そう言われたらそう解釈できちゃう…『Pretender』を曲解！

曲解（きょっかい）。

物事や相手の言動などを素直に受け取らず、わざとねじ曲げて解釈すること。

誰もが知っている名曲でも曲解、ねじ曲げて解釈してみると…ちょっと違って一面が見えてきます。そんな曲解ソングをご紹介！

今回の曲解ソングは…

大人気バンド・Official髭男dismが2019年5月にリリースし、大ヒットを記録した『Pretender』。好きな女性に対する男性の思いが情緒的に描かれたラブソングです。

これを曲解してみると…「恋愛ゲームに熱中するオタクの歌」に聞こえてしまうのです！

全体的に“二次元に恋するオタク”要素がたくさんあります…。

君とのラブストーリー
それは予想通り
いざ始まればひとり芝居だ
ずっとそばにいたって
結局ただの観客だ

ゲームはシナリオ通りに進んで行き、始まってもその世界に入り込むことはできず…結局は観客になってしまうのです…。

さらに…

感情のないアイムソーリー
それはいつも通り
慣れてしまえば悪くはないけど
君とのロマンスは人生柄
続きはしないことを知った

感情の無いセリフはいつも通り…でも悪くない。

ロマンスはゲームのエンディングが来れば終わってしまいます。永遠には続きません。

さらにさらに…

もっと違う設定で　もっと違う関係で
出会える世界線　選べたらよかった
もっと違う性格で　もっと違う価値観で
愛を伝えられたらいいな　そう願っても無駄だから

もはやこれは完璧なゲーム脳！

そしてサビ…オタクがモニターの中にいるヒロインに語りかけていると思ってみてください。

グッバイ
君の運命のヒトは僕じゃない
辛いけど否めない　でも離れ難いのさ
その髪に触れただけで　痛いや　いやでも
甘いな　いやいや
グッバイ
それじゃ僕にとって君は何？
答えは分からない　分かりたくもないのさ
たったひとつ確かなことがあるとするのならば
「君は綺麗だ」

叶うことのない二次元に恋している切ない姿が浮かびませんか？

切ないオタクの歌にも聞こえてしまう『Pretender』。

まだ聴いたことが無い方はぜひ一度聴いてみてください！

（Written by　大井川鉄朗）

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