雨の中で先輩が急いでいた理由は? マンガ『空気が「読める」新入社員と梅雨の話』にどんより気分が癒やされそう

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じめじめとした梅雨の時期、外に出るのも憂鬱という人も多いのではないでしょうか。

『ゼロサムオンライン』(一迅社)で連載している鳥原習さん(@t_rsa)の『空気が読める新入社員と無愛想な先輩』。人気持ちが目で見える特技をもつ新入社員の志野聡子さんが、無愛想な教育担当の慈先輩と雨が降る中、外回りをする話がTwitterで公開され、「かわいい」「癒された」といった声が寄せられています。

梅雨の季節は視界が「ひと際どんよりしています」という志野さん。道行く人の「しょんぼり」や「お疲れ」、「お怒り」が見えてしまい、「空気が重くて苦手なんだよね、梅雨。こんな日に打ち合わせなんてついてないなあ」と思っています。

一方で、慈先輩はというと……。いつも通り無愛想で圧がスゴい……。そして歩くのが速い……。「仕事もちょっと慣れてきたかと思ったけど、この程度でへばるなんて、全然だめってことなのかな」と志野さんが思いかけていると、足を止めた慈先輩から呼ばれて、「こんなんじゃ愛想つかされて……」と焦りますが……。

「着いた」という慈先輩の前には小洒落たレストランが。「この店美味しいんです。いつも行列だけど雨の日は空くから、志野さんに食べさせたいと思ってて」という慈先輩のまわりには、「わくわく」ちゃんたちが漂っています。

「急いでたのそのため!?」と驚く志野さんに、「梅雨頃は調子崩しやすいから、適度に気分転換もね」という慈先輩。どんよりしていた気持ちを見抜かれていましたが、「わくわく」ちゃんと慈先輩の不器用な優しさに「なんかもう十分、気持ちは晴らしてもらいましたけど」と思う志野さんでした。

表情を変えずに照れたり、猫が大好きだったり、志野さんにだけは表情豊かに見える慈先輩の話。鳥原さんによると「春ごろに新入社員の方たちを見ていて描こうと思いました。新しい環境に飛び込む新人も、受け入れる先輩や上司も、緊張や期待や不安が入り混じる中で、感情が目に見えたら面白いんじゃないかなと思って描きました」とのこと。また、「梅雨に合わせて更新したので、癒しになったと言って頂けて嬉しかったです」とコメントしてくれました。

『空気が読める新入社員と無愛想な先輩』は、2020年7月3日11時まで投票受付中の『次にくるマンガ大賞』Webマンガ部門にノミネートされています。空気ちゃんたちが超キュートなのはもちろんですが、慈先輩や志野さんの関係がどうなるのか、今後の展開にも期待大です。

『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』(ゼロサムオンライン)
https://online.ichijinsha.co.jp/zerosum/comic/kuuki [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/t_rsa/status/1275990498780385280 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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