ホンダ CR-Z|走行距離5万km以下の前期型αグレードを狙うべし!【予算100万円ならコレが買い】
低燃費と爽快な走りを両立したハイブリッドスポーツ
2010年2月に登場したCR-Zは、1.5Lエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせ、低燃費ながらスポーティな走りを楽しめる4人乗り2ドアクーペだ。
駆動方式は前輪駆動のみで、トランスミッションはCVTと6MTの2タイプ用意されている。
デビュー当初は、CVT車の最高出力が113馬力で、6MT車は114馬力だったが、2012年9月に行われたマイナーチェンジでリチウムイオンバッテリーを採用しモーターの出力をアップ。
これにより最高出力はCVT車が118馬力、6MT車は120馬力にパワーアップした。
JC08モード燃費も、デビュー当初(CVT車が22.8km/L、6MT車が20.6km/L)より向上している。
グレードは、α(アルファ)とβ(ベータ)の2タイプ。
上級グレードにあたるαには、ディスチャージヘッドライトやクルーズコントロールを標準装備する他、本革シートもオプション設定されている。
また、αをベースにさらなる上級装備を採用したマスターレーベルやドレストレーベルなどの特別仕様車も、たびたび登場した。
バリューの高いαベースの特別仕様車も見逃すな!
生産終了してからおよそ3年半が経過した現在、中古車流通量は400台前後の水準で推移。そのほとんどを、α系が占めている。
相場は順調に下落しており、最安値帯も総額30万~50万円の水準まで下がっている。
ただし、最安値帯含む予算50万円圏内は、走行距離10万km超の物件がほとんど。条件の良い物件の選択肢を広げるためにも、100万円程度の予算は用意した方がよさそうだ。
予算100万円で選ぶなら、流通量の豊富な前期型のαが大本命。修復歴無しで走行距離5万km以下の物件も選べるのが魅力だ。
トランスミッションはCVTがほとんどだが、6MT車も希にヒットする。6MT車にこだわるなら、じっくり時間をかけて探していこう。
さらなるバリューを追求するなら、選択肢はグッと減るが、αベースの特別仕様車に要注目。
走行距離の条件を7万km程度まで引き上げれば、ブラック内装やアルミホイールなどの専用装備が施されたαブラックレーベルが視界に入ってくる。
1世代限りのレア車ゆえ、今後は希少価値が上がる!?
性能がアップした2012年9月以降の後期型は、残念ながら流通量が極端に少なく、ほとんどが予算100万円圏外。
後期型にこだわるなら、150万円程度まで予算アップしてみよう。
ただし、前期型が品薄になると、後期型の相場が急騰する恐れもある。
また、今のところ中古車相場は下落トレンドにあるが、後継車が出ないまま1世代で生産終了したレアなモデルゆえ、今後は希少価値が上がる可能性も考えられる。
いずれにしても、もはや中古車でしか手に入らないCR-Zに興味があるなら、早めにアクションするのが吉だ。
文/中野剛、写真/尾形和美、ホンダ
関連記事リンク(外部サイト)
日刊カーセンサーは、中古車だけでなく新型車やドライブ、カーグッズ、レース&イベントなど幅広いジャンルの情報・ニュースをお届けするエンタメ系自動車サイトです。面白くて役に立つネタを全力で配信しています。
ウェブサイト: http://www.carsensor.net/contents/
TwitterID: carsensor
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。