早いもので、もうすぐ梅雨シーズンが到来。ジメジメとした日々が続き、毎年カビや洗濯物の臭いに悩む人も多いのではないだろうか?
パナソニックではそんな梅雨の時期を快適に過ごすためのメディア向けWEBセミナーを5月21日に開催。新製品や家電の手入れ方法などが紹介された。
同社では、「掃除」または「洗濯」を自身が行うと回答した20~50代の男女800名を対象に、梅雨時期の暮らしのお困りごとに関する意識・実態調査を実施。「梅雨時期、自宅の衛生環境が気になるか」という質問には、「気になる」が33.6%、「ある程度気になる」が49.1%と、8割超の人が自宅の衛生環境について気になっていることが判明した。
さらに梅雨時期の暮らしで困ることについての質問では、1位が「洗濯物が乾かない、乾きが悪い」、次いで「部屋干しした洗濯物のニオイ」など洗濯物に関するものが多いという結果に。 さらに「タオル類のニオイ・雑菌繁殖」「家の中のこもったニオイ」「洗濯機のカビ、洗濯槽についてくるカビ」など衛生面に悩む声も目立った。
さらに、どの場所に発生するカビが気になるかという質問では、約7割が「浴室」と回答。また「エアコン、 エアコンの中」「窓」「洗濯槽」「カーテン」が上位5位を占めた。水まわりや部屋の空間・空気に関連する場所へのカビで悩む人が多いことがうかがえる。
調査では梅雨時期の部屋干しに関して「洗濯物の間隔を開ける」という回答があったものの、特別な対策をとっていない人が多いことが判明した。
洗濯物を乾かすためには「湿気」を取り、「風」をあてることが基本中の基本。パナソニック新製品の衣類乾燥除湿機「F-YHTX90」は洗濯物の真下にも置ける低背設計を実現。限られたスペースで効率よく衣類を乾燥させることが可能だ。
また「ナノイーX」により、部屋干し特有の臭いのもととなる菌を除菌する。さらに衣類乾燥時以外にも使用できるモードも搭載。外に干せない寝具の臭いや湿気を取ることもできる。
梅雨の時期の困りごとの一つといえば洗濯槽の汚れだ。今年7月に新発売される縦型洗濯乾燥機「FWシリーズ」は、槽洗浄のタイミングを通知する「槽洗浄サイン」や、汚れのひどいものを洗った後に便利な「サッと槽すすぎ」コースを搭載。手軽にニオイやカビの原因を防ぐことができる。
さらに糸くず捕集率と使いやすさをアップした「楽ポイフィルター」を採用。軽い力で開けることができ、低い水位でも糸くずをしっかり捕集する。面倒になりがちな糸くずの手入れも気軽に行えると言えるだろう。
同じく今年7月発売のエアコン「エオリアXシリーズ」には同社史上最高濃度というナノイーXがエアコン内部全体に充満することで、細部まで行き届いたカビ対策が可能になる。
一般的なエアコンはコーティングした金属をカットして、熱交換器の形にプレス処理をするものの、断面はコーティングされていない。よって内部でカビが発生しやすいという盲点があった。エオリアXシリーズは熱交換器の表面まで特殊塗装が施されているため、ホコリがつきにくく、高い防カビ効果を期待できるという。さらに進化した「エオリア AI」が、多様な情報を解析・学習。より快適な自動運転を実現した。
見えるカビはもちろんのこと、“見えないカビ”も気になりがちな梅雨シーズン。便利な家電を賢く活用して、この時期をより快適に過ごしてみてはいかがだろうか?