Lyftが新型コロナ対応業務に従事する労働者向けに無料のスクーター乗車を提供

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米国での新型コロナウイルス感染拡大が凄まじい。患者の急増で、医療現場にはかなりの負担がかかっている。

そうした過酷な状況で働く人々をサポートしようと、Lyftは米国6都市で無料のスクーター乗車を提供すると発表した。

・4月30日まで乗車無制限

Lyftはこれより前にニューヨーク市、シカゴ、サンフランシスコ・ベイエリア、ボストンでヘルスケアワーカー向けにシェアリング用自転車の無料ライドの提供を開始した。

これを拡大したのが今回のスクーター乗車提供だ。オースティン、デンバー、ロサンゼルス、ワシントンD.C.、サンディエゴ、サンタモニカの救急隊員やヘルスケアワーカーらに提供する。

1回あたりの乗車は30分で、利用回数に制限はない。差し当たっては4月30日までのプログラムとなる。

・病院周辺に多めに配備

無料乗車の提供の目的は、新型コロナとの闘いの最前線にいる人たちがスムーズに通勤できるようにすること、それから公共交通機関などの使用を回避することで感染リスクを下げることにある。

発表文の中でLyftは、対象となる人が必要なときに利用できるよう、病院周辺に重点的にスクーターを配備するとしている。

また、感染が懸念されるだけに、同社はスクーターの清掃・消毒の頻度を増やすという。

米国ではいま、さまざまな企業が本来の事業を停止して医療機器や備品の生産に乗り出したり、無料でプラットフォームを開放したりと、新型コロナの対応にあたっている。Lyftに続く企業も出てくるはずだ。

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