『映画秘宝』復刊号が2010年代映画ベスト10を発表 あのホラー映画がランクイン[ホラー通信]

2020年1月21日の発売をもって休刊していた映画雑誌、月刊『映画秘宝』が宝島社より復刊。4月21日(火)に6月復刊号が発売となった。

誌面では、『映画秘宝』編集部が独断と偏見で決める「2010年代映画ベスト10ランキング」を発表。ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)が1位を獲得し、本号の表紙を飾った。

ランキングにはマット・デイモンが火星で置いてけぼりをくらう『オデッセイ』や、史上最高にキュートな涙目ジョーカーが登場する『レゴバットマン ザ・ムービー』といった作品が並ぶが、ランキング唯一のホラー映画として、アリ・アスター監督の『へレディタリー/継承』が10位にランクインしている。今年2月公開の『ミッドサマー』も大きな話題を呼んだアリ・アスター監督のショッキングな長編デビュー作、未見の方はこの機会にぜひ鑑賞されたし(覚悟の上で)。

ランキングは以下の通り。

『映画秘宝』が独断と偏見で勝手に決める!
問答無用の2010年代映画ベスト10ランキング!

1位『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15年 米・豪)
2位『オデッセイ』(15年 米)
3位『レゴバットマン ザ・ムービー』(17年 米)
4位『スーパー!』(10年 米)
5位『バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋』(15~17年 印)
6位『キラー・ジョー』(11年 米)
7位『ヒーローショー』(10年 日)
8位『十三人の刺客』(10年 日)
9位『哀しき獣』(10年 韓)
10位『ヘレディタリー/継承』(19年 米)

ベスト10とあわせて、「2010年代BEST GIRL&GUY&DIRECTOR」も発表。ベスト・ディレクターには、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを大ヒットさせ、ホラーなアンチ・ヒーロー映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』でプロデューサーも務めたジェームズ・ガンが選ばれている。

天上天下唯我独尊!
2010年代BEST GIRL&GUY&DIRECTOR

・BEST GIRL:シャーリーズ・セロン
・BEST GUY:アダム・ドライヴァー
・BEST DIRECTOR:ジェームズ・ガン監督

また、本号では独自の切り口で2010年代の映画をテーマ別に徹底大総括。「町山智浩が語る元気が出る映画大全」、「アメコミ映画ベスト武装ファッション10選」といったテーマのほか、「格差社会ホラー10選」なんてテーマも。

『映画秘宝』6月号は現在発売中。Amazonでは早々に予約完売しており、定価以上で転売されていることがあるため注意されたし。高値で買うと転売屋が跋扈することになるので、在庫のある書店できちんと定価で買おうね。

『映画秘宝』
2020年6月号4月21日(火)発売

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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