「デブ根性、オレが責任もって叩き直す」読めば誰もが痩せてしまう!? 話題沸騰「テキ村式ダイエット」
夜中にカップ焼きそばを食べながら「やっぱりダイエットは明日から!」と口にしたり、楽に痩せたい気持ちから「飲むだけで痩せる!」的なサプリを買ってしまったり。これって「ダイエットに失敗する人あるある」ではないでしょうか。
こうしたマインドを「甘いんだよ。激甘」と叩きつぶし、どんなダイエットサプリよりも効く「痩せメンタル」を授けてくれるのがテキーラ村上さんです。そして、彼がTwitterやブログで発信するスパルタな「テキ村式ダイエット」が反響を呼び、このたび一冊の書籍として出版されることとなりました。
本書『痩せない豚は幻想を捨てろ』の帯に描かれているのは「読めば誰もが痩せてしまう! 前代未聞のダイエット本が誕生」という言葉。いったいどんな斬新なダイエット法を教えてくれるのかと、思わず身を乗り出した方もいるのではないでしょうか。
けれど、本書に書かれているダイエット法は、むしろスタンダードなものといえるかもしれません。たとえば、食事であれば糖質制限か脂質制限をする、水は一日に1.5~2リットル飲むなど。運動であれば、傾斜をつけて早歩きする、筋肉の部位ごとに分割してトレーニングするなどです。
テキーラ村上さんが提唱しているのは「痩せやすく太りにくい体を作る」という基礎的なこと。では、なぜここまでテキ村式ダイエットは支持されるのでしょうか?
それは「テキ村式ダイエットの最も重要なポイントは、そもそも手法ではなくメンタリティにある」(本書より)ということなのです。
「その言い訳がましいデブ根性、オレが責任もって叩き直す」「まずは脳から痩せろ、話はそれからだ」「デブを極めきった、デブエキスパートのお前に今一度言う」「クソの役にも立たない部分痩せの幻想を捨てろ、今すぐにだ」など、本書にはテキ村語録とでもいうべき名言が満載。これまでの「我慢せずとも痩せられる」という幻想を打ち砕く「真実の言葉」が書かれているのです。これこそがテキ村式ダイエットの真髄であると言えるでしょう。
とはいえ、ただの罵詈雑言ではなく、その根底にあるのはテキーラ村上さん自身が「元デブ」で、試行錯誤して体脂肪率一桁台という現在の身体を手に入れたからこその愛あるメッセージなのです。
「ダイエットは明日から」「楽して痩せたい」――そんな考え方が染みついたダイエッターをガツンと目覚めさせてくれる本書。テキーラ村上さんに罵られる覚悟ができたら、あとは読んで実践するだけです!
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