赤ちゃん返りのときに親子で読みたい絵本と選び方
妊娠や下の子が生まれたのをきっかけに子どもの赤ちゃん返りが気になることがあるのではないでしょうか。赤ちゃん返りのときに読みたい絵本や選び方、聞かせのコツについて紹介します。
赤ちゃん返りについて
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ママが妊娠したり下の子が生まれたりすると、上の子に赤ちゃん返りが見られることもあるかもしれません。上の子の赤ちゃん返りには、できることをママにやってもらいたがる、下の子に対する態度が日によって大きく違うなど、さまざまなケースがあるようです。
上の子が赤ちゃん返りしている気持ちをママが理解するための手立てや、上の子が赤ちゃんの誕生を前向きに捉えるきっかけとして、絵本が気になるママもいるかもしれません。今回は、上の子が赤ちゃん返りしたときにママたちが選んだ絵本や選び方のポイント、赤ちゃん返りの絵本を読み聞かせるときのコツなどについてご紹介します。
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赤ちゃん返りのときに絵本を選ぶときのポイント
上の子の赤ちゃん返りに絵本を選ぶとき、ママたちはどのようなことをポイントにしたのでしょうか。
登場人物の設定が子どもに近い
30代ママ
5歳の息子が赤ちゃん返りしたときに、できるだけ息子の状況に近い設定の絵本を読み聞かせたいと思いました。ある程度自分のことができる男の子に、かわいい妹がやってくるという内容の絵本を選びました。
絵本の内容と、実際の状況が似ているかどうかをポイントに赤ちゃん返りの絵本を選んだママがいました。赤ちゃん返りの様子やママが考える上の子の本当の気持ちを、動物が代弁してくれている内容の絵本を選ぶと、子どもの心に入りやすくなるかもしれません。
ママが共感できる内容
40代ママ
上の子の赤ちゃん返りが激しく疲れていたときに、娘が何気なく手に取ったもので、私の方が涙が止まらなくなった絵本があります。私自身が上の子の気持ちを大切にしようと思えた、大切な1冊です。
ママが上の子の気持ちに気づくきっかけになるような絵本を選ぶのもよさそうです。赤ちゃん返り中の子どもに何かしらの変化を期待して買った絵本に、ママの方が感動することもあるかもしれません。
子どもの好きなものが登場する
20代ママ
年子で弟が生まれたので、上の子が赤ちゃん返りをしているのかどうなのかもわからない状況でしたが、上の子のお気に入りのキャラクターが下の子を大切にする内容の絵本を見つけて、購入しました。低年齢向けだったので内容もシンプルで、「赤ちゃんを大切にしよう」という気持ちは伝わったと思います。
子どもの好きなキャラクターをポイントに、赤ちゃん返りの絵本を選んだママがいました。人間ではない登場人物だからこそ表現できる内容になっているものもあるかもしれません。
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赤ちゃん返りしている子どもに読んだ絵本
ママたちが実際に読んだ赤ちゃん返りの絵本をご紹介します。
弟が生まれた3歳頃の女の子のお話
40代ママ
3歳になった女の子が生まれたばかりの弟のお世話で忙しいママの様子を見て、お姉ちゃんになろうとがんばる様子や、「少しだけ」ママに甘えたい気持ちを伝える様子が描かれた絵本です。娘自身もお気に入りですが、何度読んでも私の方が涙ぐんで娘を抱きしめたくなる、大切な1冊になっています。
ママに甘えたい気持ちがありながらも、姉として成長する様子を描いた絵本を母娘で大切にしているママがいるようです。上の子が読むたびに「抱っこしてもいいですか~?」と言いながら抱きついてきてくれるというママの声もありました。
殻を割ってお兄ちゃんになるお話
30代ママ
「おにいちゃん」にはひよこの弟がいるのですが、まだまだママに甘えたいので卵の殻をかぶったままでいるという設定のお話です。卵の姿を利用した「おにいちゃん」の遊び方にクスっと笑えたり、意外な展開のラストでのママの言葉や「おにいちゃん」自身の感想にジーンとしたりできる素敵な内容になっていると思います。
赤ちゃん返りをコミカルに描いている絵本もあるようです。赤ちゃん返り中の上の子を、わかっていても構ってあげられずに自分を責めてしまっていたママのなかからは、上の子と一緒に笑えて少し気持ちが楽になったという声もありました。
お腹の中の赤ちゃんの気持ちがわかるお話
30代ママ
これから生まれてくる赤ちゃんが、お腹の中から家族の様子を見ているというお話です。赤ちゃんが生まれてくることを楽しみにしている家族それぞれの姿や、それを見ている赤ちゃんの気持ちがわかります。
下の子が、どのようにママやパパや上の子のことを見ているのかが描かれた絵本があるようです。お腹の中の赤ちゃんからの目線が分かると、上の子も大きくなるママのお腹に話しかけてみたくなるかもしれません。
赤ちゃん返りの絵本を読み聞かせるコツ
上の子の赤ちゃん返りに絵本を読み聞かせるときのコツについて、ママたちに聞いてみました。
子どもの様子にあわせる
20代ママ
4歳の娘が赤ちゃん返りしているときは、赤ちゃん返りがテーマの絵本を読み聞かせることに少し抵抗がありました。私の方からすすめることはせず、表紙が見えるように飾っておき、娘が読んでほしいと持ってきてくれたときに読み聞かせました。
赤ちゃん返りの絵本を読み聞かせるとき、子どもの気持ちを大切にしたママがいました。兄や姉になる子どもの年齢や性格にあわせて読み聞かせ方を工夫するとよいかもしれません。
ママの気持ちも正直に伝える
40代ママ
普段、絵本を読んだときの感想は子どもたちに自由に感じてほしいので、直接伝えることはしないようにしています。赤ちゃん返りの絵本を読んだときは、私の方が感動して上の子たちを抱きしめたくなったので、正直に「大好きだよ」と伝えて2人を抱きしめました。
照れくさそうにしていましたが、2人の嬉しそうな顔は忘れられません。
赤ちゃん返りの絵本を読み聞かせていてママが感動したときは、正直に気持ちを伝えてみてもよいかもしれません。自分の気持ちを伝えたところ、上の子も気持ちを素直に言ってくれて嬉しかったというママの声もありました。
赤ちゃん返りを絵本で乗り切ろう
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妊娠したり赤ちゃんが生まれたりすることでおこると言われる、赤ちゃん返り。絵本の読み聞かせで上の子と触れあう時間を作りながら、赤ちゃん返りの時期を前向きに乗り切れるとよいですね。お気に入りの絵本を探してみてはいかがでしょう。
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