個人情報売買・使用されたと主張 オーストラリア情報コミッショナー事務局がFacebookを提訴
2020年3月9日、オーストラリア情報コミッショナー事務局(Office of the Australian Information Commissioner、OAIC)は、個人情報の取扱いを規制するオーストラリア連邦法のプライバシー法1988(Privacy Act 1988)に違反したとして、Facebookをオーストラリア連邦裁判所に提訴したと発表しました。
The Australian Information Commissioner has lodged proceedings against Facebook in the Federal Court, alleging the social media platform has committed serious and/or repeated interferences with privacy in contravention of Australian privacy law: https://t.co/mN59oUzKgX pic.twitter.com/iP0rk8R7Vo— OAIC (@OAICgov) March 9, 2020
https://twitter.com/OAICgov/status/1236867396532465664
OAICがFacebookの提訴に至った理由は、Facebookが収集したオーストラリア人ユーザーの個人情報が、「This Is Your Digital Life」というFacebookアプリに不当に開示されたためとしています。
「This Is Your Digital Life」は、ダウンロードした張本人の個人情報だけでなく、友達の個人情報も収集可能だったということです。
OAICは、結果としてオーストラリア国内のFacebookユーザー約311127人の個人情報が、政治目的などの理由で販売または使用されたと主張しています。
※画像とソース:
https://www.oaic.gov.au/updates/news-and-media/commissioner-launches-federal-court-action-against-facebook/
(執筆者: 6PAC)
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