コロナの発見にもつながる?体温計測可能なおすすめスマートウォッチ

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腕に身に付ける「IoT(モノのインターネット)」機器として、スマートウォッチは大きなシェアを獲得しています。そしてコロナウイルス蔓延により健康管理が重視される中、スマートウォッチの人気はさらに高まっています。

スマートウォッチには、体温計測が可能なモデルもあります。また他にもさまざまなヘルスチェックができるので、上手く活用すればコロナの発見にもつながるかもしれません。

今回は体温測定が可能なスマートウォッチを探している方向けに、体温計測ができるモデルを購入するメリットや実際の製品などをご紹介していきます。

体温計測が可能なスマートウォッチのメリット

体温計測が可能なスマートウォッチには、次のようなメリットがあります。

 

気軽に検温ができる

検温作業はわきに体温計を挟んで測定したりと、以外に手間が掛かるのがデメリットです。

 

スマートウォッチで体温計測ができれば、面倒な検温作業は必要ありません。スマートウォッチを少し操作するだけで、すぐ検温を開始できます。

 

好きな場所で好きなタイミングに、気軽に検温ができるのは大きなメリットです。

 

体温に異常があったときに、自動で知らせてくれる

体温計などで検温を行うと、「その場ではよくても後で発熱する」場合もあります。発熱した際人の多い場所にいると、複数の人間に感染症を移してしまう原因にもなります。

 

スマートウォッチの中には、自動で体温を検知する機能を持つモデルもあるので便利です。異常が見つかったときに対処をしておけば、他の方に感染症を拡大させてしまう危険性を減らせます。

 

睡眠時間の測定もできる

体温測定ができるスマートウォッチには、健康管理に関係する機能として睡眠時間の測定ができる機能も搭載されている場合が多いです。

 

就寝時にスマートウォッチを身に付けて寝れば、

 

・睡眠サイクル

・睡眠の質

 

などを数値やグラフで確認できます。

 

データをもとに生活を変えれば、感染症に掛かりにくい体を作りやすくなります。結果的に、コロナウイルスにも掛かりにくくなるでしょう。

 

 

体温計測が可能なスマートウォッチ3選

残念ながら、現在発売されているアレクサ搭載のスマートウォッチには体温計測機能が特に用意されていません。しかし、アレクサ非搭載のスマートウォッチには体温計測が可能なモデルがあります。

 

ここからは、体温計測のできるスマートウォッチを3つご紹介していきます。

 

Bakeey T1S

画像引用元:https://jp.banggood.com/bluetooth-5_0Bakeey-T1S-Temperature-Measurement-Wristband-Hyperthermia-Alert-Fitness-Tracker-Smart-Watch-p-1663137.html?gpla=1&gmcCountry=JP&currency=JPY&createTmp=1&utm_source=googleshopping&utm_medium=cpc_bgcs&utm_content=lijing&utm_campaign=ssc-jpg-all-newcustom-0822-re0318&gclid=EAIaIQobChMIp8L1kdPE6QIVE6uWCh3QbABtEAQYASABEgK5qfD_BwE&ID=224&cur_warehouse=CN

 

「AI(人工知能)」などが駆使された、最先端のスマートウォッチです。

精度の高い温度センサーが搭載されており、AIなどを利用して60秒程度で正確な体温が計測できます。また

 

・肌温度

・体温

 

の2種類をそれぞれ計測して表示してくれるので、細かい体の発熱状態が分かります。

 

体に異常があった場合はBakeey T1Sがアラート通知により知らせてくれるので、病気の拡散予防も可能です。

 

他にも

 

・心拍の測定を行う

・歩数やカロリーなどを計測する

・睡眠の質を計測しながら管理する

 

など多彩な機能を備えています。

 

「IP67(防水・防塵規格)」になっており、アウトドアでも積極的に使えるのもポイントです。

 

Cimoon スマートウォッチ

画像引用元:https://www.amazon.co.jp/【2020最新版-体温を測れる-スマートウォッチ-最長連続7日間使用可能-画面の明るさ調節-Android対応/dp/B0874JQZ4K

 

スポーツ向けの、スマートウォッチです。

 

18度~32度の環境であれば、簡単に検温が可能です。体温の変化はリアルタイムに計測されるので、その場その場の体温をすぐ把握できます。

 

また検温以外にも

 

・脈拍

・心拍数

・睡眠の質

 

など、健康に関するさまざまな計測ができます。

 

スポーツ用なので、

 

・歩数

・カロリー

 

などを、自分の運動形態(ランニングやサイクリング)に合わせて適切に測れます。

 

IP68級の防水・防塵性能を持っているので、汗や水しぶきなどがスマートウォッチにつく環境でも余裕で利用可能です。

 

ICWRIS GTSスマートウォッチ

 

バッテリ寿命などにも配慮した、スマートウォッチです。

 

実験室のデータ検証に合格した、正確に体温を計測できる温度センサーを搭載しています。また専用アプリ「LinkToSport」と連携させると、最低警告体温を現在の体温が超えていると自動でアラートが鳴り、対策を行うようアドバイスをしてくれます。

 

他にも

 

・血中酸素

・血圧

・カロリー

 

など、さまざまな体調に関するデータを計測可能です。

 

IP68に対応しているので、水泳など水に浸かる場面でも着用しながらデータを計測できるのもメリットです。

 

アレクサ搭載の検温機能のついたスマートウォッチはある?

残念ながら、現在のところではアレクサ搭載の検温機能がついたスマートウォッチ発売されていません。

 

将来的に検温機能のついたアレクサ搭載のスマートウォッチが出れば、「アレクサ、熱があるみたいだから家族に通知して」など、音声を通してさまざまなことができるようになるでしょう。

 

ただし、現在アレクサスキルとして「体温メモ」が公開されています。

 

この機能は、アレクサに「アレクサ、体温メモで37度2分ってメモして」と話しかけるだけで、計測直後にしっかりとメモに残すことができます。

 

お子さんのいるご家庭や、自身が発熱した時など、発熱の経過を残しておきたいけど、なかなか書き留める体力がなかったり、子供の相手をしなければならなかったりで書き留めておくことが難しい状況があると思います。

 

体温計測ができないスマートウォッチであっても、アレクサが搭載されていればこのアレクサスキル「体温メモ」を活用することができるので、体温計測の管理もラクになるかもしれません。

 

世界各国でスマートウォッチをコロナの判別に利用する研究が進む

現在世界各国では、スマートウォッチをコロナウイルスの感染の判別に利用しようとする研究が進んでいます。

 

たとえばイギリスでは、心電図機能を搭載したスマートウォッチなどを開発する「Vagus」が自社スマートウォッチを利用した取組を開始しました。

 

新型コロナウイルス未感染の方にスマートウォッチを装着してもらい、検査を毎日受けてもらいます。そして心電図データを収集し、世界の科学者などに提供することで疾患状態などの分析をリアルタイムで行えるようにするのが目標となっています。

 

今後スマートウォッチのデータが、新型コロナウイルス感染拡大を防止するきっかけになるかもしれません。皆さんもコロナ禍の中で適切に体調を管理するときに、スマートウォッチを活用してみてください。

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