実験的治療のおそろしい代償 クローネンバーグ監督の初期作をリメイクした『ラビッド』DVDリリース[ホラー通信]

access_time create folder映画
リメイク版『ラビッド』

『ザ・フライ』『裸のランチ』のデヴィッド・クローネンバーグ監督が、実験的治療で変異してしまう女性を描いたホラー映画『ラビッド』(1977)。あまりに哀しく絶望的な本作を、カナダの双子監督ソスカ・シスターズがリメイクした『ラビッド』(2019)が10月2日にDVDリリース。

ファッション業界で有名なデザイナーになることを夢見るローズ。しかし、控えめな性格のために仕事でも損ばかりしていた。ある日、友人に誘われ出向いたクラブの帰りにバイク事故に遭ってしまう。目を覚ました彼女は、頬がえぐれ、モンスターのようになってしまった自分の顔を目の当たりにする。絶望する彼女に、医師は無認可の最新技術による細胞移植を勧める。

移植手術を受け入れたローズの傷は塞がり、以前より格段に美しくなるが、毎晩のように悪夢に悩まされるようになる。時を同じくして、街では男達が発狂し人々を襲う事件が起こっていた。奇跡的に復活したローズと、人々を襲う男たち。このふたつには一体どんな関係があるのか……?

[海外版予告編]

監督・脚本は、映画監督の双子姉妹ソスカ・シスターズ(ジェン・ソスカ、シルヴィア・ソスカ)。これまで、ホラーオムニバス映画『ABCオブ・デス2』に参加したほか、『アメリカン・ドクターX』『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ2』を監督している。主人公ローズを演じるのは、『ジグソウ:ソウ・レガシー』のローラ・ヴァンダーヴォート

『ラビッド』
発売日:2020年10月2日

発売元:株式会社ファインフィルムズ
販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C)2019 BACK 40 PICTURES, INC.

ホラー映画・ホラーエンタメ情報の「ホラー通信」-https://horror2.jp

  1. HOME
  2. 映画
  3. 実験的治療のおそろしい代償 クローネンバーグ監督の初期作をリメイクした『ラビッド』DVDリリース[ホラー通信]
access_time create folder映画

レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。