「コスメ男子ももっとメジャーになれば」 マンガ『美少女(♂)がコスメ好き男子のスイッチ押しちゃう話』がニヤニヤ展開

コスメ好き男子が御堂賢士郎くんが、モサヒョロ男子の幼馴染・日浦くんを練習台にしてお化粧したら、とんでもない美少女になってしまうという万丈梓さん(@azusa_banjo)の『恋する(おとめ)の作り方』(旧『幼馴染(♂)を女の子にしてしまった話』)。2020年4月21日にTwitterに投稿された『美少女(♂)がコスメ好き男子のスイッチ押しちゃう話』では、どうも日浦くんがコスメ道具に興味を持ち始めたようで、二人のやり取りにキュンとさせられます。

より女の子っぽく見えるようにファンデーションを肌色よりワントーン高めにして、日浦くんの目はもともと大きいのでアイラインは黒目と目尻だけ。タレ目を作るために下まぶたに締め色。透明感を出すためにブルー系リップ……「ーん、今日も完璧!」と御堂くんが自賛するだけの出来栄え!!

「いまだにこれが僕の顔だと思えない」と鏡を見る日浦くんに「お前のよさが出るようにメイクしてんだから」という御堂くん。「メイク道具ってこんなに種類あるんだ。女の子って大変だな…」といいながらじーっと道具を握り見る様子に、「もしかして興味あるのか?」と聞くと、恥ずかしそうに「ま、まぁ、それなりに」と答えちゃいます。

「マジかよ~!! ようやくお前もコスメに興味持ってくれたんだな!!」と超うれしそうな御堂くん。「暑苦しい」といいつつ、「コスメじゃなくて、御堂の好きなものに興味あるだけだし!!」という日浦くん。ちょっと、これズルすぎる可愛さ……。

そんなことよりもコスメに関心を持ってくれたことが嬉しくてたまらない御堂くん。「お前用のコスメも買いに行こうぜ」と完全に前のめり。「あ~~もう変なスイッチ押した~~!!」となりつつも、「一緒に買い物……デート……」と赤くなる日浦くんでした。

「男なら美人でもOK」「最高」という声が上がっていたこのマンガ。今回、万丈さんに『おとつく』について質問してみました。

--この作品をを着想されたきっかけについて教えてください。

万丈さん:もともと男の娘や女装キャラが好きで、ちょっと不器用で恥じらいが可愛い男の娘の恋愛話を描きたいと思ったのがきっかけです。そこに「自ら女装するのではなく、相手役の男の子に可愛くしてもらう」というメイク設定を足して今の形になりました。

--男子がメイクに興味を持つという行為について、どのように捉えていらっしゃるのでしょうか?

万丈さん:男性のメイクさんもたくさんいらっしゃいますし、特に珍しいことだとは思っていないです。お化粧の大変さをわかってくれる男子というのは、個人的にはとても魅力的に映ります。料理男子と同じぐらい、コスメ男子ももっとメジャーになればいいなと思います。

--今回の漫画の反応について、感想をお願いします。

万丈さん:日浦と御堂に共感してもらえたり、二人の恋のお話を広い心で受け入れてもらっているのはとてもありがたいことだと思います。何よりやはり「可愛い」と言っていただけるのが嬉しいです。

現在『恋する(おとめ)の作り方』は『comicPOOL』(pixiv×一迅社)で連載中。「Twitterのものよりも少し先行で載っているので、是非そちらも読んでいただけると嬉しいです」とのことなので、気になる人は是非チェックを!

恋する(おとめ)の作り方(pixivコミック)
https://comic.pixiv.net/works/6403 [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/azusa_banjo/status/1252441953272119296 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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