「自分も新たな扉が開いた」「こういう展開ははじめて」 マンガ『女の子はお姉さまに守られたい。』の意外すぎる結末に反響多数

2020年5月28日に『アラサー女勇者とショタオーク』(KADOKAWA)が刊行となる斎創さん(@saiso_)が、Twitterでマンガ『女の子はお姉さまに守られたい。』を発表。その結末に「新しい」「こういう展開ははじめて見た」といった反応が多数集まっています。

帰りが遅くなってしまった女子学生。そこに酔っ払ったサラリーマン風の男がナンパ。「すみません急いでいるんで」と断りますが、「いいじゃ~んちょっとだけさぁ~」と腕を掴まれてしまいます。「止めて下さい!!」と抵抗しますが、相手の力が強くて振りほどけません。

そこに、髪の肩まで伸ばした、スラッとした容姿の女性が腕を離させ、「嫌がってるから放してあげたらいかがデスか?」と笑顔で言い放つと、「くそっ!覚えていろよ!!」と捨てゼリフ。「初めて生で聞きましたそのセリフ」と言いつつ、「でもその労力は他のことに使うから忘れちゃいマスネ~」と手を振る姿にハッとなった女子。「すみません!ありがとう御座いました」とお礼を言うと、「いいデスから気にしないデ」と何でもなかったような態度。かっこいい!

「それより腕は大丈夫デスか?」と気遣う女性。特に何もなかったことが分かると、「アトにならないでよかったデス」とほっとしたような笑顔を見せます。ここでキュンとしてしまった女子。駅まで送るという女性に「こ、これはもしかして…お姉さま!お姉さまでは!?」と完全に心を奪われた様子。「あ、あの!後できちんとお礼したいので!もしよろしければお姉さまのお名前と連絡先を!!」と伝えますが……。

「…ごめんなサイ」と胸板を見せて、「ワタシ…お姉さまではないのデス…」というお姉さま(♂)。「誤解させてしまったならすいまセン」と謝るお姉さま(♂)に、「これが…新しい扉…」とむしろさらにキュンキュンしてしまった女子でした。

「元から女装もの自体は好きでしたが、最近描く機会がなかなかなくて、久々にきれいなお姉さん(♂)と女の子の組み合わせが描きたかった」という斎創さん。「ファッションから自己表現まで、人の数だけ女装があると思っています」といい、「百合だと思っていたけれどこれはアリ」「自分も新たな扉が開いた」などの反応には、「女装ものは苦手な方も多いと思ったのですが、多くの皆さんが好きと言って下さって大変うれしいです!」とコメントしてくれました。

ちなみに斎創さんによると、このお姉さま(♂)は「デザイン会社勤務の会社員」とのこと。ボーイッシュなイメージの女性がいるのと同じように、フェミニンな雰囲気の男性が最近では増えている印象。「雄姉さま」「お兄姉さま」といった感想も上がっていましたが、それがどストライクという人は案外多いのかもしれません。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/saiso_/status/1264485099598426112 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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