アリババ(Alibaba)がIoTと人工知能に14億ドルを投資

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中国のeコマースプラットフォーム大手のアリババ(Alibaba)は、人工知能とIoT技術に14億ドルを投資すると2020年5月20日水曜日に発表しました。主に音声アシスタントTmall Genieを改善し、それを取り巻くエコシステムを強化することを目的としており、教育、健康などの分野のアプリケーションも提供する予定です。

同社はプレスリリースで、Alibaba CloudとDAMOアカデミーの各部門を利用して、IoT、エッジコンピューティング、人工知能技術向けのオペレーティングシステムと同様、人工知能とIoT( ‘AIoT’)を組み合わせた技術開発におけるR&Dの取り組みを強化したいと述べています。

2017年に接続されたスピーカーTmall Genieを発売したアリババ(Alibaba)は最新バージョンを発表しました。10インチ画面が付属しているスピーカーは77.28ドルの価格で販売されています。将来的にアリババ(Alibaba)は、音声アシスタントのパーソナライゼーションと自然言語および視覚言語での対話を可能にすることにより、ユーザーエクスペリエンスを改善したいと考えています。

アリババ(Alibaba)は、中国で販売されていないのでAmazon Echoとの競争に直面することはありませんが、同国にはXiaomiやBaiduがいます。

アリババ(Alibaba)はまた、エンターテイメント、教育、健康、オンラインショッピングのコンテンツを開発することにより、Tmall Genieのエコシステムを強化することも示唆しており、中国のeコマースのスペシャリストは、eコマース以外の分野での技術提供も強化していくようです。

(画像引用:https://detail.tmall.com/

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