【インタビュー】simpαtix、新体制インタビュー! 前編 “私たちが積み重ねてきたものに対して、更にプラスアルファの結果として出せることが、このユニットであったら良い”ーー寺嶋由芙を迎えたsimpαtixが見出す『希望』とは

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【インタビュー】simpαtix、新体制インタビュー!  前編 “私たちが積み重ねてきたものに対して、更にプラスアルファの結果として出せることが、このユニットであったら良い”ーー寺嶋由芙を迎えたsimpαtixが見出す『希望』とは

高井つき奈が発起人となり、誕生したアイドルグループ「simpαtix(読み方:シンパティクシュ、αのみアルファ記号表記)は、昨年の2019年10月に華々しくデビューを飾った。その後、期間限定メンバーが抜け、simpαtixの動向に注目が集まっていた。そして突如発表された、ソロアイドル・寺嶋由芙の加入。このニュースによって、驚いたと共に歓喜した人は多くいるだろう。
そんな高井つき奈と寺嶋由芙に今回、インタビュー取材を敢行。寺嶋由芙が加入した経緯から、simpαtixというアイドルユニットの存在意義、やりたいことなど、隅から隅まで訊いてみた。この取材を通して分かったことは、2人は同じ志を持ちながら、お互いの足りない部分を補える関係性になれるということ。正直、この2人がユニットを組むことは、運命で決まっていたのではないかと思ってしまうくらいだ。理想のパートナーだということがよく分かる。このインタビュー記事を通して、ぜひsimpαtixがどのようなユニットなのか、どこに魅力があるのか、少しでも、徐々にでも良いから理解していただければ幸いだ。”好きなことをしている時、女の子は輝く”。それを体現しようとしているsimpαtixが、多くの人に希望を与える日は近い。ぜひ期待していただきたいと思う。

<後編は、ガルポ!(https://www.galpo.info/)にて掲載をいたします)>

(取材・文:石山喜将)

※当取材は、新型コロナウイルス拡大防止のため、オンラインで行いました。

寺嶋由芙、高井つき奈のおうち時間について

ーーこの状況になってから、お家で過ごす時間が大半じゃないですか。

寺嶋由芙(以下、寺嶋):もうお家にしかいないですよ!(笑)

ーー本当ですよね(笑)。このおうち時間を生かして、配信など色々なことをやっているとは思いますが、おうち時間が多いからこそハマったことや、やっていることがあれば教えてください。

寺嶋:最近家で漫画「キングダム」を読んでいます。なぜか父親が全巻持っていて、急に貸してくれたんですよね。全部で50巻くらいあるじゃないですか。このような時じゃないとなかなか時間を取って読めないと思ったので、30卷くらいまで一気に読みましたね。

高井つき奈(以下、高井):すごい! なんだっけ? ツイート見ました。

寺嶋:16巻ね。あの巻は、悲しくて仕方なくて、そこで2,3日読むの止まってしまったんですよね。今までは、流行りの漫画を知らなかったので、このタイミングで漫画は結構読んでいます。「鬼滅の刃」も読んでいますね。それも父に借りたんですけど(笑)。

ーーお父さんすごいですね!

寺嶋:なぜか持っているんですよ! それで、おじさんのヲタクたちが、「俺も読んでいるよ〜!」のように結構盛り上がってくれたので、嬉しかったです。普段だったらあまり触れない文化でしたし。普段はいつもゆるキャラのことばかり言っているので、おじさんのヲタクに刺さることを発信できて良かったなと思いましたね(笑)。

高井:(笑)。分かる分かる(笑)。

寺嶋:ヲタクが漫画の先のストーリーを知っているから、「もうそこまで読んだか」のような感じでマウントを取ってくるやり取りがすごく楽しい(笑)。でもちゃんとネタバレしないように言ってきてくれるのは良いですね(笑)。「ここは楽しいよ」と優しく言ってくれるんです。そのような雰囲気がすごく楽しいですし、今ならではでできることだと思いますね。

ーーお父さんが漫画を持っていること知らなかったのですか?

寺嶋:知らなかったです! いつの間に揃えたという感じでした。そしてどこからの影響で揃えたのか知らないですし、元々持っていたのかすらも知らなかったんですよね。もしかしたら内緒にしてたのかも。本当に謎なんですよね。

ーーそうなんですね。寺嶋さんは、元々あまり漫画を読むタイプではなかったのですね。

寺嶋:あんまり読んでなかったかな。今までは仕事が忙しかったために読まなかったというのもあります。よく知らないジャンルだったので、今こうして読めたことは、逆に良かったと思いますね。あと「キングダム」は結構イカツイ話じゃないですか。その「キングダム」関連のツイートを見てヲタクが、「由芙ちゃん、そういうのも結構いけるんだね」と言われました(笑)。加えて、「これも読んで欲しい!」と、謎のオススメされています(笑)。そのような男の子っぽい物も今後、ちょっとずつ勉強していって、ヲタクと話が合うようになっていけたら良いと考えています。今までは、ゆるキャラ勧めているばっかりだったので(笑)。ぜひ耳を傾けようと思います(笑)。

ーー良いことだと思います! お家にいるからこそできることですよね。高井さんはいかがですか?

高井:私は、それこそ皆さんよくやっているオンラインで人と話すことを頻繁に行なっています(笑)。今会えないような人にも、このオンライン飲み会によって、会えている気分になるので、楽しいですね。地元の友達とかも。久々に会えている感覚になれることもすごく良いなと思います。

ーー皆さんが大半の時間にお家にいるからこそ久々に連絡取ってみようと思うきっかけにもなりますよね。

高井:そうですね。みんながずっとお家にいるから、離れていてもちゃんと時間が合うのもありますね。

寺嶋:確かにね。

ーーオンライン飲み会の時は、友達とどのようなことを話しますか?

高井:何話してたかな〜。以前に在籍していたグループの同期とかも仲が良いので、色々話たりするんですけど、改めて考えると何を話すことが多いかな?たわいもないことが多いので。

寺嶋:お誕生日会やってなかったっけ?

高井:あ、そうなんです! シンガーソングライターやっている子の誕生日に、オンラインお茶会をしてたんですね。で、その子をお祝いするために、ちょっとしたサプライズで、その子の友達二人を予め内緒で呼んでおいて、その友達二人が画面に入ってきた瞬間に「おめでとう」と祝いました! その誕生日会を開いたのは、印象的でしたね。あとは自分の家のペット自慢大会みたいなものをしています(笑)。今は外に連れていけないからこそ「今こんな感じです」というのをカメラに映し合っています。

ーー誕生日のお話はかなり素敵ですね! 本人は嬉しいでしょうね。 あとは、わんちゃんについては、散歩もきっとあまりできないですよね。

高井:そうですね。心配ではあります。

ーーですよね。ストレスを溜めちゃいそう。

高井:でもお家にいるの嬉しそうではありますけどね。私がずっとお家にいるので、構ってもらえるが嬉しいみたいです。

ーーそれは良かったです。ぜひ時間を有効活用していかないといけないですよね。

高井:そうですね。何かできることを模索つつ、過ごしたいです。

やりたいこと、気持ちをそのまま出せる環境が、simpαtixです

ーーsimpαtixがデビューして半年ぐらい経ちました。改めてですが、simpαtixがどのようなグループなのか、ご説明いただけますか?

高井:グループを作った経緯的なことからお話しますね。私は今まではグループに所属していて、大きな事務所さんにお世話になっていたんですね。
そこを経て、現在ではフリーランスで活動しています。今までのアイドルの活動についてご説明すると、どちらのグループにも活動期限が最初から決まっていました。
最初に入ったグループでは学生だったので、週末で通える範囲だけ活動するグループに始まり、それから次のグループに関しても、レンタル付きでの活動だったんですね。
その時のアイドル活動でいえば、勿論すごく良い面ばかりでしたが、どうしても大人が決めたこと、その短期間での目標や管轄の中での活動に限られてしまっていたと思ったんです。
その後、アイドルを辞めてから結構な年数が経ってしまったんですけど、その中で、どうしても自分が人生で多く時間を使って好きなだと思うものは、やっぱりアイドルだと思ったんです。
それに私にはアイドルの知り合いが多くいて、色々お話を聞いていると、周りの環境など、諸々に悩みを抱えている子が多かったんです。
そうして自分がもう一度アイドルをやりたいと考えた時、自分が好きなグループでやらせてもらっていたこと、経験できたこと、また周りの子たちが抱えている悩みを考えると、自分にとっても、周りのアイドルの子たちとっても、やりたいことを実現できる環境を作るべきだと思ったんです。プラスして、自分の今までの経験をうまく活かせることができるのかもと挑戦したくて。今までを活かしながら、やりたいことや気持ちをそのまま出せるグループとして作ったのが、このユニット「simpαtix」です。
思うのですが、好きで始めた事を好きじゃなくなってしまったままアイドルを続けている環境というのが、一番悲しいと思っていて。そこで、アイドルがアイドルを好きなままでいられる環境を誰かと作れる形として、simpαtixを始めたという経緯があります。
なのでグループコンセプトをがっつり『〇〇』とかではなく、自分たちがちゃんと好きだと思うことを伝えたい場所に都度伝え続けられる環境を作っていけるようにということで、今はセルフプロデュースに重きを置いています。
そんな思いやアイドルのあり方をこのグループを通して、進めていきたいと考えています。

ーーその思いは、半年前にグループを立ち上げた時から変わらないですね。

高井:そうですね。活動を開始してから現在に到るまで、色々と心境の変化や思うことはありました。でも、思いの部分に関しては、変わりはないですね。

真面目が性に合っていると思うし、真面目にアイドルするという選択をしたこと自体、多くの人にとっての”希望”

ーー寺嶋さんは、「まじめなアイドル、まじめにアイドル。」というキャッチコピーで、ソロアイドル活動されているじゃないですか。高井さんが抱く考えに惹かれた部分が大きいのではないでしょうか?

寺嶋:『まじめにやっていることが好き』だということをつき奈ちゃんは、私と会った時からすごく言っていたんですね。正直に言えば、まじめにやっていることを、あんまり「好きだ」と言ったり、目指してくれたりするアイドルは、周りにそんなにいなくて。「ソロアイドルがカッコよくて羨ましいです」とか「ソロだと好きなことやれて楽しそう」とかいう意味で、「ゆっふぃーさん好きです」と言ってくれる方はいっぱいいるのですが、まじめなところに憧れているような言い方をしてくれる人は、珍しいと思っていました。いい子だなと思っていましたね。

ーーちゃんとした理由がないと、そこの部分には惹かれないですもんね。

寺嶋:基本が、その思いで活動していきたい方なんだろうというか。まじめにというよりも、どちらかと言えば、”ちゃんとやりたい”という気持ちってすごく大事なことだと思っていて、私は年齢的に結構大人なので、仕事だと思って活動していますが、もうちょっと年が若い子によっては、学生と両立していて、それだと仕事がどうか自信がないまま活動している子はきっといると思います。それはきっと自覚がないとかじゃなく、環境的なことなど様々な要因はあるとは思うのですが、我々の年代になってくると、『これが仕事なんだ』という、自覚と責任のようなことが生まれて、こうならざるを得ない一面はあると思うんです。でも大人の年齢になっているつき奈ちゃんが、まじめなことをやりたいと言っているのは、すごく良い話だと思いますね。

ーーそうですよね。仕事だと考える中で、仕事として好きなことを続ける高井さんの姿勢は、寺嶋さんにとってもすごく刺激になったのではないですか?

寺嶋:それはすごく思います。つき奈ちゃんも学校を卒業してから、本腰を入れてアイドルをできるタイミングな訳じゃないですか。そもそもそのように、タイミングを見て本腰を入れてアイドルという職業を選んでいること自体が、多くの人にとっての”希望”だし、アイドルグループが新たにできたり、無くなったりしている中で、そして様々なコンセプトがあるアイドル業界の中で、あえて”まじめ”を選ぼうとしている。まぁ茨の道へようこそ感があるんですけど(笑)。でも無理してこの”まじめ”をやろうとすると、しんどいと思うのですが、話を聞いている限りでは多分、彼女(高井)は根がそのような性格の子なので、問題ないと思っています。
私は、”まじめに”と自分で言ってはいますが、「よし真面目にやりますぞよ!」と力を入れてやっている訳ではないので(笑)。なんだろうな、意外と得意技みたいなものがないので、私は地道に真面目にやるしかないという意味で、”まじめにアイドル”と言っているだけなので、そのような選び方の”まじめ”ですけど、つき奈ちゃんは無理して”まじめキャラ”をやるというよりかは、真面目にやっていくことが性に合っていますし、それが素なんじゃないかなと思うので、その辺の選び方は正解。適材適所感があって、長くやっていけるんじゃないかなと思います。

「アイドルが好きだからこそ、アイドルをやっています」と、simpαtixは言えるユニットになれたら良いですね

ーー寺嶋さんのお話を受けて、改めて高井さんの中で『好きなこと』をかなり重要視されているんじゃないですかね?

高井:そうですね。やはり好きなことじゃないと何事も続かせる意味がないと思っているんです。あとは、やっぱりしんどいままアイドルやっている方、おそらく結構いるんですよ。仕事とかでもそうじゃないですか。何か自分で物事を選ぶ時、好きだからこそ、それをやりたいと思う訳で。アイドルでいえば、それの象徴だとすごく思っていて。勿論辛いことはどんな職業でもあることですが。アイドルって絶対あんな風になりたい!と夢見たからやっていることなのに、何らかをきっかけにして途中でしんどくなって、でも他にやりたいこともないから続ける。という環境とか、アイドルという立場だと尚かなり辛いなと思うところはありますね。
だから、simpαtixは胸を張って「私たちはアイドルが好きだからこそ、アイドルをやっています」と、言えるユニットになれたら良いと考えています。

ーーなるほど。寺嶋さんと一緒に活動していく上で、simpαtixとして重要視していることややりたいことはなんでしょうか?

高井:真面目に活動していくということは前提としてあるんですが、まず私たちが好きでやっていることが伝わればいいなとすごく思っていますね。あとは思ってもいないことをやらないとようにしたいとは思っています。例えば、私たちが急に「アンチは消えろ」というような曲を出し始めたらおかしいじゃないですか(笑)。極端な話ですけど(笑)。だからちゃんと届けたい物を、二人でしっかりと話し合って、ちゃんと届けていくことはマストでやっていきたいなとは思っています。もちろん、私達オタクのことが一番大事ですし。

ーー 一貫として、きっと自分たちが良いと思うものを発信したいという気持ちですよね。

高井:そうですね。そうじゃないとこのプロジェクトの意味はないと考えています。

ーーそういう意味では、自分たちが『やりたいこと』 『良いと思うもの』をやっていく。それが好きだからこのユニットで活動している意味である。その中で、真面目にしっかりとやっていくというのが、お二人の形であり、simpαtixというユニットの概要なんですね。

高井:そうですね。やっぱり各々個人的にやっていることはあると思いますし、そもそもで言うと、私たちはざっくり言うと芸能を長くやっている訳じゃないですか。お互いに1人でも何かやっている上で合わさる部分として、このsimpαtixをやっている意味がそこにあるんじゃないかなとは思っていて。それだけお互い好きなものが、ずっと続いていて、なおかつ志も一緒の上で活動するというのは、すごく夢があるとは思うので、そこは曲げずに活動していきたいですね。

ーーなるほど。ありがとうございます。細かい話になってしまうのですが、今回からグループ「a」を、「α(アルファ)」表記に変えたじゃないですか。この理由は、なんでしょう?

高井:すごく考察めいた理由がある訳ではないのですが。それまでは、期間限定のメンバーを迎えて活動をしていた訳なんですが、その体制が終了した後、実はグループ名ごと変えてしまっても良いんじゃないかという案もあったんです。制作をしていただいている方々と一緒になって考えていました。でも先ほどもお話した通り、1人(ソロ)と1人(ソロ)でやってきた者同士が一緒にやることが、このグループの意味としてある訳じゃないですか。そのようなことも含めて、今まで、と言っても半年ですけど、やってきたものを全部ナシにしちゃうことは違うなと思いましたし、私たちが今までやってきたことを繋げていくという理由付けにもならないと思ったので、グループ名は残しました。グループ名を残した中で、「α(アルファ)」表記にしたのは、”プラスアルファ”。つまり、私たちの積み重ねてきたものに対して、更にプラスアルファの結果として出せることが、このユニットで一つあったら良いなという意味を込めて、「α」表記にしました。それが理由です。

ーーすごく素敵な意味合いじゃないですか。

高井:全うなエピソードになっちゃうので、面白くないんですけど(笑)。

ーーそこに面白さは求めてないですよ(笑)。意味合いがあった方がストーリーとして良いなと思いますよ。

高井:配信とかで言うには少し恥ずかしいなと思っていました。だから今回のインタビューで答えられて良かったです。(笑)

ーーこの記事を通して、理解していただけると嬉しいですね。

二人が補い合って前に進んでいけるユニットがsimpαtixであり、ユニットをやる意味に繋がっている

ーーデビューしてから半年が経ちましたが、この半年の期間の中で、掴んだことや感じたことは何かありますか?

高井:先ほどお話した通りではあるのですが、色んな人に色んな考えがあるんだなというのは実感しましたね。なんというか、表に出てないだけで、裏で頑張っている人ってすごくたくさんいるじゃないですか。それをすごく思いましたね。現場とかで運営が叩かれがちじゃないですか。ネットとかでもよく見ますが。でも例えば、何か1つのことで「なんでこうするんだ」と言う声が出たとしても、意外とその裏側には表に出る人を守るための理由でその行動や考えがあったりだとか。この半年間の期間はいろんな立場の人と一緒になることも多く怒涛すぎて、あっという間だった。正直、今やっと考える時間ができたかんじで。

ーー激動の日々だったんですね。

高井:そうですね。すごくバタバタしていましたね。(笑)本当に慣れていないことも多かったですし、しかも私としてもアイドル自体をしっかりやることが5,6年ぶりにやるレベルだったので、久々にアイドルをやるということとプラス初めてプロデューサーの仕事をし始めたので正直ちょっと大変でした。それに今のアイドルシーンでは、変化球に逃げることって簡単だと思ったんですよね。何か変わったことをやれば多くの人に見てくれる可能性高いですし、変化があれば人は話題に上げたりしてくれますが、やはり変わらないものをそのまま大事にして、ずっと続けていくことが、いかに難しいかということなのか、この半年間で思いました。もちろん、変化球でやることが悪いことではないと思います。でもやはり自分たちも、周りの人たちも変わっていくものだから。

ーー変わらないものを、変わらずにストレートに届け続けることは大変ですけど、すごく魅力があることだと思います。そんな半年間を経て、simpαtixはアイドル業界において、改めてどんなユニットとして歩んでいきたいと考えていますか? 寺嶋さんはいかがですかね? ソロ活動との住み分けもあると思います。

寺嶋:simpαtixに加入することを迷いなく決められたのは、ソロ活動ありき、という話をつき奈ちゃんもしてくれたからなんです。
今までのソロ活動でやってきたことを大事にしながら、それこそ”プラスアルファ”でユニット活動をするのがsimpαtixなので。もちろんソロ活動は今後も頑張りますし、ソロ活動と矛盾しないように、simpαtixでのユニット活動をしたいと考えています。
例えば、ソロで『まじめにアイドル』と言っているのに、ユニットでめっちゃ不良なことをしてたらヲタクのメンタルがついてこないと思うので(笑)。そこは一貫としてやっていけそうというのが、今すごく安心している部分ですし、ヲタクも安心して見て欲しいと思っています。これは胸を張っていえるのは、すごく良かったなと思いますね。”矛盾せずに”というところで言えば、ソロでいつも気にかけていることとして、ヲタクをがっかりさせないことなんですよ。びっくりはして欲しいんですけど、がっかりはさせたくない。「ユニットを組むよ」という発表があった時は、みんなすごくびっくりしたと思っていて、それは嬉しいことなのですが、今後この活動においてがっかりにならないように、ソロでも頑張りますし、ユニットでもより頑張ります。そしてユニットに入ったことによって、1人では出ることができなかったステージも見えてくるかもしれないですからね。つき奈ちゃんが先ほど話した通り、大きな事務所さんに所属していたり、大きなステージに立った経験があったりすることは強みだと思います。私は小さいところの叩き上げ人間なので(笑)。

ーーそんなことないと思いますけどね(笑)。

寺嶋:私は、なんとかちょっとずつちょっとずつ、一路一路やっている感じだったので、つき奈ちゃんみたいに大きい所を一回でも見たことのある人の視点は、私と絶対違うと思うんですよね。だから色々と学びながら一緒になってやっていけるsimpαtixという場所は、幸せな環境だと考えています。
そのような我々の姿を見て、ソロ活動の時に気付いてもらえなかったような『まじめなアイドル』の良さをもっと届けたいと思いますし、我々の活動によって、真面目にやっているけどちょっと報われてない、辛いと思っているアイドルの子が、「もうちょっと頑張ろう」と思ってくれたらすごく嬉しいですし、アイドル業界的にも良いと思います。メンバーに入れようとは考えていないですが、同士や仲間をどんどん増やしていきたいとは思いますね。

ーー寺嶋さんのお話通り、小さいことをコツコツと積み上げて、一貫としてまじめなアイドルをずっと続けてきたことは、高井さんにとってもエッセンスになるのではないですか?

高井:そうですね。元々の由芙さんのイメージって『ステージの上に立っている人』という認識でしたし、アイドルとしての寺嶋さんを見た後に、仕事で連絡を取るようになり、そこからプライベートでも会うようになっていったんですね。裏表がある人はそこまで多くはないと思いますが、プライベートでも、ファン以外の前でも由芙さんはアイドルだとすごく思いました。それを徹底して続けられていることは、本人の努力ですし、ちゃんと意識して積み上げていることは本当に尊敬しています。なおかつアイドルの素質が元々あると思いますね。本当に素敵な方で。「まじめにアイドルやっています」と口出すことって、実際のところでは、なんと言うか、真面目という言葉以上にちゃんとやらないといけない訳じゃないですか。それを自分に課せていることは、率直にすごいなと思います。
アイドル業界自体、正直ちょっと偏見的な部分があるとように見られるようになってしまうことが、ここ数年であると思っていて。スキャンダルが出てしまうことによって、それイコールアイドル全体のイメージが悪くなっちゃうことも多々あると思うんですよ。「アイドルもプライベートは・・・」のように思われてしまう職業になりつつある。それを近くで肌で感じてしまう風潮は、結構辛いなと思うんですよね。アイドルはやりたいものの、そのイメージの悪さにアイドルになることを諦めてしまうことも、あると思います。また今アイドルをやっている人にとっても、きつさを感じてしまうこともあると思います。
そんな中で、由芙さんのことを見て、本当に真面目にやっている人がいるんだと知ることができたのは大きいことなんですよ。だから由芙さんの姿を見て、私も色んな人の話を聞いた上で、私もやりたいと背中を押されるきっかけでもあったんです。そのような方と一緒にユニット活動できることは、本当に嬉しい話だと思いますね。

ーーお二人のお話を聞いていて感じました。寺嶋さんがおっしゃる通り、高井さんは大きなステージでの経験、大きな事務所に在籍していたことが、寺嶋さんにとってかなりの刺激や勉強になることがある。一方で高井さんにとっては、寺嶋さんの真面目にアイドルをやっている姿、そしてそれを変わらずに何年もずっと続けていくことへの尊敬がある。お互いのなかったもの、足りなかった部分を補いあっているイメージになりました。ある意味、それってsimpαtixの表記名を変えた”プラスアルファ”に帰着すると思いました。

寺嶋:それがユニットをやる意味だと思いますし、更に言えば寄せ集めじゃない意味だと思います。なんだろう、可愛い子を一気に集めて、「このメンバーでいい感じのグループを作っていこう」という作り方じゃないので。つき奈ちゃんが選んでくれたことは、そのような意味なのかなと思います。

ーーおっしゃる通り、ユニットはお互いを補い合って、魅力を出して高みを目指すというのは理想ですね。アイドルの一般的な流れで言えば、オーディションをして、素性や中身の分からない子が集まり、活動していくじゃないですか。その中で何をできるのかを考えることはすごく大変ですし、難しいと思います。アイドルにとってもそれがマッチするかどうかは分からない。

寺嶋:でも多分それで化ける子もいるんですよね。その環境に置かれたからこそ、輝ける隙間を探してたら才能が伸びたケースもあると思います。グループやユニットの作り方は色々だと思うけど、simpαtixに関しては、元々メンバーありきで作っているからこその強みがあると思います。最初の調整が要らないというのは早くて良いというのも利点の1つですね。

ーーそうですね。だから思っている以上に、高井つき奈、寺嶋由芙の二人がユニットをやることにすごく意味があるのではないかとすごく感じました。本当にパートナーとしては、ベストマッチなんじゃないかなと思いますね。
これからのお二人のアイディアや好きなものに対してどのように形にしていくか次第ではあると思いますが、simpαtixについてお二人が更に発信していくことによって、魅力が皆さんに伝わると思います。

高井:そうですね。この組み合わせって良いよね、というのを時間をかけて思ってもらえたら嬉しいですね。長くやることに対して意味があるということも、アイドルにとってはなかなか珍しいと思いますし、真面目に続けていくにあたって、長くやればやるほど伝わっていくものではあると思います。そのような感じで、二人でやっていけたらすごく良いなと思います。

ーーもうかなりお話に出てしまった部分があって申し訳ないんですけど、改めて高井さんはsimpαtixをどのようなグループにしていきたいと考えていますか?

高井:このような時代に真面目にやっている2人が、このユニットで活動していることをしっかりと示していけるユニットになれたら良いなというのが第一に思うことです。先ほども由芙さんが言っていた通り、続いていくものに対しての希望を見出して欲しいなと思いますね。真面目にやっているかつ『好き』と胸張ってやれる環境で活動している、私たちというアイドルという存在が二人いるよ、というのを見せていきたいです。
それは、今のアイドルの子に対しても、これからアイドルになりたい子に対しても、希望になるようなユニット活動をしていきたいです。あとせっかく自分たちで決められる権限があるので、好きなものに対して一生懸命に、一緒になって仕事しようと思っています。

寺嶋:サンリオピューロランドでライブしようね!

高井:やりたい!! ピューロランドでのライブを実現したいですね。ぜひやりましょう!!

インタビュー後編は、ガルポ!( https://www.galpo.info/ ) さんでアップされます! ぜひチェックお願いします!
後編もお楽しみに!!

「 いたいあまいキス/すき、いまあいたい 」

形態:TyapeA、TypeB、TypeCの3形態
仕様:CDシングル(両A面)
発売元:payayaam records
販売元:株式会社ステレオ
流通:ダイキサウンド(株)、ハピネット、一部直店(ヴィレッジヴァンガード)

■各形態概要

タイトル:いたいあまいキス / すき、いまあいたい Type A

発売日:5/27(水)
品番:PYYM-1002
価格:1,090円(税抜)
1,200円(税込)
収録内容:4曲収録予定
曲順:未定
仕様:高井つき奈ジャケット仕様

タイトル:いたいあまいキス/すき、いまあいたい Type B

発売日:5/27(水)
品番:PYYM-1003
価格:1,090円(税抜)
1,200円(税込)
収録内容:4曲収録予定
曲順:未定
仕様:寺嶋由芙ジャケット仕様

タイトル:いたいあまいキス/すき、いまあいたい Type C

発売日:5/27(水)
品番:PYYM-1003
価格:1,364円(税抜)
1,500円(税込)
収録内容:4曲収録予定
曲順:未定
仕様:メンバー全員ジャケット仕様。

【simpαtix プロフィール】

「simpαtix」(読み:シンパティクシュ、この度から表記を改め、αのみアルファ記号表記となる)は、寺嶋由芙、髙井つき奈(プロデューサー兼メンバー)の二人組からなる完全セルフプロデュースアイドルユニット。2019年10月22日渋谷ストリームホールにてデビュー。期間限定の体制を経て、今回2名体制にて始動。楽曲は作家のヤマモトショウ(ex. ふぇのたす)が担当。グループ名simpαtixの語源はハンガリー語の「SZIMPATIKUS」からきており、「だれかと初めて出会って、直感的にその人が良い人だと感じる時。恋愛感情を抜きとした一目惚れ」という意味。アイドルを隙になる瞬間に一番近い感覚や表現、そんな気持ちがこのアイドルで続くようにこの名がつけられた。

◆simpαtix 公式ホームページ
https://simpatix.amebaownd.com

◆simpαtix Twitter
@simp_tix

【メンバープロフィール】

・寺嶋 由芙(てらしまゆふ)
1991年7月8日生まれ。出身地:千葉県
ディアステージ所属。愛称は「ゆっふぃー」
「まじめなアイドル、まじめにアイドル。」なソロアイドルとして活動中。大のゆるキャラ好きで「アイドル」と「ゆるキャラ」を繋ぐ活動も楽曲のコラボレーションをはじめ、ゆるキャラグランプリの司会を務めるなどして活発に行っている。

Twitter
@yufu_0708

Instagram
yufu_terashima

公式ホームページ
http://yufuterashima.com

・髙井 つき奈(たかいつきな)
1995年7月6日生まれ。出身地:愛知県
simpαtix 総合プロデューサー兼メンバー
ももいろクローバー、SKE48 共にの初期メンバーとして関わる。
現在はアイドルグループの作詞提供から、フリーライターとしての仕事も行っている。

Twitter
@tsukina76

Instagram
tsukinatakai


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