加藤茶、志村けんの訃報に放心状態……妻・加藤綾菜がコメント「本当に親友みたいに仲が良くて。結婚したときに世間に認めてもらえない中、志村さんだけが喜んでくれた」

4月5日に生放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)に加藤茶さんの妻である加藤綾菜さんが出演し、志村けんさんが亡くなってからの夫の様子などを語った。

新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に急逝した志村けんさん。加藤茶さんとはザ・ドリフターズのメンバーで2人でのメイン番組も多く、この日の番組ではその歴史を振り返るとともに、「日本の宝を奪ったコロナが憎い……」とコメントしたことも取り上げた。

妻の加藤綾菜さんは訃報が届いたときの様子を、「報道が出る前日の亡くなってすぐに加トちゃんに電話があって、加トちゃんの顔色がすごい変わったんですよ。真っ白になって放心状態になっていたので、志村さんに何かあったのかなと思って聞いたら『もうダメだった……』と言って、もう声もかけられないような状態で。ずっと放心状態でぼーっとしていました」と振り返った。

訃報から一週間経った現在の加藤茶さんの状態を尋ねられると、「昨日も泣いていて。全然元気はないという感じです」とコメント。

また、志村さんと加藤茶さんは最近も連絡を取り合っていたのか?という質問に、「(連絡は)取ってます。志村さんから結構電話をいただいたりしていて、(不仲説など)いろいろ噂はあったと思うんですけど、本当に親友みたいに仲が良くて。志村さんから電話がきたらすっごい加トちゃんが笑ってるんですよ。だからすごく仲が良いなというのもあったし。結婚したときに、世間の方になかなか認めてもらえない中、志村さんだけが『加藤さん良かったね!』ってすごい喜んでくれて、すっごく嬉しかったというのもあります」と目を潤ませた。

4月1日には、フジテレビの追悼番組に出演した加藤茶さん。綾菜さんは「追悼番組に出る前までは、志村さんに手紙を書くためにいろいろ思い出したりとかしてたんですけど、追悼番組が終わった後のほうが結構ガックリきたみたいで。『こんなに志村が何十年間一生懸命やってきたことが、この2時間で終わっちゃうのかと思ったらもう苦しい』と言っていたのと、あと本当に志村さんが舞台でコントなどをやってくれているからこそ、ドリフが生き続けているというのもあるし、70歳になって本当に名人の域に達した、と加トちゃんがすごく言っていて。なのに、こんなに早く志村さんが亡くなったことが本当に残念でならないと言っていました」と語った。

そして、「志村さんの死がなかったら、私はコロナがこんなに恐ろしいなんて思ってなかったんですよね。でも、今回のことで本当に自粛して、加トちゃんとずっと家に居て、それを徹底することが大切な人を守ることなんだということが本当にわかりました」と訴えた。

番組MCの爆笑問題・太田光は、「みんな本当に遺族みたいなものだから、心の整理がつかないのは当たり前だと思うんですよね。だからもう一回、このコロナ騒ぎが終息したら、ちゃんと志村さんの追悼番組をみんなで楽しくやりたいな」とコメントした。

ぽん

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テレビが好きだポン。NHKの受信料はちゃんと払ってるポン。

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