといえばハイビスカスというくらい、イメージが強いですよね。

そして、マレーシアの国花になった理由は2つあります。

1つはマレーシアにハイビスカスが豊富に咲いているためで、もう1つはハイビスカスの5枚の花弁それぞれに、マレーシアの方針を当てはめているためです。

「神への信仰」「国王及び国家への忠誠」「憲法の遵守」「法による統治」「良識ある行動と徳性」の5つの方針は、マレーシアの国是としてハイビスカスと一緒に大切にされています。

ハイビスカスには大きく3種類ある

ハイビスカスには非常に多くの園芸品種がありますが、主にオールド系、コーラル系、ハワイアン系の3つの系統に分けられます。

オールド系(在来系)

古くからある品種で、原種に近いハイビスカスです。

温度変化や木に与えられる環境によって花の色が変わるハイビスカスですが、オールド系の場合はあまり色の変化がありません。

10cmほどの小さめの花が咲き、丈夫でよく成長します。沖縄に咲くブッソウゲやヨーロッパ系と呼ばれるものなどがこのタイプに含まれます。

コーラル系

こちらは、フウリンブッソウゲと交配されて生み出された品種です。形がコーラル、すなわちサンゴに似ていることからそう名付けられた種です。

樹高が高く、オールド系よりも小さな花が下向きに咲きます。寒さに弱く、暑さに強いのが特徴です。

ハワイアン系(ニュータイプ、大輪系)

ハワイ原産のハイビスカスとブッポウゲを交配して生み出された大輪種です。

樹高は1m~3m、大きな花は色を変化させながら咲きます。暑さや寒さに弱く花付きが良くありません。

しかし、一番数が多くて観賞価値が高い系統のため、品種改良が続けられています。

まとめ

hibiscus

華やかで明るい南国の花「ハイビスカス」は、どの花色でも素敵な花言葉を持っています。

「繊細な美」や「常に新しい美」、「優美」といった美に関する華やかさを感じる花言葉から、「新しい恋」というロマンスのある花言葉まであります。

色別の花言葉も含め、いずれも明るくポジティブな意味合いのものとなっています。


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